未来社会にむけたイノベーションとは?<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
未来社会にむけたイノベーションとは?<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010061 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水5 B2-203 市田 秀樹

オフィスアワー

随時(事前にアポイントメールを送っていただければ幸いです。)

授業目標

本授業は、これまでの人間の進歩、学問の刷新やテクノロジーの革新など、イノベーションの意義やそれを成し遂げてきた人物を振り返りながら、今後おとずれるであろう、AI(人工知能)や遺伝子編集技術などの先端テクノロジーやデータを駆使したSociety5.0が目指す社会への変化(生活、産業、社会システム)を題材に、未来を創造するために必要な考え方や、他者を巻き込んでいくコミュニケーションについて考えていきます。

【授業の到達目標】
1.知識・理解:自らが関わっていく未来社会を創造するための情報を分析(収集、理解、分析)することができる。
2.論理的思考、情報リテラシー、創造的思考力:未来社会の動向を予想し、そのために今何すべきかを論理的
に考え、口頭(プレゼン)や文書(レポート)を用いて提案することができる。
3.コミュニケーション・スキル:グループディスカッションにおいて、他者の立場を理解し、利害関係がある場合は、共感を得ながら、説得(交渉)することができる。
4.リーダーシップ、チームワーク:授業を進めるにおいて、自己と他者のそれぞれの価値を引き出しあえるような行動を取ることができる。

教科書

特に指定しない。

参考書

ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄 (上・下)」(草思社文庫),草思社,2012.
アンソニー・ダン,フィオーナ・レイビー「スペキュラティヴ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。-未来を思索するためにデザインができること-」,ビー・エヌ・エヌ新社,2015.
福澤 一吉 (著),「新版 議論のレッスン」,NHK出版,2018.
その他、授業の各回のテーマに則した関連図書については、授業中に紹介します。

授業時間外の学習(準備学習等について)

本授業では、学生同士のグループディスカッションを中心に授業を展開します。効果的なディスカッションを行うためには、そのための準備(インプット)が必要です。そのための参考文献(参考書籍)や自ら調べた内容を、事前課題(ミニレポート)としてまとめ提出を行っていただきます(授業で取り上げる「テーマ」1つにつき1回程度の割合)。また、最新の社会動向や著名な人の考え方に触れるよう、積極的に関連する書籍(授業中にも紹介)を読むことを推奨します。

授業の概要

現代社会は、人口増をベースに描いてきた社会システムの崩壊、デジタル化の急速な進展に伴う知識集約型社会への対応など、多様な問題が重なる混沌としたな時代:『VUCAの時代』(Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)の頭文字)へと突入しています。
このような時代においては、社会に潜む問題点を自ら提案し、固定概念に囚われない新しい発想や視点(ミカタ)から、社会をより良いものに進化させたいというマインド(イノベーション志向)を持つ人材が求められています。
授業では、「人工知能と未来社会」など、科学技術の最新動向含め、これからの社会においてキーとなるイノベーションの要素について触れながら、そこから予測される未来社会の様子を探りつつ、それに向けて、今、何を考え無ければならないのかをディスカッションから考えていきます。
授業の最終課題においては、グループを形成し、各グループでテーマを設定し、そのテーマについて未来社会に向けた提案を行うことを目指します。
授業は、(1)事前のインプット→(2)授業中のディスカッション(アウトプット)→(3)ディスカッションで適切なアウトプットができたかのリフレクションを繰り返しながら進行していきます。このサイクルを繰り返しながら、授業で設定した到達目標を身に付けていきます。

授業計画

第1回 オリエンテーション:授業の進め方を理解する。
第2回 アイスブレーク:人類はどのようにイノベーションを起こしてきたか?を考える。
第3回 未来洞察とは?:授業で扱う考え方を整理する。
第4、5回
「人工知能と未来社会」
第6、7回
「技術革新と人類進化」
第8、9回
「SDGsと企業価値」
第10、11回
「高度化する専門と教養」
※第4~11回は、授業2回で1テーマを取り扱い、その中で未来社会に向けたイノベーションの要素について、技術や考え方、価値観などの視点から考えていきます。偶数回は、知識の共有や問題点の整理とし、奇数回は、グループディスカッションが中心の授業を行います。なお、上記テーマは、受講生の関心事にあわせて変更することがあります。
第12回 グループ課題:グループ形成とグループテーマ設定
第13回 グループ課題:テーマに対する情報収集/分析/プレゼン準備
第14回 グループ課題:グループプレゼン
第15回 全体振り返り

成績評価

1.授業に望むための事前調査(準備作業)としての事前課題(レポート)の内容に対する評価【到達目標:①②】。
2.グループディスカッションでの発言/発表に対する評価【到達目標:③】。
3.授業を発展的に進めるに当たって、積極的に貢献した内容を評価【到達目標:④】。
4.グループ課題におけるプレゼンにおける口頭発表とレポートの内容に対する評価【到達目標:①②③④】
について、成績評価します。
成績評価の割合は、1.40%、2.20%、3,10%。4.30%とします。

【単位取得の基準】
1.事前課題(レポート)については、(1)関連文献/情報の収集、理解、活用、(2)論理性、(3)考えの独創性や斬新性 について評価します。
単位取得の基準:テーマに関する文献等を収集し、レポート等の中で適切に引用し活用することができること、および、根拠にもとづく主張や説明ができることが求められます。
2.ディスカッションでのグループ評価は、(1)論理性(2)表現性 の点から評価します。
単位取得の基準:発言内容が論理的であり、説得力が高い表現ができることが求められます。
3.授業をすすめるに当たっての貢献内容については、自分なりの貢献方法を模索/工夫してみてください。この点については、都度評価し、フィードバック(加点)します。
4.グループプレゼンの評価については、上記 1.と2.の評価基準に加えて、グループ活動への貢献度について評価をします。
単位取得の基準:グループプレゼンの内容においては、グループディスカッションから生まれてくる独自性ある主張内容を含み、それを論理的に説明できることが求められます。また、口頭発表では、他者を意識した伝わる内容のプレゼンテーションができることが求められます。