化学II<1組>(生命環境科学域(自然 物理・分子)(再履修))

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
化学II<1組>(生命環境科学域(自然 物理・分子)(再履修))
Principles of Organic Chemistry
A600400003 2 1 前期授業 理系基礎科目 FLCHE1940-J1 木2 B3-117 小関 史朗

オフィスアワー

在室時は随時

授業目標

化学Iでは現代化学の物質観を理解するための基礎として,原子・分子レベルで物質の構造とその変化についての講義を行い,化学で必要とする物質観を身に付けることを目標とする.具体的には,以下の能力を身につけることを目指す.
(1)原子軌道の特徴を理解し,周期表の成り立ちを説明できる
(2)分子軌道の概念に基づき,酸素の常磁性を説明できる
(3)混成軌道を使って基本的な分子の形を説明できる
(4)熱力学の諸法則に基づき,化学物質の自発的な変化を予測できる
(5)一次反応を定量的に取り扱えるようになる

なお,2年次の“量子化学1および量子化学2”は本講の内容の上で強く相関している.

教科書

 馬場正昭ら著「物理化学要論」学術図書 ISBN: 978-4-7806-0480-1

参考書

・フレッシュマンのための化学結合論,Winter著・西本訳(化学同人)
・興味が湧き出る化学結合論,久保田真理著(共立出版)
・中田宗隆著・化学結合論(裳華房 2012 年)
 McQuarrie-Simon著・物理化学(上)(東京化学同人)
 Engel-Reid著・物理化学(上)(下)(東京化学同人)
 河野裕彦著・化学のための数学・物理(裳華房)
・その他

関連科目

量子化学1,量子化学2

授業時間外の学習(準備学習等について)

当該項目に関する講義の前には教科書の該当部分をあらかじめ目を通してくること.

授業の概要

1回〜5回は量子論に基づいた化学結合と分子構造の理論を主に解説する.6回〜9回は無機化合物を中心に種々の結合と相互作用を概観する.10回〜13回は熱力学について説明し,14回〜15回は電気化学と反応速度論について解説する予定ではあるが,講義の進行状況により省略する項目がある.

詳細は以下のページを参照せよ.

http://fock.c.s.osakafu-u.ac.jp/~shiro/class/index.html

授業計画

第1回 講義内容の説明と計画 準備学習等
第2回 第1章:原子の構造と性質 準備学習等
第3回 第2章:原子軌道と電子配置 準備学習等
第4回 第3章:分子軌道と共有結合 準備学習等
第5回 第4章:異核二原子分子と双極子モーメント 準備学習等
第6回 第5章:混成軌道と分子の形 準備学習等
第7回 第6章:化合物の立体異性体 準備学習等
第8回 第7章:配位結合と金属錯体 準備学習等
第9回 第8章:イオン結合と金属結合 準備学習等
第10回 第9章:分子間力と水素結合 準備学習等
第11回 第10章:内部エネルギーとエンタルピー 準備学習等
第12回 第11章:エントロピーと自由エネルギー 準備学習等
第13回 第12章:圧力・温度の相図と相平衡 準備学習等
第14回 第13章:化学反応における平衡状態 pH計算 準備学習等
第15回 第14章:電気化学・電池
第15章:反応の速度と活性化エネルギー
準備学習等
第16回 * 講義の進度に応じて変更される。 準備学習等

成績評価

授業目標(達成目標)1〜5の達成度で評価する.合格(C)となるためには,
・量子化された電子の状態をもとに,周期表の成り立ちを説明できる
・分子軌道の概念を説明できる,混成軌道を使って分子の形を説明できる
・化学物質の自発的な変化を予測できる,・一次反応の定量的な取り扱いができる
上記5点を達成することが求められる.評価には,主に定期試験の結果を用い,講義中に出題したレポートの提出状況を考慮する.