環境生物学

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
環境生物学
Environmental Biology
B100550001 2 2 前期授業 専門科目 AEESB2207-J1 金2 A5-124 中山 祐一郎

オフィスアワー

金:12:10~13:00 A6棟234号室

授業目標

人間の生命や生活を支える生物多様性の意義や重要性を理解するために必要な生物学の基礎を習得することを目標とする。
具体的には、以下の能力を身につけることを目標とする。
1.生物の系統と進化について説明できること。
2.エネルギー代謝について説明できること。
3.生殖について説明できること。
4.遺伝について説明できること。
5.ヒトが生物の進化と絶滅に及ぼす影響について説明できること。

参考書

A.Singh-Cundy他著「ケイン生物学 第5版」(東京化学同人,2014年)
長谷川眞理子著「生き物をめぐる4つの「なぜ」」(集英社,2002年)

関連科目

環境とサステイナビリティ、環境共生科学入門Ⅱ、地球環境学、陸域環境生態、海洋環境生態学

授業時間外の学習(準備学習等について)

毎回の講義で課す「確認シート」を元に復習する。

授業の概要

人間を含む生物と環境との歴史的つながりが理解できるように、生物の進化と絶滅の歴史を軸に、生物の系統、構造、代謝、生殖、遺伝、生物と環境との相互作用について講義する。また、各回のテーマと関連する話題(食品のリスク、廃棄物・汚水の処理、病気、寿命、毒物、iPS細胞と再生医療、外来生物など)を通して、身の回りの問題を理解する上での生物学の知識や科学的な思考の重要性を理解させる。

授業計画

第1回 生物学をなぜ・どのように学ぶのか:環境と生物、生物の多様性と進化 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第2回 生物をつくる物質 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第3回 生物の起源:有機化合物の化学進化、生命誕生の証拠 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
レポート課題:『はじめての進化論』を読み、進化の定義とメカニズムについて要約する。
第4回 代謝:エネルギー生産の基礎と起源、光合成の起源、細胞内共生による進化 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第5回 真正細菌と古細菌:構造、栄養と代謝の様式、生息環境、真核生物との共生 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第6回 真核生物の細胞:真核生物の誕生、真核細胞の構造 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第7回 DNA:DNAの複製、DNAの修復、DNAの転写・翻訳、原核生物のDNA、真核生物のDNA、生物の起源とDNA 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第8回 ウイルス 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第9回 有性生殖:真正細菌・古細菌の生殖、単細胞の真核生物の生殖、多細胞の真核生物の生殖、有性生殖の意義 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
レポート課題:『生き物をめぐる4つの「なぜ」』を読み、「雄と雌」はなぜあるのかを要約するとともに、「雄と雌」以外のテーマ(鳥のさえずり、鳥の渡り、光る動物、親による子の世話、角と牙、人間の道徳性)をひとつ選び、意見等を述べる。
第10回 遺伝子:DNAと遺伝子、遺伝子発現の制御 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第11回 真核生物の系統:真核生物のスーパーグループ、植物とは?、動物の系統とボディープラン、多細胞生物の進化の歴史 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第12回 脊椎動物の進化:脊索動物、脊椎動物、顎口類、硬骨魚類、肉鰭類、四肢動物、羊膜類、哺乳類、真獣類 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第13回 陸上植物の進化:植物の系統、シャジクモ藻類、コケ植物、ヒカゲノカズラ植物、シダ植物、裸子植物、被子植物 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第14回 ヒトの進化:ヒトの出現、新生代の気候変動と動植物の共進化、農耕の起源と伝播 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。
第15回 ヒトと絶滅:背景絶滅と大量絶滅、持続可能性実現への生物学的課題 準備学習等 「確認シート」の内容を復習する。

成績評価

授業目標の1~5の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、
1.生物の系統と進化について説明できること。
2.エネルギー代謝について説明できること。
3.生殖について説明できること。
4.遺伝について説明できること。
5.ヒトが生物の進化と絶滅に及ぼす影響について説明できること。
の5点を達成することが求められる。
成績は、毎回の講義で課す確認シート(30%)、2回のレポート(20%)、期末試験(50%)で評価する。