臨床基礎実習

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
臨床基礎実習
Basic clinical practices
B304060001 1 4 通年授業 専門科目 CVANS3529-J4 月3,月4 りんくう-第4講義室 川手 憲俊・他

オフィスアワー

随時担当教員にメール等で連絡してください(詳細は授業支援システムに掲示しています)

授業目標

(1)授業の目的
参加型臨床実習(総合臨床)においてクライアント(飼い主)ならびにその動物に適切な獣医療を提供するために必要な身だしなみ、態度/心構え、知識、技能を修得する。

(2)授業の到達目標
前期:臨床獣医師の基本的資質であるクライアントとのコミュニケーション能力を向上させるため、身だしなみ、基本的立ち振る舞い、一般的かつ円滑な対人コミュニケーション能力を身につける。
後期:参加型臨床実習(総合臨床)履修時に必要とされる、
①クライアントとの円滑なコミュニケーション能力、
②犬と牛(小動物と大動物)の身体検査実施能力、
③外科手術に必要な無菌操作と皮膚縫合能力、
といった基本的臨床能力を修得する。
加えて、これら基本的臨床能力を身につけることによって共用試験で実施される上記①~③のOSCE実技科目に合格できるだけの実践力を修得する

教科書

vetOSCE対応実習の手引き
必要に応じて実技ガイドのプリントもしくは電子ファイルを配布

参考書

ロジックで学ぶ獣医療面接:自己流の問診・接遇に、 小沼守・石原俊一、 緑書房 2015(3200円)

関連科目

臨床獣医学に関する科目

授業時間外の学習(準備学習等について)

vetOSCE対応の実習手引きや実技ガイドを十分に予習・復習するとともに、スキルラボや模擬クライアントを招いて実施する医療面接実習を活用して上記の基本的臨床能力を修得するよう努める。

授業の概要

本実習は以下に示すふたつの要素から構成され、オムニバス形式をとる。本実習は対面またはオンライン(非同期型)で実施する(詳細は以下に掲示)。開講日時は、前期;月曜 IV限目、後期;月曜 III限目。

1、医療コミュニケーション講義・実習
参加型臨床実習(総合臨床)で必要とされるクライアントとの適切、かつ円滑なコミュニケーションに必要とされる基本的知識を学習し、さらに模擬クライアントとの模擬問診(会話)をとおして臨床獣医師に求められる身だしなみ、基本的立ち振る舞い、対人コミュニケーション能力を修得する。


2、基本的診療技術実習
vetOSCE対応の実習の手引き、実技ガイドに沿って参加型臨床実習(総合臨床)履修時に要求される基本的臨床能力を講義と実習で修得する。

1)、医療面接:参加型臨床実習(総合臨床)で必要とされる基本的身だしなみや立ち振る舞い、ならびにクライアントへの接遇態度や適切なコミュニケーション能力を模擬クライアントへの医療面接(問診)を通して修得する。

2)、犬の身体検査
動物モデルを用いて、身体検査(視診・触診)、聴診、保定等といった基本的臨床手技について講義・実習を行い、それら基本手技を修得する。

3)、牛の身体検査
動物モデルを用いて、牛への近づき方、頭絡の装着および柱への係留、牛の身体検査、体温測定、聴診といった大動物臨床に必要な基本手技について講義・実習を行い、それら基本手技を修得する。

4)、無菌操作と皮膚縫合
外科手術時に必要となる手術用ガウンと手袋の装着や皮膚縫合等の基本的外科手技について講義・実習を行い、それら基本手技を修得する。

授業計画

第1回 4/12 オリエンテーション&ガイダンス(対面)
川手、森山、今井、他医療面接担当教員
準備学習等
第2回 4/19 コミュニケーションの必要性(オンライン)
医療面接担当教員
準備学習等
第3回 4/26 ワーク① (4と5限目、2コマ分)(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第4回 5/17 ワーク② (4と5限目、2コマ分)(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第5回 5/31 コミュニケーションについての授業(オンライン)
医療面接担当教員
準備学習等
第6回 6/7 ワーク③ (4と5限目、2コマ分)(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第7回 6/21 医療面接実習概要説明 / 医療面接実習前(ロールプレイ)(4と5限目、2コマ分)(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第8回 7/10(土)13:00~
医療面接(模擬クライアント活用)受講者の半数(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第9回 7/17(土)13:00~
医療面接(模擬クライアント活用)受講者の半数(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第10回 7/19 ふりかえり(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第11回 9/27 産業動物身体検査(対面)
産業動物身体検査担当教員
準備学習等
第12回 10/4 産業動物身体検査(対面)
産業動物身体検査担当教員
準備学習等
第13回 10/11 産業動物身体検査(対面)
産業動物身体検査担当教員
準備学習等
第14回 10/16(土)13:00~
医療面接(模擬クライアント活用)受講者の半数(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第15回 10/18 産業動物身体検査(対面)
産業動物身体検査担当教員
準備学習等
第16回 10/25 伴侶動物身体検査(対面)
伴侶動物身体検査担当教員
準備学習等
第17回 11/6(土)13:00~
医療面接(模擬クライアント活用)受講者の半数(対面)
医療面接担当教員
準備学習等
第18回 11/8 伴侶動物身体検査(対面)
伴侶動物身体検査担当教員
準備学習等
第19回 11/15 伴侶動物身体検査(対面)
伴侶動物身体検査担当教員
準備学習等
第20回 11/22 外科手技(対面)
外科手技担当教員
準備学習等
第21回 11/29 外科手技(対面)
外科手技担当教員
準備学習等
第22回 12/6 外科手技(対面)
外科手技担当教員
準備学習等
第23回 1/17
医療面接試験直前(ロールプレイ)(対面)
医療面接担当教員
準備学習等

本実習は対面またはオンライン(非同期型)で実施する(詳細は後日授業支援システムに掲示する)。

1、医療コミュニケーション講義・実習
臨床現場で必要とされるクライアントとの適切なコミュニケーション能力を外部の模擬クライアント、ならびに学内のスーパーバイザーの協力のもと、クライアントとの信頼関係を十分構築できるコミュニケーション能力を修得する。前期と後期において、それぞれ模擬クライアントと対峙した実習を1-2回以上経験する予定である。


2、基本的診療技術実習
1)、医療面接
臨床現場で必要とされるクライアントとの適切なコミュニケーション能力を外部の模擬クライアント、ならびに学内のスーパーバイザーの協力のもと、クライアントとの信頼関係を十分構築できるコミュニケーション能力を修得する。前期と後期において、模擬クライアントと対峙した実習を1-2回以上経験する予定である。

2)、伴侶動物(犬)の身体検査
動物モデルを用いて、犬の身体検査(視診・触診)、聴診、保定という基本的臨床手技を修得する。後期において、身体検査に関する講義および実技実習を2-3回以上実施する予定である。

3)、産業動物(牛)の身体検査
動物モデルを用いて、牛への近づき方、頭絡の装着および柱への係留、牛の身体検査、体温測定、聴診といった大動物臨床に必要な基本手技を修得する。後期において、牛の身体検査に関する講義および実技実習を2-3回以上実施する予定である。

4)、無菌操作と皮膚縫合
外科手術時に必要となる手術用ガウンと手袋の装着や皮膚縫合といった基本的外科手技を修得する。後期において、基本的外科手技に関する講義および実技実習2-3回以上実施する予定である。

上記の1と2の講義・実習に加え、スキルラボ室を活用して授業目標に到達するよう自主練習を積極的に行う。自主練習において疑問点等が出てきた場合には講義・実習時に担当教員に質問して指導を仰ぐほか、各担当教員のオフィースアワーを利用する。

成績評価

上記授業目標の達成度を模擬試験、小試験、授業後に提出するレポートおよび受講態度で評価する。本実習は医療面接、伴侶動物身体検査、産業動物身体検査、無菌操作/皮膚縫合の4項目から構成されているため、各担当教員が個別に採点し、その合計点を100点満点に換算して評価する。合格(C以上)のための最低基準は合計で60%以上であることが必要である。なお授業目標の達成度を評価するためには、全授業の4/5以上出席していることが前提となる。

備考(実務経験の活用を含む)

担当教員は、獣医学類全教員および獣医臨床センター特任教員となります。

獣医コミュニケーション                              
基礎(前期、月曜日、10回、実習室):話し相手に寄り添ったコミュニケーションスキルの基礎の修得を目的とし、いろいろな場面を想定したコミュニケーションワークを取り入れた実習を行う。1-2回は全体の座学、後はクラスを4グループに分けて各グループ2回程度のコミュニケーション実習を行う。                            
・学生の自主性/積極性を養うため、実習の準備(パーティションとビデオなどの設置、画像の編集など)は原則として学生が実施する。                           
・評価は、受講態度、出席と毎回のふりかえりレポートにより評価する。                            

応用:獣医療現場での医療面接を想定し、模擬クライアントを相手にした実践的な実習を行う。全体の実習説明を2回(前期と後期、月曜日に各1回ずつ、実習室)、クラスを2グループに分けて、各グループ2回の医療面接(前期1回、後期3回、土曜日終日、獣医臨床センター)と各グループ2回のふりかえり(前期1回、後期3回、月曜日、実習室)を行う。                         ・学生の自主性/積極性を養うため、実習の準備(パーティションとビデオなどの設置、画像の編集など)は原則として学生が実施する。                           
・評価は、受講態度、出席と毎回のふりかえりレポート(自身の面接画像を観察するなど)により評価する。