地理学基礎

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
地理学基礎
Introductory Geography
B100630001 2 2 前期授業 専門科目 AESES2301-J1 火1 B1-1,オンライン(中百舌鳥キャンパス) 福田 珠己

オフィスアワー

(火)12:10~12:50

授業目標

社会における諸現象から問いをたて、地理学的な側面から考察する基礎的思考の習得を目標とする。具体的な達成目標は次のとおり。

1.地理学における「場所」概念を他の概念と関連付けながら理解する。
2.自分自身の経験にもとづき「場所」について考えることからはじめる。
3.「場所」について社会における諸現象と関連づけて「場所」を論じることができる。

教科書

指定しない。プリント配布。

参考書

エドワード・レルフ(1991)『場所の現象学』筑摩書房
イーフー・トゥアン(1988)『空間の経験』筑摩書房
水内俊雄編(2005)『空間の政治地理』朝倉書店
エドワード・W・サイード(1993)『オリエンタリズム 上・下』平凡社ライブラリー
荒山正彦・大城直樹編(1998)『空間から場所へ』古今書院
若林幹夫(2010)『<時と場>の変容――「サイバー都市」は存在するか?』NTT出版
ニール・スミス(2014) 『ジェントリフィケーションと報復都市』ミネルヴァ出版
シャロン・ズーキン(2013) 『都市はなぜ魂を失ったか ―ジェイコブズ後のニューヨーク論』講談社
原口 剛(2016)『叫びの都市』洛北出版

授業時間外の学習(準備学習等について)

まとまりのある一連の講義のあとで念入りに復習を行う。また、内容に即して紹介した参考文献を読むなどして、理解を深める。

授業の概要

人間や社会が,周囲の空間をどのように認識し,価値づけ,表現していくのかを地理学的視野から考える。本年度は,地理学における中心的な概念の一つである「場所」(place)に焦点を当てる。地理学における「場所」概念の展開について,地理思想のなかで整理した後に,社会や人間と「場所」との関わりについて事例を通して,あるいは,自らの体験を振り返りながら,考察していく。

授業計画

第1回 イントロダクション:「場所」とは? <対面で実施> 準備学習等
第2回 地理学の潮流と「場所」 準備学習等
第3回 「場所」概念と人文主義地理学(1) 準備学習等 指定されたテキストを熟読する
第4回 「場所」概念と人文主義地理学(2) 準備学習等
第5回 「場所」とアイデンティティ(1) 準備学習等
第6回 「場所」とアイデンティティ(2) 準備学習等
第7回 他者との関係と「場所」(1) 準備学習等
第8回 他者との関係と「場所」(2) 準備学習等
第9回 「ホーム」の地理学的探求(1) 準備学習等
第10回 「ホーム」の地理学的探求(2) 準備学習等
第11回 「ホーム」の地理学的探求(3) 準備学習等
第12回 バーチャルな「場所」経験について(1) 準備学習等
第13回 バーチャルな「場所」経験について(2) 準備学習等
第14回 中間レポートを元にした問いかけ 準備学習等
第15回 まとめ・到達度の確認(試験)<対面で実施> 準備学習等

成績評価

目標1~3の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、
・授業の内容を踏まえて「場所」概念について適切に解説することができる
・具体的な例と結びつけながら「場所」について適切な議論を展開することができる

上記2点を達成することが求められる。成績評価は、期末試験、中間レポートのほか、オンラインでの小課題提出、グループディスカッション(オンライン含む)など授業への取り組みをもとに行う。

備考(実務経験の活用を含む)

本講義は、教室での対面授業とオンライン(オンデマンド型)授業を併用して行う。社会状況によってその比率はことなるので、初回授業時にシラバス改訂版を配布し、説明する。