教育課程論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
教育課程論
Curriculum Theory
B402650002 2 2 前期授業 専門科目 DWEDU2330-J1 水2 B3-208,オンライン(中百舌鳥キャンパス) 若林 身歌

オフィスアワー

水曜日12:15~13:15
上記の時間以外でも在室時は随時対応します。
時間を要する場合は事前にメールにて日時を調整のうえ来室するようにお願いします。

授業目標

学校における教育課程をめぐる問題と教師の抱える実践的課題および今日的課題について理解するとともに、教育課程について代表的な思想と実践事例を学ぶことを通して、来る教育実習や将来の教育実践に向けて教育課程の編成について土台となる見方・考え方を養う。
また「総合的な学習の時間」のカリキュラム開発を通して教育課程の自主編成・民主編成への積極性とカリキュラム開発の基礎的技法を身に付ける。

この授業における具体的な到達目標は次の4点である。
1.教育課程をめぐるわが国の現状と学校・教師が抱える実践的課題・今日的課題がわかる。
2.学習指導要領の分析より自分の担当教科のカリキュラムの全容と教科固有の特質を捉えることができる。
3.グループで協力して「総合的な学習の時間」のカリキュラムを開発することができる。
4.教育課程をめぐる鍵的課題・今日的課題について事例を検討し、改善に向けて自分なりに提案をすることができる。

教科書

 テキストは用いず、毎回レジュメと資料を配付し、それを用いて授業を行う。
第6回第7回の授業で学習指導要領の分析を行うので、自分が取得しようとしている免許の学習指導要領解説(『○○学校学習指導要領解説』)を用意しておくこと。(例:文部科学省『中学校学習指導要領解説 数学編』『高等学校学習指導要領解説 国語編』など)

参考書

テーマ別に授業の中で随時紹介する

授業時間外の学習(準備学習等について)

準備学習が必要な場合はウォーミングアップ課題として前の時間に翌週の授業に向けての準備学習の課題を提示する。

復習に向けては特に課題を設定しないので、授業プリントや配布資料を読み返して学習内容をもう一度自分の言葉でノートに整理したり、授業での議論について再考するなどしてほしい。

なお、深化学習として、授業と並行してニュースや新聞で取り上げられる教育時事に着目し、それらと授業で学習した内容・議論を関連付けて考えることを通して授業での学びをさらに深めてほしい。
発展学習としては、各回の授業でテーマ毎に紹介する参考文献・関連文献を読むことをおすすめしたい。

授業の概要

 本講義では、はじめに教育課程をめぐるわが国の現状と学校・教師が抱える今日的課題について学んだ上で、教育課程をめぐる代表的な思想と議論、わが国における学校教育の歩みと学習指導要領の歴史について学習する。そのうえで学習指導要領の分析を通して、自分の専門教科の教育課程(教科課程)についての理解を深めるほか、グループで総合的な学習のカリキュラム開発に挑戦することを通して、実践的に教育課程編成の基本原理と基礎的技法を学ぶ。

授業計画

第1回 オリエンテーション 準備学習等
第2回 学校における教育課程の意義と今日的課題 準備学習等
第3回 教育課程編成の立場とカリキュラムの類型(1)学問中心主義と児童中心主義 準備学習等
第4回 教育課程編成の立場とカリキュラムの類型(2)学問中心主義と児童中心主義のカリキュラム-その長所と短所 準備学習等
第5回 学習指導要領にみる日本の学校教育と教育課程のあゆみ 準備学習等
第6回 学習指導要領とわたしの担当教科のカリキュラム(1)今期改訂における担当教科の変化とカリキュラムの構造 準備学習等
第7回 学習指導要領とわたしの担当教科のカリキュラム(2)担当教科のカリキュラムの全容と特質をさぐる 準備学習等
第8回 教育課程の鍵的課題 学力と評価の問題(1)学力評価の歴史的展開とPISA 準備学習等
第9回 教育課程の鍵的問題 学力と評価の課題(2)学力評価問題の今日的課題 準備学習等
第10回 教育課程の今日的課題 「総合的な学習」と特色ある学校づくり(1)「総合」の制度化 準備学習等
第11回 教育課程の今日的課題 「総合的な学習」と特色ある学校づくり(2)代表的実践に学ぶ 準備学習等
第12回 教育課程の自主編成・民主編成(1)「総合的な学習」のカリキュラム開発 準備学習等
第13回 教育課程の自主編成・民主編成(2)カリキュラム開発演習 準備学習等
第14回 教育課程の自主編成・民主編成(3)カリキュラム交流・検討会 準備学習等
第15回 カリキュラムのデザイン・マネジメント・評価で学校・授業を変える 準備学習等

成績評価

成績評価は上記の1~4の到達目標の到達度(達成度)をもとに総合的に行う。
成績を評価する方法には、毎回の授業にて提出するミニレポート(全15回)と学期末レポートを用いる。
配点は次の通りである。
ミニレポート(2点×全15回分=30点)+学期末レポート(70点)=100点

なお、この授業の単位を取得するためには次の4点を達成することが求められる。
1.開講数の3分の2以上の授業に参加し、教育課程をめぐる学校・教師の鍵的課題および今日的課題について自分なりの意見をミニレポートに書くことができること。
2.カリキュラム分析演習に1回以上出席し、自分の担当教科の学習指導要領解説を読み、自身の担当する教科のカリキュラムについて見通しを持つことができること。
3.「総合的な学習の時間」のカリキュラム開発演習に2回以上参加し、実際に教育課程の自主編成・民主編成に取り組む経験をすること。
4.教育課程をめぐる鍵的課題・今日的課題より課題を1つ取り上げ、それに関する事例を調べてその理論的・実践的な成果を整理することができること。

備考(実務経験の活用を含む)

第1回目の授業で授業計画と授業を受けるうえで必要な情報を提示する。