学校栄養教育論A

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
学校栄養教育論A
Education for School Nutrition A
B403210001 2 3 前期授業 専門科目 DRNUT3701-J1 火3,火4 I401 並河 信太郎
高尾 理樹夫

授業目標

1.学校教育における食に関する指導の必要性が説明できること。
2.食に関する指導の指導内容、方法が説明できること。
3.食に関する指導における栄養教諭の役割が説明できること。
4.栄養教諭の職務内容が説明できること。

教科書

金田雅代編著「四訂栄養教諭論―理論と実際―」(建帛社)

参考書

笠原賀子著「栄養教諭のための学校栄養教育論」(医歯薬出版株式会社)
文部科学省著「食に関する指導の手引(第ニ次改訂版)」(文部科学省)

関連科目

学校栄養教育論B

授業の概要

近年の子どもたちの食を取り巻く環境の変化に伴い、生活習慣病など食に起因する健康課題が指摘されている。そして、子どもたちが望ましい食習慣と自己管理能力を身に付けられるよう学校教育の充実が求められている。学校教育における食に関する指導を推進していくため、平成16年5月に学校教育法等の一部が改正され、新たな教諭職として栄養教諭が創設された。栄養教諭は学校給食を生きた教材として活用し、食に関する指導と学校給食の管理を一体のものとして行う。その職務は、大きく3つに分けられる。
1.肥満傾向、過度の痩身、偏食傾向、食物アレルギーを有する児童生徒等への個別的な相談指導
2.給食の時間を中心として、家庭科や保健体育科など関連教科や特別活動の時間などに、学校給食を生きた教材として活用しつつ行う食に関する指導
3.食に関する指導に係る全体計画の作成など、学校全体での取り組みを企画立案段階から中心的にかかわり、他の教職員と連携・調整して食に関する指導を進めるとともに、学校給食だよりなどを活用した家庭への働きかけや、地域の生産者の方々等と連携して体験学習など
 本講義では、学校教育における食に関する指導の重要性、学校給食の役割、栄養教諭の全体像及び職務の実際等について講義する。

授業計画

第1回 オリエンテーション
(目標)講義の目標・内容・事前準備学習について理解する。
準備学習等 シラバスを事前に確認しておく
第2回 学校教育における食に関する指導
(目標)学校教育における食に関する指導の必要性、現状を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第5章1から3の内容を事前に読んでおく
第3回 栄養教諭制度創設の経緯と背景
(目標)食に関する指導体制の整備をはかることを目的として栄養教諭制度が創設された。その経緯と背景を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第1章1の内容を事前に読んでおく
第4回 栄養教諭の役割
(目標)栄養教諭は学校教育における食に関する指導の中核的な役割が担うことを理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第5章5)の内容を事前に読んでおく
第5回 栄養教諭の職務
(目標)栄養教諭の職務は食に関する指導と学校給食の管理に大別されること及びその内容を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第1章5の内容を事前に読んでおく
第6回 学校給食の意義・役割
(目標)学校給食が学校教育において担う意義・役割を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第2章1)の内容を事前に読んでおく
第7回 学校給食の栄養管理・衛生管理
(目標)学校給食の栄養管理及び衛生管理のねらい・内容、食に関する指導への活用を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第1章7の内容を事前に読んでおく
第8回 子どもの発達・健康
(目標)児童・生徒体位、体力、健康状態を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第4章1から2の1)の内容を事前に読んでおく
第9回 子どもの食生活
(目標)児童・生徒の栄養素摂取状況、食生活の実態を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第4章2の2)から4の内容を事前に読んでおく
第10回 食に関する指導の法令・制度
(目標)学校教育法をはじめとする食に関する指導に関する法令・制度を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第1章7から8の内容を事前に読んでおく
第11回 学校給食の法令・制度
(目標)学校給食法をはじめとする食に関する指導に関する法令・制度を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、配布資料を事前に読んでおく
第12回 学校給食の歴史
(目標)学校給食の開始から今日に至るまでの歴史を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第1章6の内容を事前に読んでおく
第13回 食生活の変遷と学校給食
(目標)日本の古来からの食文化と食事内容・食器など学校給食の変遷を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第3章の内容を事前に読んでおく
第14回 学習能力の発達と食に関する指導
(目標)児童・生徒の発達段階における学習能力とその特徴を踏まえた食に関する指導を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第7章1の内容を事前に読んでおく
第15回 食に関する指導の評価
(目標)食に関する指導の全体計画に基づいて行う食に関する指導の評価を理解する。
準備学習等 前回の目標について復習し、教科書第6章4、第7章3の内容を事前に読んでおく
第16回 試験 準備学習等 第1回から第15回の内容を復習しておく

成績評価

授業目標(達成目標)の1~4の達成度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、1~4の全ての項目で基本的な問題を解けることが必要である。成績を評価する手段として、レポート、小テスト(2回)と期末試験を用いる。成績評価に占める割合は、レポート10%、小テスト15%、期末試験75%とする。