環境社会学

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
環境社会学
Environmental Sociology
B100650001 2 2 前期授業 専門科目 AESES2303-J1 火3 B1-3 藤田 渡

オフィスアワー

火曜日10:40-12:10

授業目標

環境の変化が社会の動きとどのように関係しているのか、概要を理解することを目的とする。特に、生活者の視点から、私たちの暮らしと環境とのインタラクションについて気づき、それを実証的に把握する基礎的な力を身につける。

教科書

特にない。

参考書

適宜、指定する。

授業時間外の学習(準備学習等について)

授業時に指定する参考図書などを読んでおくこと。

授業の概要

環境と社会のかかわりのなかで、どのようにして、いわゆる「環境問題」が生起してくるのか、おもに、そこに暮らす人々の視点から検討する。ローカルなレベルでの人と環境とのかかわりが、近代化や開発の波のなかでどう変化してきたのか、私たちが生活者としてみずからの生活世界を主体的に構築してゆくためには何が必要か、ということを軸に、環境と社会のあらたな関係のあり方について考える。

授業計画

第1回 イントロダクション 環境社会学とは?
授業の進め方や概要を説明する。環境と社会を分析するという環境社会学の基本的視座を示す。
準備学習等
第2回 環境史と環境社会学の成り立ち(1)
環境史の知見をたどりながら、有史以来、人間が環境をどう改変してきたのかを整理する。
準備学習等
第3回 環境史と環境社会学の成り立ち(2)
いわゆる「環境問題」がどのようにして発生したのか、環境社会学がどのように発展したのか、その経緯をたどる。
準備学習等
第4回 生活環境と文化(1)生活環境主義とは
生活環境主義の考え方と実践について理解を深める。
準備学習等
第5回 生活環境と文化(2)生業と生態環境
人々が生業を営み生活を送っている環境をどのように理解することができるかを検討する。
準備学習等
第6回 生活環境と文化(3)民俗知の世界
生態環境との関わりのなかで育まれてきた民俗知にはどのようなものがあり、どういう特徴があるのかを考える。
準備学習等
第7回 生活環境の変化と社会(1)開発の功罪
近代化の進展や開発によって、生活環境がどのように変貌したのかをたどり、その功罪を検討する。
準備学習等
第8回 生活環境の変化と社会(2)公害をめぐって
工業化の副作用として発生した公害について、受益・受苦の観点から、その社会的構図を理解する。
準備学習等
第9回 生活環境の変化と社会(3)原子力を考える
原発の潜在的な生活環境への脅威と、私たちの意識について、科学の権力性や構造災といった概念から考える。
準備学習等
第10回 私たちの暮らしとシャドウ・エコロジー(1)
私たちの日常生活が、遠い地域の環境に影響を与えていることについて、木材を事例に考える。
準備学習等
第11回 わたしたちの暮らしとシャドウ・エコロジー(2)
私たちの日常生活が、遠い地域の環境に影響を与えていることについて、パームを事例に考える。
準備学習等
第12回 過疎化する日本の農村
日本の農山村が過疎化するなかで、地域の生活環境がどのように変わりつつあるのか、外部の社会経済の動きとの連関で考える。
準備学習等
第13回 オルタナティブな生き方(1)途上国の農民たち
これまでのような、物質的利便性や経済的豊かさを追求する暮らしから距離を置く生活を模索する途上国の農民の例を、社会経済との関連で分析する。
準備学習等
第14回 オルタナティブな生き方(2)LOHAS・産直・フェアトレード
先進国における、環境に配慮した消費・生活スタイルを模索する運動から、私たちがとりうる行動の選択肢について考える。
準備学習等
第15回 まとめ 準備学習等

成績評価

課題の提出など授業への参加度と、期末の試験またはレポートにより、総合的に判断する。
授業目標に示した事柄につき、1)提示した具体的事実の妥当性、2)全体の論理性 をもった議論を展開できることを合否の判定基準とする。