わたしのキャリアを考える:心理学での学びを通して<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
わたしのキャリアを考える:心理学での学びを通して<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010082 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水4 B2-304 畑野 快

オフィスアワー

月曜4コマ

授業目標

学生が発達・教育心理学の知識を得て、自らのキャリアにそれらの知識を活用するための基礎力を身につけることを目標とする。ここでの基礎力とは具体的に、(1)発達・教育心理学の体系的な知識、(2)それらの知識を自分のキャリアに結び付ける能力、(3)自分が得た知識を他者に対して説得的に伝えることができる能力を指す。

教科書

必要に応じて指示する。

参考書

若松養亮・下村英雄(編)大学生のキャリアガイダンス論―キャリア心理学に基づく理論と実践― 金子書房 
安達智子・下村英雄(編)(2013)キャリアコンストラクションワークブック 金子書房
坂上裕子他(2014)問いからはじめる発達心理学―生涯にわたる育ちの科学― 有斐閣
鹿毛雅治(2013)学習意欲の理論―動機づけの教育心理学― 金子書房
溝上慎一(2010)現代青年期の心理学―適応から自己形成の時代へ― 有斐閣

授業時間外の学習(準備学習等について)

課題図書、グループ発表のための準備等

授業の概要

本授業では、大学生期を人の生涯における1つの時期として“発達的”に理解した上で、大学での学びの意味と自らのキャリアとの関わりを考える。まずは心理学の全体像と考え方を概観する(第1回~2回)。次に、発達心理学の知識に基づき、自分(大学生)が人間の発達段階の中で今、どこに位置づくのかを確認する(第3回~5回)。さらに、教育心理学の知識に基づき、これまで自分が受けてきた学校教育を教育心理学の観点から振り返り、現在の大学の学びについて考える(第6回~7回)。最後に、大学の学びと自らのキャリアがどのように関わっているのかを考える(第14回~15回)。授業では毎回ディスカッション、振り返りシートの記入などを実施するため、学生には授業に主体的に参加する態度を求める。

授業計画

第1回 イントロダクション:授業の構成と内容の確認
イントロダクション 
 第1回では、本授業の全体の目的、その進め方、構成について確認した後、アイスブレーク(自己・他己紹介)の時間を設け、後の授業を円滑に進めるための素地を整える。これらを通して、学生が本授業において求められる学習態度を理解することを目的とする。
準備学習等 なし
第2回 ワーク:自分の好みを他人に伝える
 第2回では、他者に自分の好みを。これらを通して、学生が(1)他人とコミュニケ―ションすることの意味、(2)意識についての心理学的理解をそれぞれ理解できるようになることを目的とする。学生は授業の後半45分間は図書館ツアーに参加する。
準備学習等 課題図書
第3回 「発達する」とは:発達観の変遷に焦点を当てて
 第3回では、発達に関するディスカッションを通じて、心理学における発達観の変遷を理解することを目的とする。
準備学習等 ワーク課題
第4回 発達段階区分に関する基礎知識:胎児期から老年期にかけて
 第4回では、第3回の課題(興味のある心理学的概念)を他者に説明する(グループディスカッション)。その上で、発達段階についての基礎的な知識の確認を行う。これらを通して、学生が発達段階について理解を深め、その段階の中に自分自身を位置付けることができるようになることを目的とする。
準備学習等 ワーク課題
第5回 ワークセッション:キャリアについて考える
 第5回では課題に基づくグループディスカッションを行う。自分の過去・現在・未来を考えることを通して、心理学的キャリアの考え方を理解することを目的とする。
準備学習等 課題図書
第6回 ワークセッション:創造力について考える
 第6回では創造力に関する課題を行い、それについてグループディスカッションを行う。創造力について考えることを通して、創造力と学習の関係を理解することを目的とする。
準備学習等 課題図書
第7回 ワークセッション:やる気について考える
 第7回ではやる気について考えるディスカッションを行う。それを通して、動機づけについての知見を学び、理解することを目的とする。
準備学習等 課題図書
第8回 プレゼンテーションの基礎
 第7回ではプレゼンテーションを行う上で必要となる基礎的なスキルを学ぶ。いくつかのワークを通して、そのスキルを身に着けることを目標とする。
準備学習等 課題図書
第9回 プレゼンテーション課題の発表と準備 準備学習等 プレゼンテ―ションの準備
第10回 プレゼンテーションのための準備 準備学習等 プレゼンテ―ションの準備
第11回 プレゼンテーションのための準備 準備学習等 プレゼンテ―ションの準備
第12回 プレゼンテーションのための準備 準備学習等 プレゼンテ―ションの準備
第13回 プレゼンテーション発表 準備学習等 プレゼンテ―ションの準備
第14回 プレゼンテーションの振り返り
 第14回ではプレゼンテーションの内容と評価について振り返る。
準備学習等 課題図書
第15回 振り返り:これまで学習した内容の関連を考える―発達・学習・キャリアはどう関連し、また関連しないのか―
 第15回では、これまでの授業を振り返り、心理学の観点から発達・学習・キャリアの関連について概観する。その際、それぞれの関連を効果的に意識化させるためにコンセプトマップを用いる。これらを通して、学生が大学生期を人の生涯における1つの時期として「発達的」に理解した上で、大学での学びの意味と自らのキャリアとの関わりを考えることができるようになることを目的とする。
準備学習等 課題図書

成績評価

到達目標の(1)発達・教育心理学の体系的な知識、(2)それらの知識を自分の日常生活に結び付ける能力、(3)自分が得た知識を他者に対して説得的に伝えることができる能力について
振り返りレポート(各回:30%)、本に対する感想レポート(10%)、プレゼンテーション(60%)でそれぞれ評価する。単位を取得するためには60%以上が必要となる。

備考(実務経験の活用を含む)

第2回目の後半45分で図書館ツアーを実施する。