生物・化学入門(知識・環境・学域入試)

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
生物・化学入門(知識・環境・学域入試)
Introductory Biology and Chemistry
A600490001 2 1 後期授業 理系基礎科目 FLOBI1949-J1 水5 B3-202 宮本 健助
松原 浩

オフィスアワー

化学分野担当 松原:在室時は随時 居室:A14-105室
生物分野担当 宮本:在室時は随時 居室:B3-523室
随時受け付けますが、あらかじめメールにてコンタクトを取ってください。

授業目標

 高等学校の生物や化学を履修してこなかった文系学生を対象として、我々の身の回りの社会・生活の中に生物学あるいは化学に関係する事柄が数多く存在することを実例をもとに説明します。生物・化学に関する興味と基礎的な事柄を、実社会に密着した話題でわかりやすく学ぶことで、今後の専門的科目の基礎力を養うこと、加えて、実社会が抱える課題に科学の観点から取り組む姿勢を身に着けることができるようになることを到達目標とします。
 ・化学分野では、地球環境の様々な問題を化学の視点から眺めて、化学に対する興味と化学の基礎的な知識を養うことを目標とします。
 ・生物分野では、様々な地球環境問題を生物の視点から眺めて、生物に関する基礎的知識を養うことを目標とします。
 生物、化学の知識を身近な環境・生活に関する諸問題に活用するための能力を身に着けます。

教科書

教科書は、化学分野:「改訂 実感する化学 上巻 地球感動編」(株式会社エヌ・ティー・エス)廣瀬千秋 訳 (ISBN 978-4-86043-444-1 C3043)を使用します。
生物分野:本教科書の内容に関連した配付資料(各回ごとに配付)を用いた進行を予定しています。

参考書

化学分野:「不都合な真実」(ランダムハウス 講談社)アル・ゴア著 枝廣淳子 訳
生物分野:授業時に指示

関連科目

化学および生物学にかかわる科目全般

授業時間外の学習(準備学習等について)

・授業支援システムで予習・復習あるいはレポート(提出)に関する指示をします。しっかりと授業外学習に取り組んでください。なお、試験は、化学分野と生物分野にそれぞれについて実施します(化学分野は第8回目、生物については15回目を予定しています)。試験形態については、それぞれ担当者から通知いたします。

・化学と生物学に関する高等学校レベルの知識が不足している場合は、B3-213のSEL教室にコンピューター12台を設置し、自主学習用e-learning教材を提供しています。3タイプの自習用教材で「生物」、「化学」を準備学習することができます。
 利用に際しての不明な点はSEL教室担当者に伺ってください。SEL室担当事務員の指示のもと、コロナ・インフルエンザ対策をして、能動的学習に取り組んでください。
 SEL教室利用可能時間:月~金曜日:10時30分~17時50分です。
・SEL室のコンピューターを利用してインターネットにも接続可能です。また、自然科学に関するDVD教材なども所蔵しています。積極的に活用ください。

授業の概要

今年度、授業はオンラインで実施します。

本授業では我々の身の回りにあって、我々に影響を及ぼす生物学と化学に関する諸問題について触れる。具体的には、生命の起源・細胞の構造と分裂・遺伝子の発現・ホルモン、空気・水・オゾン層・地球温暖化・エネルギーなどを取り上げて、持続可能な社会について学生と一緒に考えます。

各章(各回)ごとにレポートの提出を求めます。レポートに書く内容は各章の課題と章末の問題です。レポートは授業支援システムに提出します。提出期限は各回、指示します。さらに適宜、小テストを行い、授業の理解度を確認します。

授業計画

第1回 履修ガイダンス、本授業で取り扱う生物学・化学の概要説明、化学アンケート調査 準備学習等 教科書「序章」p2-p17 予習すること
第2回 第1章「空気」分子レベルで見た日々の呼吸 準備学習等 教科書p22-p74を予習すること
第3回 第2章「オゾン層の保護」地上と影響しあう上空の世界 準備学習等 教科書p84-p134を予習すること。指定された第1章の章末問題をレポートで提出する。
第4回 第3章「全地球的温暖化気候変動に関わる化学」 準備学習等 教科書p142-p195を予習すること。指定された第2章の章末問題をレポートで提出する。
第5回 第4章「燃焼から手に入れるエネルギー」 準備学習等 教科書p204-p260を予習すること。指定された第3章の章末問題をレポートで提出する。
第6回 第5章「水の化学・水の働き」安全な飲料水が持つ不思議 準備学習等 教科書p270-p322を予習すること。指定された第4章の章末問題をレポートで提出する。
第7回 第6章「酸性雨の脅威と海水の酸性化」 準備学習等 教科書p330-p372を予習すること。指定された第5章の章末問題をレポートで提出する。
第8回 「地球資源とエネルギー」まとめの授業、中間テスト(2回目~7回目までの授業内容から試験を実施する。) 準備学習等 指定された第6章の章末問題をレポートで提出する。中間テストの準備。
第9回 第1章 「空気」との関連で、呼吸・エネルギーなど生物が生きるために必要なことを細胞レベルで概説 準備学習等
第10回 第1章 「空気」との関連で、空気の中の成分の生物影響について:CO2、CO,NO、など 準備学習等 気体のもつ生物影響をレポートで提出する。
第11回 第2章「オゾン層」との関連で 地球環境の変遷、生物圏の確立と生物進化について
 ・・・生物の陸上化と多様性
準備学習等 地球温暖化を防ぐには 具体的な生物機能との関連で考察し、レポートを提出する。
第12回 第2章「オゾン層」との関連で 紫外線とDNA (遺伝子とその発現制御などを含む) 準備学習等 遺伝子発現の機構とバイオテクノジーへの応用についてレポートで提出する。
第13回 第2章「オゾン層」との関連で 生物と光 光を感じる仕組み・・・光受容体:動物の眼と植物の眼

番外編:地球に住むということ:重力への適応 (宇宙生物学的観点から)
準備学習等 宇宙環境利用を絡めて、動植物の重力応答機構をレポートで提出する。
第14回 第3章「地球温暖化」との関連で 温室効果と光合成
第6章「酸性雨」との関連で 環境ホルモン(内分泌かく乱物質)など
準備学習等
第15回 「生態系としての生物」作用-反作用 および、総括と試験 準備学習等 9回目~14回目までの授業内容から試験を実施する。
第16回 予備日 準備学習等

成績評価

化学分野:レポート評価点、中間テスト(化学分野で50点)
生物分野:レポート評価点、期末テスト(生物分野で50点)
これらを合わせて、100点満点で評価する。生物・化学に関する基礎的な知識が身につけられており、専門課程において実社会に密着した社会的・自然科学的問題を解決できるようになるための論理的思考力が身についているかが評価基準となる。

備考(実務経験の活用を含む)

 化学と生物学に関する高等学校レベルの知識が不足している場合は自習用のe-learning教材(B3棟2階SEL教室で提供)を利用して学習してください。