プログラミング入門<B組>(工学(電気電子B))

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
プログラミング入門<B組>(工学(電気電子B))
Introduction to Programming
A600560007 2 1 後期授業 理系基礎科目 FLPRI1956-J1 金1 C5-実習室1-A,C5-実習室1-B,C5-実習室1-C 井上 勝文・他

オフィスアワー

井上:金曜5コマ
近藤:水曜5コマ

授業目標

 「情報基礎」でコンピュータの基本的な操作を学習している学生を対象として,C言語の基本的な文法を学習し,C言語で簡単なプログラミングができるようにすることを目標とする.
 具体的には,以下のC言語の文法を習得し,これらの文法を用いた簡単なプログラムを作成できることを達成目標とする.
1.C言語で書かれたプログラムソースコードを,コンパイラ(機械語翻訳機)を用いてコンパイル(機械語へ変換)し,実行ファイルを作成できること
2.数値や文字列を標準入出力できること
3.ライブラリ関数を用いて,簡単な数値計算や文字列処理するプログラムを作成できること
4.if文等で,条件に応じて処理を変化させる簡単なプログラムを作成できること
5.for文やwhile文で,簡単な繰り返し処理を行うプログラムを作成できること
6.配列を用いたデータ処理ができる簡単なプログラムを作成できること
7.ポインタを用いてデータのやり取りができる簡単なプログラムを作成できること
8.構造体を用いて,複数の要素を持つデータを扱う簡単なプログラムを作成できること
9.簡単な自作の関数を作成できること

教科書

柴田 望洋「新・明解C言語 入門編」(SBクリエイティブ)

参考書

なし

授業時間外の学習(準備学習等について)

 プログラミング上達のために時間をかけて予習・復習し,できるだけ多くのプログラムコードを書くことが望ましい.特に自作したプログラムを動作させてみると,うまく動作しないといった問題が多々生じる.ソースコードをどのように変えると,プログラムの動作がどのように変わるのかを独習すること.また,同じ処理を行うプログラムでも,ソースコードの書き方は無数に存在するため,どのような書き方ができるのか,教科書やインターネット上で公開されているサンプルコードをできるだけ多く読むことで学ぶことが望ましい.

 プログラムは,処理を組み合わせることで複雑な動作をするプログラムを作成できる.本講義でも,レポート等で作成したプログラムを組み合わせて,より複雑なプログラムを作成する課題と出す予定である.このため,各回で紹介するサンプルプログラム等をしっかり理解できるよう努めて下さい.

 最後に,講義内容とは関係ありませんが,本講義内では,多くのソースコードを作成してもらうため,準備学習としてタイピング能力は日々高めるように努力して下さい.

授業の概要

 ICT技術の発達により,ロボットや車などの機械の制御や,数値計算によるシミュレーション,スマートフォン等のアプリケーションといった様々なプログラムが日々作成され,我々の生活を支えている.プログラミングは,これらのプログラムを作成するための手段である.

 本講義では,プログラミングの導入として,プログラミング言語の一つであるC言語を対象とし,基本的な文法(変数,式の計算,繰り返し,条件分岐,配列,ポインタ,構造体,関数作成など)を一通り学習する.また,プログラム上でこれらをどのように組み合わせれば応用的な問題が解決できるかを学習し,C言語で基本的なプログラミングができるようにする.

授業計画

第1回 ガイダンス+プログラム作成と実行
(目標)ソースコードの作成方法を習得し,コンパイラを用いて実行ファイルを作成できる.
準備学習等 なし
第2回 データ入出力
(目標)printf文やscanf文を用いて数値や文字列の入出力ができる.
準備学習等 前回の講義内容について復習し,教科書第1章の内容を読んでおく.
第3回 データの型と演算子
(目標)データの型と演算子を理解し,四則演算ができるプログラムを作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容について復習し,教科書第2章・第7章の内容を読んでおく.
第4回 制御構造(条件分岐+ループ)
(目標)条件分岐や繰り返し処理が行えるプログラムが作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容について復習し,教科書第3章・第4章の内容を読んでおく.
第5回 ライブラリ関数
(目標)ライブラリ関数を用いて簡単な数値計算プログラムを作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容について復習しておく.
第6回 演習1
(目標)制御構造,ライブラリ関数に関するプログラミングを演習課題を通じて習熟する.
準備学習等 前回までの講義内容について復習しておく.
第7回 配列
(目標)複数の同一データ型のデータを配列として表現し,効率よくソースコードが書ける.
準備学習等 前回までの講義内容について復習し,教科書第5章・第9章を読んでおく.
第8回 ポインタ
(目標)ポインタを用いてデータのやり取りができる簡単なプログラムを作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容について復習し,教科書第10章・第11章を読んでおく.
第9回 構造体
(目標)複数の要素を持つデータに対して構造体を用いて表現し,これらを扱う簡単なプログラムを作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容について復習し,教科書第12章を読んでおく.
第10回 演習2
(目標)配列,ポインタ,構造体に関するプログラミングを演習課題を通じて習熟する.
準備学習等 前回までの講義内容を復習しておく.
第11回 演習3
(目標)これまでに学んだC言語の文法表現について,演習課題を通じて習熟する.
準備学習等 前回までの講義内容を復習しておく.
第12回 関数の基礎
(目標)関数の引数,戻り値について理解し,簡単な自作の関数を作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容を復習し,教科書第6章・第10.3節を読んでおく.
第13回 関数の応用
(目標)ポインタを用いた簡単な自作関数や,簡単な自作の再帰関数を作成できる.
準備学習等 前回までの講義内容を復習し,教科書第8.4節・第10.2節を読んでおく.
第14回 演習4
(目標)関数に関するプログラミングを演習課題を通じて習熟する.
準備学習等 前回までの講義内容を復習しておく.
第15回 総合演習
(目標)本講義で学んだC言語の文法表現について,演習課題を通じて習熟する.
準備学習等 これまでの講義内容を復習しておく.

成績評価

 授業目標(達成目標)の1~9の項目の達成度で成績評価を行う.本講義ではこれらの達成度を,レポート課題や講義計画で明示している5回の演習の課題の成績により評価する.C(合格)となるためには,1~9の項目に関する基礎的なプログラムが作成できることが必要である.具体的な成績評価の割合は,レポート課題の成績が40%,演習課題の成績が60%とする.

備考(実務経験の活用を含む)

今年度の講義は,対面形式を想定していますが,新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の状況によってオンライン授業へ移行する場合があります.講義形式については,ポータルを通じてアナウンスしますので,適宜ポータルを確認するようにして下さい.また,オンライン授業へ移行した場合は,プログラム実行環境の統一を図るため,「repl.it」を使用します.