化学B<1組>(工学域(物質))

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
化学B<1組>(工学域(物質))
Principles of Organic Chemistry B
A600420005 2 1 後期授業 理系基礎科目 FLCHE1942-J1 火3 オンライン(中百舌鳥キャンパス) 池田 浩・他

オフィスアワー

池田、松井、太田:火曜日16:15-17:45 B5棟6C-68
小川、野元:月曜16:15-17:45 B5棟5C-67
・毎週、所定の時間に対面、メール(大学メールのみ)およびZoomでの質問等を受付。

授業目標

炭素を対象とした広範な学問分野である有機化学を体系的に習得するための第一段階として、有機化合物の基礎的物性と反応を学習する。詳細な授業の目的と到達目標は以下の通り。
1. 有機分子の構造と反応性の基本的性質を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。
2. アルカン、シクロアルカンの構造、性質、反応特性を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。
3. 立体異性体の構造の特徴を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。
4. ハロアルカンの性質、反応特性、反応機構を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。
5. アルコール・エーテルの構造、性質、合成法、反応特性、反応機構を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。
6. 反応機構の基礎を学習し、化学式や専門用語で説明できるようになる。

教科書

ボルハルト・ショアー著、古賀賢司ら監訳「現代有機化学(上)第8版」(2019、化学同人、“赤本“)

参考書

ボルハルト・ショアー著、古賀賢司ら監訳「現代有機化学(下)第8版」(2020、化学同人、“青本”)
N. E. ショアー著、古賀賢司ら監訳「現代有機化学第8版 問題の解き方」(同、 “黄本”)
奥山 格ら著「有機化学(改定2版)」(2016、丸善出版)
富岡秀雄ら著「有機化学の基本 電子のやりとりから反応を理解する」(2013、化学同人)

関連科目

有機化学IA、有機化学IIA、有機化学演習IA、有機化学演習IIA

授業時間外の学習(準備学習等について)

1. シラバスおよび授業中の指示で次回の授業範囲がわかるので、教科書を精読して予習すること。
2. 前回の小テストやHomework (HW)を参考に、復習を行うこと。
3. 授業後の小テストと宿題となったHWに解答の上、提出すること。

授業の概要

化学Bでは有機化学に必要な基礎概念や約束ごと、有機化合物の命名法、有機化合物の構造、官能基の性質、基礎的な合成反応などを教えて、有機化学全般にわたる基礎知識が身につくように指導する。
有機化学は、炭素化合物を対象とする学問分野である。そのため、炭素原子から分子をつくるための化学結合の概念をまず理解する必要がある。原子軌道から始めて、分子軌道、混成軌道、共有結合などを重点的に説明し、多種多様な有機分子の構造や性質について、体系的な把握ができることを目指す。この構造論を基盤にして、各論では、アルカン、シクロアルカン、ハロゲン化物、アルコール、エーテルなどの構造、合成、反応、および性質について説明する。また、立体異性体、キラリティー、光学活性など立体化学の基礎概念について解説する。

授業計画

第1回 ・シラバス等の説明
・1章 有機分子の構造と結合 
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・教科書を精読して予習。
第2回 ・前回小テスト&HW講評
・2章 構造と反応性 -酸と塩基、極性分子と非極性分子-
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第3回 ・前回小テスト&HW講評
・3章 アルカンの反応 -結合解離エネルギー、ラジカルによるハロゲン化ならびに相対的反応性
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第4回 ・前回小テスト&HW講評
・4章 シクロアルカン (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第5回 ・前回小テスト&HW講評
・4章 シクロアルカン (2)
・5章 立体異性体 (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第6回 ・前回小テスト&HW講評
・5章 立体異性体 (2)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第7回 ・前回小テスト&HW講評
・5章 立体異性体 (3)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第8回 ・前回小テスト&HW講評
・6章 ハロアルカンの性質と反応 -二分子求核置換反応- (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第9回 ・前回小テスト&HW講評
・6章 ハロアルカンの性質と反応 -二分子求核置換反応- (2)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第10回 ・前回小テスト&HW講評
・7章 ハロアルカンの反応 -一分子求核置換反応と脱離反応の経路- (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第11回 ・前回小テスト&HW講評
・7章 ハロアルカンの反応 -一分子求核置換反応と脱離反応の経路- (2)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第12回 ・前回小テスト&HW講評
・8章 ヒドロキシ官能基:アルコール -性質、合成および合成戦略- (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第13回 ・前回小テスト&HW講評
・8章 ヒドロキシ官能基:アルコール -性質、合成および合成戦略- (2)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第14回 ・前回小テスト&HW講評
・9章 アルコールの反応とエーテルの化学 (1)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。
第15回 ・前回小テスト&HW講評
・9章 アルコールの反応とエーテルの化学 (2)
・小テスト、HW出題
準備学習等 ・前々回の小テストとHWの講評の復習。
・前回のHWに解答して提出。
・教科書を精読して予習。

成績評価

中間まとめや期末試験は行わない。毎回の授業取り組みの程度、小テスト、Homework (HW)等の結果をもとに、授業目標 (達成目標) の達成度に準じて総合的に成績評価を行う。合格するためには、授業目標 (達成目標) 全般の基礎・原理・特徴など(例えばアルカン、シクロアルカン、アルコール、エーテルの構造、性質、反応特性、反応機構など)を記述により答えられることが必要である。

備考(実務経験の活用を含む)

・本講義は選択科目ですが、 物質化学系学類における最初の有機化学の授業で、高校の有機化学から大学の有機化学へとつなぐ、基礎的で重要な内容を含みます。従って、応用化学・化学工学・マテリアル工学の課程に関係なく、物質化学系学類の全学生の履修を推奨します。
・コロナウイルス感染防止の観点から、すべての講義をオンライン(非同期型)で行う予定です。
・2組_A600420006は不開講なので、化学Bの受講希望者は全員、本講義を受講して下さい。
・授業支援システムでのファイルのアップロードは、授業当日9時の予定です。
・中間まとめ、期末試験はありません。毎回の小テストおよびHomework (HW)の解答に基づき、成績評価します。
・授業開始前日までに指定の教科書を購入し、受講申請を終えておいて下さい。