エンジニアのための経済学II

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
エンジニアのための経済学II
Economics for Engineer II
B200110001 2 2 後期授業 専門科目 BTOEN3111-J1 火1 オンライン(中百舌鳥キャンパス) 西川 弘展

オフィスアワー

相談等を適宜行います。
日時は、授業の資料を通じてお伝えします。

授業目標

1. マクロ経済学の基礎的な内容を習得する。
   A)基礎的な用語・概念の習得
   B)基礎的なマクロ経済モデルの理解
2.基礎的なマクロ経済学の知識に基づいて、日本経済のマクロ経済面での特徴(歴史、現状)について、一定の理解ができるようになる。
3.基礎的なマクロ経済学の知識に基づいて、これからの日本経済の課題と展望について、一定の評価ができるようになる。

教科書

浅子和美・加納悟・倉沢資成『マクロ経済学(第2版)』新世社、ISBN: 978-4-88384-131-8

参考書

ニーアル・キシテイニー著、望月衛訳『1分間で経済学 経済に強い自分になる200のキーワード』ダイヤモンド社、ISBN: 978-4-478-06687-4
 (その他の参考文献は授業中に紹介します。)

関連科目

エンジニアのための経済学 I(ミクロ経済学の内容)

授業時間外の学習(準備学習等について)

予習よりも復習に重点をおいてください。その際、次の点に留意して行なってください。
1.基礎学習として、毎回の授業後すみやかに復習を行い、ロジックを再現できるようにすること。
   ★教科書各章末の練習問題を解いてください。
2.応用学習として、日々の新聞やテレビニュースをよくチェックし、学習した内容と関連づけられるかどうかを検討すること。

授業の概要

※授業はオンライン方式で行います。
※相談等を行うためにオフィスアワーの機会を適宜設定します(具体的な日時については授業の資料においてお伝えします)。

雇用水準の動向は人々の生活に直結する非常に重要な社会問題ですが、マクロ経済学は、雇用の重要性を踏まえて、国全体あるいは地域全体の所得水準の分析を柱とする経済学です。全体としての所得の決定は、全体としての生産の決定と関連づけられ、これらには総需要(企業の投資、家計の消費、政府支出、輸出と輸入)が大きく影響を与えます。さらに所得の長期的現象としてとらえるべき経済成長は、生産性、資本蓄積、人口の動向が大きく影響を与えます。また、金融市場の動向、労働市場の動向は、利子率や物価水準、さらには為替レートといった指標とともに、所得水準の決定と密接に関連しますので、これらもマクロ経済学の重要な対象となります。こうしたマクロ経済学は、個別の企業や家計の行動、個別の産業や市場の動向に焦点を当てて分析を行うミクロ経済学とは、問題設定、アプローチの仕方が異なっています。そのため独立した内容として学ぶことができますが、マクロ経済学とミクロ経済学とを合わせて学ぶことで、経済リテラシーはより一層深められます。

以下の3点が、授業の概要です。
1.マクロ経済学に基づき、代表的な経済主体の経済行動、マクロ的な経済現象、経済政策などの基礎的事項を関連付けながら理解するとともに、これらの事柄についての思考力を養います。
2.論理と数理を重視したモデルを基礎として、データを活用しながら、経済現象が相互に連動していること、また経済現象には一定の法則性ないし傾向性があることを理解します。
3.経済学が展開されてきた歴史や学派ごとの考え方の多様性についても触れます。このことで経済学の本質と意義についても理解を深められるようにします。

授業計画

第1回 マクロ経済学の目的と手段、GDPと物価水準 準備学習等
第2回 GDPと物価水準の決定、ケインズ派と古典派 準備学習等
第3回 労働市場、古典派の完全雇用メカニズム 準備学習等
第4回 不完全雇用経済と有効需要原理、ケインズ派の産出量決定メカニズム 準備学習等
第5回 家計の消費・貯蓄行動に関する諸説 準備学習等
第6回 企業の投資行動に関する諸説 準備学習等
第7回 貨幣論(1)貨幣の機能と貨幣需要 準備学習等
第8回 貨幣論(2)貨幣の供給とストック 準備学習等
第9回 マクロ経済の一般均衡 準備学習等
第10回 古典派経済学の体系 準備学習等
第11回 ケインズ派経済学の体系 準備学習等
第12回 マクロモデルの比較 準備学習等
第13回 政府の経済活動、混合経済体制 準備学習等
第14回 マクロ安定化政策 準備学習等
第15回 マクロ経済学の展開 準備学習等
第16回 期末試験 準備学習等

成績評価

問題演習を主たる内容とするレポートの提出と期末試験によって評価を行います。