教育と学校を考える<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
教育と学校を考える<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010074 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水5 B2-102 森岡 次郎

授業目標

中等教育までの比較的受動的な学習から、大学における能動的学習への学びの転換を目ざす。

自らの教育観、学校観、人間観を意識化し、ディスカッションを通して適切に表現できるようになるとともに、多様な意見を受容することによって、反省的に自らの思考を深めることが出来るようになる。

 私たちは多かれ少なかれ、学校で、あるいは学校以外の場所で「教育」を受けてきました。そして、ほとんどの人は(私も含め)、自らの被教育体験に基づいて、歴史的・文化的な制約を受けた教育観、学校観、人間観を-おそらく無意識のうちに-身につけています。
そこで、本ゼミナールでは、教育や学校に関する現代的な課題や言説を取り上げ、議論を通して受講者が自らの「ものの見方」を意識化し、その背後(前提)に存在する教育観、学校観、人間観を反省的に相対化することを目指します。
 安易に決着・結論するのではなく、異なる立場の意見を受容しながら、粘り強く考え続ける姿勢を身につけてほしいと思います。

教科書

特定のテキストは使用しません。必要なものは適宜、プリントします。

参考書

授業中に指示します。

関連科目

なし

授業時間外の学習(準備学習等について)

ゼミを進めていくにあたって、毎週のレポーター(議題提案者)を決め、資料とレジュメを作成し、発表と論点の提示を行ってもらいます。レポーターは発表に向けて、その他の参加者は発表者のテーマに合わせて、授業外の時間にも各自で情報を収集し、有意義な議論ができるように準備をしてください。

授業の概要

学びの転換を支える、多様な視点、適切な情報収集、学習研究の手法、自己表現のやり方や反省的な思考などに慣れさせるために、少人数教育の特性を生かし、レポートやプレゼンテーションなどの手段を通じて、自立的学習能力をもたせる。

授業計画

受講者が自らの関心に基づいて教育や学校に関するテーマを設定し、問題提起、発表を行い、その内容について全員で議論を進めていきます。
最初の4回程度(4月中)は、イントロダクション。ゼミ形式に慣れるためのウォーミングアップ、図書館ツアー、発表に向けての準備や留意事項の説明などを行います。

5月以降は、受講者による発表、議論を行います。

○テーマ設定の例(2020年度、オンライン授業より)
・9月入学の導入について・経済格差と教育格差・インターナショナルスクールと大学受験
・毒親について・小学校における教科担任制導入について・日本の教育制度の見直し
・中高生における学校への形態持ち込み・非常勤講師、派遣講師の採用による影響
・コロナ禍における授業時数の確保方法について・タブレット導入について・オンライン授業の是非
・大学入試(共通テスト)の日程について・共通テストの記述式導入について
・プログラミング教育の必修化について・教育格差と子ども食堂

など

受講者数にもよりますが、5~14回目の授業までに全員に発表をしてもらう予定です。

最終回(15回目)は授業全体のまとめをします。

成績評価

自分の意見や問題意識を適切に言語化し、伝えることができているか。対話の中で自己省察を行い、自分の価値の前提を意識化することができているか。

上記について、授業への参加状況(50%)、発表・レポート課題(50%)をおおよその目安として、積極的な発言などを総合的に勘案し、達成度を評価します。

備考(実務経験の活用を含む)

教育や学校について、じっくり深く考えたいという学生、みんなで議論したいテーマを持っている学生を歓迎します。