家族支援論:母性II

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
家族支援論:母性II
Maternity and Family Health Care NursingII
B400480001 1 3 前期授業 専門科目 DNNUR3605-J2 月4 L402 中嶋 有加里
髙 知恵

オフィスアワー

中嶋准教授、髙講師:適宜(事前にメールでお知らせください)

授業目標

目 的  妊娠・分娩・産褥・新生児期の看護過程を展開する基礎知識を習得する。

目標1.各期のローリスク対象の看護目標と看護支援の方法について説明できる。

目標2.各期の異常に対する看護支援の方法について説明できる。

目標3.事例演習において、時期診断、経過診断、健康生活診断を行い、母子の全体像のアセスメントから
ウェルネスの視点で健康課題をあげて、看護計画を立案できる。

目標4. 看護過程を評価する視点について説明できる。

目標5.グループワークを通して、事例の特徴をふまえて、必要な看護を話し合うことができる。

教科書

1) 森恵美 他(2021):系統看護学講座 専門分野II 母性看護学2 母性看護学各論 第14版、医学書院
   ※ 第13版を持っている場合は、買換え不要。授業内で変更点をお伝えします。
2) 平澤美惠子、村上睦子 監修(2017):写真でわかる母性看護技術アドバンス : 褥婦・新生児の観察とケア、母乳育児を理解しよう!、インターメディカ
3)医療情報科学研究所編(2018):病気がみえる 第10巻 産科第4版、メディックメディア

参考書

佐世正勝 他編(2016):ウエルネスからみた母性看護過程 + 病態関連図 第3版、医学書院

関連科目

家族支援看護学概論:母性、家族支援論:母性I、家族支援看護学実習:母性、助産診断技術学I、助産診断技術学II、助産学実習

授業時間外の学習(準備学習等について)

家族支援論:母性I 事例演習を復習しておいてください。

母性Ⅱの事例キーワードです。グループワークまでに予習しておきましょう。

妊娠初期  つわり・勤労妊婦・風疹

妊娠中期  切迫早産・妊婦貧血・体重増加・GDM

妊娠後期  骨盤位・HDP・破水疑い・予定日超過

分娩期   GBS・微弱陣痛・回旋異常・胎児機能不全・異常出血

産褥期   子宮復古不全・会陰部痛・マタニティブルーズ・産後うつ・家族計画

新生児期  生理的体重減少・哺乳不良・新生児黄疸

「実習に関する事前学習」と「国試過去問に関する学習」について「自己学習ノート」(様式自由・提出不要)にまとめておく。

授業の概要

3年後期から始まる「家族支援看護学実習:母性」を想定して、実習記録と同じ様式の事例教材を使用しグループワークで看護過程を展開します。グループワーク以外の各回授業は、要点をまとめた授業資料を使って説明します。

DVD視聴します。

第1回 齋藤いずみ 他 監修(2017):目で見る母性看護 第2版 妊婦健康診査と保健指導 vol.3 妊娠後期,30分間
第5回 平澤美惠子,村上睦子 監修(2016):写真で分かる助産技術アドバンス,チャプター6‐1 分娩の実際,
                      インターメディカ, 20分間
第7回 齋藤いずみ 監修(2018):目で見る母性看護 第2版 分娩経過のアセスメントと看護 vol.6 分娩1~4期の
看護実践, 30分間
第10回 松原まなみ 他 監修(2017):初めての赤ちゃんを迎える vol.3 産科入院中の生活, 26分間
第11回 松原まなみ 他 監修(2017):初めての赤ちゃんを育てる vol.1 産科退院後の生活, 21分間

授業計画

第1回 4月12日(中嶋)
ガイダンス、事例提示、看護師国家試験(母性看護学)過去問
(プレコンセプションケア・時期診断・ウェルネス診断・基本情報アセスメント)
準備学習等 配付資料:①シラバス ② 事例教材 ③グループ分け
第2回 4月19日(中嶋)
妊娠期の看護目標と看護支援
(妊婦健診・マイナートラブル予防・日常生活のセルフケア・親役割)
準備学習等 テキスト1)第3章 妊娠期における看護
付章A 妊娠期の看護
GW① 妊娠期のアセスメントと看護計画
個人ワークを行う
第3回 4月26日(中嶋) 
妊娠期の異常に対する看護支援
(流早産・感染症・常位胎盤早期剥離・前置胎盤・妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・妊婦貧血)
準備学習等 テキスト1)第7章Ⅰ 妊娠の異常と看護
GW① 妊娠期のアセスメントと看護計画
個人ワークを行う
第4回 5月10日<グループワーク①>(中嶋)
妊婦の事例展開と解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
第5回 5月17日(中嶋)
分娩期の看護目標と看護支援
(産婦の基本的ニーズ・分娩進行の判断・産痛の緩和・CTG判読・早期母子接触)
準備学習等 テキスト1)第4章 分娩期における看護
      付章B 分娩期の看護
★事例課題① の提出 妊娠後期の看護計画
GW② 分娩期までの母子と家族の全体像を
アセスメントし、健康課題をあげる
個人ワークを行う
第6回 5月24日 <グループワーク②>(中嶋・髙)
全体のアセスメントと解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
第7回 5月31日(中嶋)
分娩の異常に対する看護支援
(帝王切開分娩・無痛分娩・前期破水・産科出血・胎児機能不全)
準備学習等 テキスト1) 第7章Ⅱ 分娩の異常と看護
★事例課題② 提出 全体のアセスメント
第8回 6月7日(中嶋・髙)
産褥期の看護目標と看護支援 産褥期の異常に対する看護支援
(全身復古促進・授乳支援・マタニティブルーズ・産後うつ病・生活調整・産後健診)
準備学習等 テキスト1)第6章 産褥期における看護
      第7章 Ⅳ 産褥の異常と看護
      Ⅴ 精神障害合併妊婦と家族の看護
テキスト2)2~3章 褥婦の観察とケア
      8~12章 母乳育児のためのケア
GW③④ 産褥期のアセスメントと看護計画
    個人ワークを行う
第9回 6月14日(中嶋・髙)
新生児期の看護目標と看護支援
(バイタルサインの安定・新生児黄疸・ベーシックケア・事故防止・乳児健診)
準備学習等 テキスト1)第5章 新生児における看護
GW⑤⑥ 新生児期のアセスメントと授乳支援の
    看護計画
    個人ワークを行う
第10回 6月21日<グループワーク③>(中嶋・髙)
褥婦の全身復古に関する事例展開と解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
第11回 6月28日<グループワーク④>(中嶋・髙)
褥婦の生活調整に関する事例展開と解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
★事例課題③ 提出
 褥婦の全身復古の看護計画
第12回 7月5日 <グループワーク⑤>(中嶋・髙)
新生児の事例展開と解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
★事例課題④ 提出
 褥婦の生活調整の看護計画
第13回 7月12日<グループワーク⑥>(中嶋)
母児の授乳支援に関する事例展開と解説
準備学習等 グループワークで話合う内容を考えておく
★事例課題⑤ の提出
 新生児(胎外生活適応)の看護計画
第14回 7月19日(中嶋)
新生児期の異常に対する看護支援 周産期のグリーフケア
(早産児・低出生体重児・NICU・周産期の死)
準備学習等 テキスト第7章Ⅲ 新生児の異常と看護
★事例課題⑥ 提出
 母児(授乳)に関する看護計画
第15回 7月26日(中嶋・髙)
事例のまとめ
母性看護学実習オリエンテーション
準備学習等 配付資料:①母性看護学実習要項、②実習記録、③母性看護学実習学生配置

成績評価

(1) 単位を取得するためには、到達目標1~5について達成することが求められる。
    個人評価とグループ評価を総合して成績評価を行う。
(2) 個人評価   70点:筆記試験 40点 事例課題30点
グループ評価 30点:事例課題 30点
(3) 合格最低基準:
    個人評価   筆記試験 目標1・2について国試過去問を参考に出題する。選択肢ではなく記述で6割以上
                正答できる。
           事例課題 6回分のグループワークまでに、4回以上個人ワークを行っている。
    グループ評価 事例課題 目標3について、助言により時期診断、経過診断、健康生活診断を行い、ウェルネス
                の視点で健康課題をあげることができる。
                目標4について、助言により看護過程を評価できる。
                目標5について、グループワークを通して必要な看護を話し合うことができる。
    事例課題を提出していても、筆記試験の得点率が6割未満の場合は再試験を行う。