環境共生科学入門I(環境システム学類、学域単位入学生)

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
環境共生科学入門I(環境システム学類、学域単位入学生)
Introduction to Environmental Symbiotic ScienceI
B100480001 2 1 後期授業 専門科目 木2 B1-東大,オンライン(中百舌鳥キャンパス) 興津 健二・他

オフィスアワー

まずはメールで問い合わせしてください。
遠藤崇浩 :A15棟426室(水10:40-12:10)
大塚耕司 :A6棟201室(月13:00-14:30)
興津健二 :A6棟227室(木12:10-13:00)
黒田桂菜 :A6棟220室(火13:00-14:30)
下村泰彦 :A6棟218室(木10:40-12:10)
竹中規訓 :A6棟202室(月16:15-17:45)
中山祐一郎:A6棟234室(金12:10-13:00)
福田珠己 :A15棟228室(火12:10-12:55)
藤田 渡 :A15棟332室(火10:40-12:10)
星 英之 :A6棟233室(月12:10-13:00)
宮脇幸生 :A15棟224室(水12:15-12:45)
藤井佑介 :A6棟223室

授業目標

環境共生科学に関わる研究領域について概観するとともに、研究を遂行するための基本的知識や考え方について学習する。中でも、水環境、大気環境、エネルギーと環境に関する基礎的理解を進めるために、物理学や化学、生態学的な知識と考え方について学習することにより、今後の環境共生科学に関する多種多様な研究に携わることのできる素養を身につけることを目標とする。さらに、動物と植物を主体とする生物的環境や、地域固有の人間生活と自然との関わり合いから生み出される地域環境に関する基礎的理解を進めるために、生物学や生態学、社会科学的な知識と考え方について学習することにより、今後の環境共生科学に関する多種多様な研究に携わることのできる素養を身につけることを目標とする。
具体的には、以下の能力を身につけることを達成目標とする。
1.環境共生科学における物理学や化学的な知識と考え方の概略について説明できること。
2.環境共生科学における生物学や生態学的な知識と考え方の概略について説明できること。
3.環境共生科学における社会科学的な知識と考え方の概略について説明できること。

教科書

プリントを配付、デジタルプロジェクタ等の使用によるビジュアルな資料・事例の提示

参考書

・『都市・まちづくり学入門』久隆浩,下村泰彦他,日本都市計画学会関西支部新しい都市計画教程研究会編,学芸出版,2011
・『生態系へのまなざし』鷲谷いづみ,西田睦,武内和彦,東京大学出版社,2005
・『学生や市民のための生物多様性読本』,上赤博文,南方新社,2013
・『イルカを食べちゃだめですか? 科学者の追い込み漁体験記』関口雄祐、光文社、2010
・『ルーラル:農村とは何か』マイケル・ウッズ著(高柳長直・中川秀一監訳)、農林統計出版、2018
・『なわばりの文化史-海・山・川の資源と民俗社会-』秋道智彌、小学館、1995

関連科目

環境とサステイナビリティ、地球環境学

授業時間外の学習(準備学習等について)

予習として、授業内容に関連する図書や文献を読んでおくこと。復習として、配付資料中の内容について復習するとともに関連図書や文献を読むことで、授業内容の理解をさらに深めること。レポート課題がある場合は指定された期日までに作成すること。

授業の概要

1回/興津
・オリエンテーション
2回/遠藤
・環境問題の基本視座である「共有地の悲劇」の内容を理解し、その予防方法を考察する。
3回/藤田
・私たちにとって非常に身近なパーム油をめぐる、地球に優しいヤシの実せっけん、二酸化炭素排出ゼロのバイオ燃料、オランウータンの森を破壊するパーム・プランテーション、といった多様な言説からアクターの利害関係を分析し、実効性のある改善策について考える。
4回/宮脇
・映画「The Cove」におけるイルカ漁の描写を検討することで、動物の権利と漁民の生存権について考える。
5回/福田
・ジェンダーと自然:社会の中で自然はどのように位置づけられ利用されているのか、ジェンダーの視点から考える。
6回/2~5回に関するレポート課題の執筆
7回/レポートに対するコメント会
8回/興津
・水質汚濁、水環境の代表的な評価法(特にCODとBOD)、残留性有機汚染物質、環境汚染物質の毒性、水浄化技術について講義する。
9回/興津
・廃棄物問題、リサイクル、資源、エネルギーについて科学的な側面から講義する。
10回/竹中
・地球で最もきれいな環境である南極の環境について講義する。きれいな環境ではどのような自然現象が現れるか、南極の生活環境はどのようなものかについても講義し、きれいな環境から汚染された環境を考える基礎を理解させることを目的とする。
11回/竹中
・大気環境について科学的な側面から講義する。
12回/黒田
・海の環境や資源・エネルギーに関する基礎的事項を講義する。特に沿岸域の環境の変化と海と人との関わり方を解説し、海と人が共生するための社会を考える基礎を理解させることを目的とする。
13回/下村
・私達の身の周りに起こっている都市環境や自然環境の現状とその解決策に関する計画学とデザイン論の基礎的事項について講義する。特に都市内での景観形成や緑化に関する技術的手法や、都市周辺部の里地里山の現状と管理計画の基礎について理解させることを目的とする。
14回/星
・主として人と動物との軋轢の現状とその解決方法に関する基礎的事項について講義する。特に森林や田畑に被害を与えているシカやイノシシ、飼い主のいない猫の問題について解説し、課題や軋轢解消の具体的な方法について理解させることを目的とする。
15回/中山
・主として植物の生態、利用および保全についての基礎的事項を講義する。特に人の生活圏で起きている植物相の変容(在来種の絶滅や外来種の侵入など)とその要因について解説し、植物と人との良好な関わり方を考察するための基礎を理解させることを目的とする。
16回/8~15回に関する期末試験

授業計画

1. 興津:環境共生科学入門オリエンテーション
2. 遠藤:環境と社会(1)
3. 藤田:環境と社会(2)
4. 宮脇:環境と社会(3)
5. 福田:環境と社会(4)
6. 2~5回に関するレポート課題の執筆
7. レポートに対するコメント会
8. 興津:水質汚濁、環境汚染物質の毒性、水浄化技術
9. 興津:廃棄物、リサイクル、資源、エネルギー
10. 竹中:南極の環境
11. 竹中:大気環境
12. 黒田:海の環境や資源・エネルギー
13. 下村:都市景観計画と里山管理計画
14. 星:人と動物との軋轢の現状とその解決方法
15. 中山:絶滅危惧植物と外来植物
16. 8~15回に関する期末試験

成績評価

レポート、期末試験、平常点等によって総合的に成績評価を行う。
期末試験を病気、その他やむを得ない理由によって欠席する場合は追試験を行うことがあるが、欠席理由(教育実習、介護等の体験、病気、クラブ活動、忌引等)の如何を問わず、授業科目の成績評価等に関する取扱いについては、担当教員の判断による。授業欠席時の取扱い(欠席届・登校許可書)については下記URLを確認すること。就職先の都合や個人的な都合による欠席は、原則、認めません。
https://www.osakafu-u.ac.jp/campus_life/course/study/absence/
上記3授業の主題と目標の1~3の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、
・環境共生科学における物理学や化学的な知識と考え方の概略について6割以上について概説できること。
・環境共生科学における生物学や生態学的な知識と考え方の概略について6割以上について概説できること。
・環境共生科学における社会科学的な知識と考え方の概略について6割以上について解析と考察ができること。
上記の3点を達成することが求められる。

備考(実務経験の活用を含む)

授業開始前日までに受講申請を終えておくこと。