金融

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
金融
Monetary Economics
B103080001 2 3 後期授業 専門科目 AMECO3407-J1 火2 B1-2,オンライン(中百舌鳥キャンパス) 立花 実

オフィスアワー

火・金の昼休み

授業目標

本講義では、金融の分野でも特に以下の3つのトピックスに焦点を絞り講義を行う。
(1)『金融政策』:金融政策がマクロ経済に与える影響
(2)『金融市場』:長期金利、株価、為替レートがどのように決定されるか
(3)『時系列分析』:ファイナンス・データやマクロ経済データの分析によく用いられる時系列分析の手法
 本講義の目的は、上記の(1)、(2)に関しては、そこで紹介する経済モデルを習得しさらに現実の経済に活用できるレベルにまで達することである。(3)に関しては、時系列分析に用いられる基礎的な計量モデルを学習し、実際に分析をする際の予備知識を備えることを目指す。

教科書

(1)金融政策
・グレゴリー・マンキュー『マンキュー マクロ経済学I 入門篇』東洋経済新報社

(2)金融市場
・細野薫・石原英彦・渡部和考『グラフィック金融論』新世社
・晝間文彦『金融論』新世社

(3)時系列分析
・沖本竜義『経済・ファイナンスデータの計量時系列分析』朝倉書店

関連科目

マクロ経済学、計量経済学、金融入門、ファイナンス、国際金融

授業時間外の学習(準備学習等について)

予習としては、テキストの該当箇所を通読し概要をつかんでおくこと。復習としては、まず、毎回課す課題に取り組み提出すること。さらに、レジュメをおさらいし、テキストの該当箇所を精読し、これらの内容について分からない箇所がないようにすること。

授業の概要

第I部 金融政策
(1)金融政策の長期的な効果(古典派モデル)
(2)金融政策の短期的な効果(IS-LMモデル)
(3)短期と長期を同時に考える(総需要-総供給モデル)
(4)開放経済下での金融政策の短期的な効果(マンデル=フレミング・モデル)
(5)開放経済下での金融政策の長期的な効果(古典派モデルの小国開放経済モデルへの拡張)

第II部 金融市場
(1)長期金利の決定(期待仮説)
(2)株価の決定(配当割引モデル)
(3)為替レートの決定(購買力平価説、金利平価説)

第III部 時系列分析
(1)1変量時系列モデル(ARモデル)
(2)多変量時系列モデル(VARモデル)

授業計画

第1回 金融政策(1):イントロダクション、マクロ経済モデルの諸仮定 準備学習等 マンキュー 第1章
第2回 金融政策(2):金融政策の長期的な効果(古典派モデル) 準備学習等 マンキュー 第3章、第4章
第3回 金融政策(3):金融政策の短期的な効果(IS-LMモデル) 準備学習等 マンキュー 第8章、第9章
第4回 金融政策(4):金融政策の短期的な効果(IS-LMモデル) 準備学習等 マンキュー 第8章、第9章
第5回 金融政策(5):短期と長期を同時に考える(総需要-総供給モデル) 準備学習等 マンキュー 第7章
第6回 金融政策(6):短期と長期を同時に考える(総需要-総供給モデル) 準備学習等 マンキュー 第7章
第7回 金融政策(7):開放経済下での金融政策の短期的な効果(マンデル=フレミング・モデル) 準備学習等 マンキュー 第10章
第8回 金融政策(8):開放経済下での金融政策の長期的な効果(古典派モデルの小国開放経済モデルへの拡張) 準備学習等 マンキュー 第5章
第9回 金融市場(1):長期金利の決定(期待仮説) 準備学習等 晝間 5.3、細野・石原 6.2
第10回 金融市場(2):株価の決定(配当割引モデル) 準備学習等 晝間 5.4、細野・石原 7.3
第11回 金融市場(3):為替レートの決定(購買力平価説、金利平価説) 準備学習等 細野・石原 8.5, 8.6
第12回 時系列分析(1):1変量時系列モデル(ARモデル) 準備学習等 沖本 第1章、第2章
第13回 時系列分析(2):1変量時系列モデル(ARモデル) 準備学習等 沖本 第2章
第14回 時系列分析(3):多変量時系列モデル(VARモデル) 準備学習等 沖本 第4章

成績評価

以下の点に関する達成度で成績評価を行う。
1. 授業で解説した経済モデルについて、自ら導出することができる。
2. 1のモデルについて、実際の経済分析に活用できる。
3. 授業で解説した時系列計量モデルについて、その基本的な性質を理解し証明できる。
そのための具体的な評価方法だが、授業後に毎回課す課題(28点満点)と期末試験(72点満点)によって評価し、合計60点以上を合格とする。

備考(実務経験の活用を含む)

(1)授業のレジュメおよび課題についてはファイルを授業支援システムにアップロードしておくので各自確認するように。
(2)私が板書し皆さんがレジュメにそれを書き取るというスタイルの授業です。