化学I<2組>(生命環境科学域(理学))

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
化学I<2組>(生命環境科学域(理学))
Principles of Inorganic and Physical Chemistry
A600390002 2 1 前期授業 理系基礎科目 FLCHE1939-J1 木2 B3-204 中瀬 生彦

オフィスアワー

毎週火曜日12:30-13:30(C10棟817号室)

授業目標

本講義は、生体機序や医薬品を含む医療技術・日常生活において密接に関わる有機化学の基礎の理解を深めることを目的とし、
1.原子の構造、特性、周期性
2.化学結合(共有結合、イオン結合)の特性
3.有機化合物の構造(立体構造を含む)と物理化学的特性
4.分子間あるいは原子団間の相互作用
5.酸性、塩基性
の項目を中心に学習することで、分子理解や有機化合物の反応様式・機構の最も基礎的な部分を習得達成することを目標とする。

教科書

「ブルース 有機化学概説」第3版 Paula Y. Bruice 著 大船泰史ほか監訳 化学同人

参考書

「物理化学の基礎」柴田茂雄 著 共立出版

授業時間外の学習(準備学習等について)

毎回授業後に次回までの予習の課題を提示する。

授業の概要

本講義では、下記の授業計画に基づいて「深淵な有機化合物の反応様式・機構の理解」及び「生体内・細胞内での化学反応の理解」を大切にした講義を進め、あらゆる基礎研究の礎になる知識と実践的な応用に繋がる授業展開を行う。

授業計画

第1回 ・講義概説
・電子構造と結合
1.1 原子の構造・1.2 原子の中の電子の分布
準備学習等
第2回 ・電子構造と結合
1.3 イオン結合と共有結合・1.4 化合物の構造・1.5 原子軌道・1.6 原子の共有結合形成・1.7 有機化合物中の単結合
準備学習等
第3回 ・電子構造と結合
1.6 原子の共有結合形成・1.7 有機化合物中の単結合
準備学習等
第4回 ・電子構造と結合
1.8 二重結合形成・1.9 三重結合形成・1.10 メチルカチオン, メチルラジカル, メチルアニオン・1.11 アンモニア・1.12 水・1.13 ハロゲン化水素
準備学習等
第5回 ・酸と塩基
2.1 酸と塩基の定義・2.2 pKaとpH・2.3 有機酸と有機塩基・2.4 酸・塩基反応の結果予測・2.5 平衡の位置(反応物と生成物の偏り)
準備学習等
第6回 ・酸と塩基
2.6 酸の構造とpKa値への影響・2.7 置換機の影響・2.8 非局在化電子の基礎
準備学習等
第7回 ・酸と塩基
2.9 酸の強さを決定する因子・pHの有機化合物構造への影響・2.11 緩衝液
準備学習等
第8回 ・有機化合物への招待
3.1 アルキル置換基の命名・3.2 アルカンの命名・3.3 シクロアルカンの命名・3.4 ハロゲン化アルキルの命名
準備学習等
第9回 ・有機化合物への招待
3.5 ハロゲン化アルキル, アルコール, アミンの分類・3.6 ハロゲン化アルキル, アルコール, エーテル, アミンの構造・3.7 非共有結合性相互作用・3.8 有機化合物の溶解度・3.9 炭素-炭素単結合の回転・3.10 シクロアルカンの環ひずみ
準備学習等
第10回 ・有機化合物への招待
3.11 シクロヘキサンの配座異性体・3.12 一置換シクロヘキサンの配座異性体・3.13 二置換シクロヘキサンの配座異性体・3.14 縮合したシクロヘキサン環
準備学習等
第11回 ・異性体:原子の空間配置
4.1 シス-トランス異性体・4.2 E, Z表記 幾何異性体・4.3 鏡像・4.4 不斉中心・4.5 不斉中心をもつ異性体・4.6 エナンチオマー
準備学習等
第12回 ・異性体:原子の空間配置・4.7 R, S表記・4.8 光学活性・4.9 比旋光度・4.10 複数の不斉中心をもつ異性体・4.11 環状化合物の立体化学・4.12 メソ化合物・4.13 受容体・4.14 エナンチオマーの分離法 準備学習等
第13回 練習問題 準備学習等
第14回 練習問題 準備学習等
第15回 練習問題 準備学習等

成績評価

授業目標に掲げた各項目の理解度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、授業で取り上げた各種項目の6割以上について説明できることが求められる。成績を評価する方法として期末試験を用いる。