人生の意味とはなにか?―「夜と霧」を読む<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
人生の意味とはなにか?―「夜と霧」を読む<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010062 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水4 B3-307 川西 優喜

オフィスアワー

開講期間中の月曜日15:00-16:00

授業目標

人生の価値とはなにか。皆さんの多くがこの先80年のそれぞれの人生の浮沈のなかで向かい合うであろうこの問に対し、どう取り組むか、V.E.フランクルの「夜と霧」を通して考えます。精神科医である著者が、ナチス・ドイツの強制収容所に囚われたみずからの体験をつづり、極限状況におかれた人間の尊厳の姿を描いたこの本は、「言語を絶する感動」と評され、世界的なロングセラーとして世紀をこえ600万を超える読者に読みつがれています。このゼミナールでは、歴史的・社会的背景を理解した上で本書に取り組み、参加者自身にとって「人生の意味」とはなにか、思索できるようになることを目標にします。

教科書

「夜と霧」V.E.フランクル著、霜山徳爾訳 ISBN 978-4622006015、みすず書房 (1985/1/22)

参考書

新版「夜と霧」V.E.フランクル著、池田香代子訳、ISBN 978-4622039709、みすず書房 (2002/11/6)
「それでも人生にイエスと言う」、V.E.フランクル著、山田邦男 他訳、ISBN 978-4393363607、春秋社(1993/12/25)
「祖父はアーモン・ゲート: ナチ強制収容所所長の孫」J.テーゲ、N.ゼルマイヤー著、笠井宣明訳、ISBN 978-4562050840、原書房 (2014/8/11)
「アウシュヴィッツ潜入記」、W. ピレツキ著、杉浦茂樹訳、ISBN: 978-4622088301、みすず書房 (2020/8/18)
「イェルサレムのアイヒマン」、H.アーレント著、大久保和郎訳、ISBN 978-4622020097、みすず書房 (1969/2/20)
「生きがいについて」、神谷美恵子著、ISBN 978-4622081814、みすず書房 (2004/10/6)
「利己的な遺伝子」R.ドーキンス著、日高敏隆 他訳、ISBN 978-4314010030、紀伊國屋書店 (2006/5/1)
「世界しあわせ紀行」 E.ワイナ—著、関光宏訳、ISBN 978-4152093295、早 川書房(2012/10/24)
「経済成長神話からの脱却」C.ハミルトン著、嶋田洋一訳、ISBN 978-4757210806、アスペクト社(2004/10)

授業時間外の学習(準備学習等について)

発表課題(下欄)の準備をお願いします。

授業の概要

全参加者の、個人もしくはグループによる
1, 自己紹介
2, 「夜と霧」の背景・ホロコーストについて
3, 「夜と霧」の内容について
4, 各人が考える「人生の意味」について
の発表を予定しています。発表回数は1人あたり4回を予定しています。
発表内容と回数は、参加者数や水準により変更される場合があります。

「夜と霧」は霜山徳爾訳の版を用います。

本書の背景を理解するため、ゼミナールの時間を割いてホロコーストに関係する映画を視聴します。

なお参加者には、新版(池田香代子訳)を併読しても良いので、霜山徳爾訳版「夜と霧」に”歯が立つ”読書力が求められます。資料調査や発表原稿の作成は時間外に参加者がおこないます。発表にはパソコン(パワーポイント)を利用します。また、ゼミナール内容により、C14棟3F(313もしくは303)で実施する回もあります。

授業計画

第1回 ガイダンス 準備学習等 霜山徳爾訳版「夜と霧」に目を通す。
第2回 図書館ツアー
(学術情報センター図書館ロビー集合、時間厳守)
準備学習等 学生証持参のこと。
第3回 自己紹介 準備学習等 自己紹介の発表準備、発表データ入れたPCもしくはUSBメモリ持参のこと。
第4回 発表のテクニック・グループワークの基礎、「夜と霧」の背景・ホロコーストについて発表の班分け 準備学習等
第5回 視聴覚資料の視聴1・グループワーク
(C14棟3F 会議室もしくはセミナー室)
準備学習等 「夜と霧」の背景・ホロコーストについての資料の準備
「夜と霧」冒頭「解説」の熟読
第6回 視聴覚資料の視聴2・グループワーク
(C14棟3F 会議室もしくはセミナー室)
準備学習等 「夜と霧」の背景・ホロコーストについての資料の準備
「夜と霧」冒頭「解説」の熟読
第7回 視聴覚資料の視聴3・グループワーク
(C14棟3F 会議室もしくはセミナー室)
準備学習等 「夜と霧」の背景・ホロコーストについての資料の準備
「夜と霧」冒頭「解説」の熟読
第8回 「夜と霧」の背景・ホロコーストについての発表の準備(グループワーク)、「夜と霧」発表の班分け 準備学習等 「夜と霧」の背景、ホロコーストについての資料の準備
「夜と霧」冒頭「解説」の熟読
第9回 「夜と霧」の背景、ホロコーストについて発表 準備学習等 発表準備、PCもしくはUSBメモリ持参のこと。
第10回 視聴覚資料の視聴4・グループワーク
(C14棟3F 会議室もしくはセミナー室)
準備学習等 「夜と霧」の熟読、発表用資料の準備
第11回 視聴覚資料の視聴5・グループワーク
(C14棟3F 会議室もしくはセミナー室)
準備学習等 「夜と霧」の熟読、発表用資料の準備
第12回 「夜と霧」発表の準備(グループワーク) 準備学習等 「夜と霧」の熟読、発表用資料の準備
第13回 「夜と霧」発表 準備学習等 発表準備、PCもしくはUSBメモリ持参のこと。
第14回 参加者が考える「人生の意味」の発表準備 準備学習等 発表用資料の準備
第15回 参加者が考える「人生の意味」の発表 準備学習等 発表準備、PCもしくはUSBメモリ持参のこと。

上記の授業計画は参加人数などによって変更されることがあります。

成績評価

発表(50%)、討議への積極的な参加などゼミナールに対する貢献度(50%)で評価します。C(合格)となるためにはゼミナールの活動に参加し、背景を理解した上で「夜と霧」の内容を把握し、また自身の「人生の意味」を説明できる必要があります。達成目標の達成度も発表と貢献度で評価されます。