道徳教育論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
道徳教育論
Moral Education
B402680002 2 2 前期授業 専門科目 DWEDU2333-J1 水3 オンライン(中百舌鳥キャンパス) 池田 華子

オフィスアワー

木曜3コマ(事前に連絡してください。)

授業目標

本科目では、道徳教育に関する基礎理論(原理)及び指導法を学び、実践的指導力の基礎を養うことを目的とする。
具体的には以下の能力を身につけることを達成目標とする。
 1.道徳の本質(道徳とは何か)を説明できること。
 2.道徳教育の歴史や現代社会における道徳教育の諸課題(いじめ、情報モラル等)を理解し説明できること。
 3.子どもの心の成長と道徳性の発達について理解し説明できること。
 4.学習指導要領に示された道徳教育及び道徳科の目標、その主な内容を理解し説明できること。
 5.学校における道徳教育の指導計画や教育活動全体を通じた指導の必要性を理解し説明できること。
 6.道徳科の特質を生かした多様な指導方法の特徴を理解し説明できること。
 7.道徳科における教材の特徴を踏まえて、授業設計に活用することができること。
 8.道徳科の特性を踏まえた学習評価のあり方を理解し説明できること。
 9.模擬授業の実施とそのふり返りを通して、授業改善の視点を身につけていること。

教科書

文部科学省『中学校学習指導要領〈平成29年告示〉解説 特別の教科 道徳編』教育出版、2018年
井藤元 編『ワークで学ぶ 道徳教育』ナカニシヤ出版、2016年

参考書

ジェームズ・レイチェルズ(古牧徳生・次田憲和 訳)『現実を見つめる道徳哲学―安楽死からフェミニズムまで』晃洋書房、2003年
その他、授業中に適宜指示する。

授業時間外の学習(準備学習等について)

準備学習の欄に示す教科書の指定範囲を、授業の前後に読むこと。

授業の概要

本科目では、国内外における道徳教育の理論やそれをめぐる歴史的背景等の理論的側面と、学校における道徳科の学習指導案の作成方法等の実践的側面の両面を踏まえた、道徳教育に関する総合的な力を身につけることを目指す。
家庭や地域社会の教育力が低下し、急速なグローバル化の進展とともに伝統的な価値の相対化が進む現代社会では、その大きな変化に対応すべく、道徳の教科化を始め、道徳や倫理への関心が高まっている。そうした現状を踏まえた上で、道徳教育について、道徳とは何か、あるいは何が道徳教育なのかといった根本的な問いにまで遡りながら学ぶ。
授業は、ハンドアウトに基づく講義形式を予定している(各回の内容に応じてPowerPointも用いる)。

授業計画

第1回 オリエンテーション(道徳とは何か) 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第3章
第2回 道徳教育の基礎・基本(1)道徳と教育 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第2章
第3回 道徳教育の基礎・基本(2)学校における道徳教育 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第1章
第4回 道徳教育の歴史(1)戦前の道徳教育 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第4章
第5回 道徳教育の歴史(2)戦後から現在の道徳教育 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第5章
第6回 道徳教育の現状と課題(1)いじめ、情報モラル 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第10章・11章
第7回 道徳教育の現状と課題(2)グローバル化 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第7章
第8回 発達理論から見る道徳(1)ピアジェ、コールバーグ 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第2章・8章
第9回 発達理論から見る道徳(2)エリクソン 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第13章
第10回 道徳教育の授業理論 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第2章・16章
第11回 道徳科の指導(1)年間指導計画、学習指導案の書き方 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第20章、
『中学校学習指導要領解説』
第12回 道徳科の指導(2)学習指導の方法 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第18章、
『中学校学習指導要領解説』
第13回 道徳科の指導(3)評価のあり方 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第17章、
『中学校学習指導要領解説』
第14回 道徳教育の可能性 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』第15章
第15回 まとめ(リフレクション) 準備学習等 『ワークで学ぶ 道徳教育』未読箇所

成績評価

授業目標(達成目標)1~9の達成度で評価を行う。
単位を取得するためには
 1.道徳教育の基礎・基本に関する事項について、半分以上を説明できる。
 2.道徳教育の歴史に関する事項について、半分以上を説明できる。
 3.発達理論から見る道徳に関する事項について、半分以上を説明できる。
 4.道徳教育の現状と課題について、おおよそ説明できる。
 5.道徳科の指導について、教育実習等で実施できる力が身についている。
上記の5点を達成することが求められる。
成績を評価する手段として、授業内の課題・提出物(リフレクションシート)と期末レポートを用いる。
成績評価に占める割合は、授業内の課題・提出物が45%、期末レポートが55%とする。