感情や認識に左右される視覚----『見る・見える』を考える<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
感情や認識に左右される視覚----『見る・見える』を考える<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010047 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水5 B2-302 小川 和重

オフィスアワー

金曜:12:10‐12:55

授業目標

(1)授業の目的 
物の見え方や見た物に対して生まれる感情は類似していることがあれば,人により大きく異なることもある。「みる」には,「見る(視る)」の他に「観る」や「診る」もある。「視覚」,「感情・認識」をキーワードに,「見る・見える」を科学的に掘り下げ,自分の考えを論理的にまとめ,人前で発表できる能力を養うことが目的である。
(2)授業の到達目標
以下の5項目の達成を到達目標とします。①課題を定め,インターネットや図書館を活用して課題に関する情報収集ができること。②収集した情報を論理的に構築させた文章を作成し,パーワーポイントファイルに発表用としてまとめられること。③数名のグループによるグループワークができること。④個人の課題間の共通事項を見出し,グループ用としてパーワーポイントファイルを再構築できること。⑤他のグループの発表を聴き,討論に参加できること。

教科書

なし

参考書

「鏡映反転」高野陽太郎著,岩波書店

授業時間外の学習(準備学習等について)

授業で取り上げる題材について書籍やインターネットを使い調べるとともに、授業内容に基づいてプレゼンテーション(パワーポイント)やレポートを作成する。

授業の概要

鏡の中の自分を見て,「3人に1人は左右逆とは感じない」との統計結果があります(「鏡映反転」高野陽太郎著,岩波書店)。鏡はどの方向の光も同じ角度で反射します。多くの人は,鏡の世界が左右逆さまに感じますが,上下逆さまには感じません。また,人は,よちよち歩きの幼い動物や赤ちゃんの動作に「愛くるしさ」と「危なっかしさ」を感じますが,老齢の動物や老人の足元がおぼつかない動作に「愛くるしさ」は感じないと思います。何故でしょう?「視覚」と「認識・感情」をキーワードに,上記に類似・関連する事象をから各自が課題を設定し,その課題に関する「見る・見える」を科学的に掘り下げ,自分の考えを論理的にまとめ,人前で発表できる能力を養うことが目的です。課題に関する情報収集を行い,個人およびグループで収集した情報を論理的に構築させて,個人ならびにグループで「課題に対する答え」を見出します。パーワーポイントファイルを使った発表と質疑応答で,見出した答えについて再考し,考えを洗練させる過程を体験により学びます。

授業計画

第1回〜第3回
オリエンテーションと図書館ツアーを行う。PCを使い図書館やWebの有効活用による情報収集,文献検索を行う基本的技術を身につける。ワードとパワーポイントの操作の基本を身につける。情報収集前に「見る・見える」に関する漠然とした個人のテーマについて,数ページ以内に収まるパワーポイントファイルを作成し全受講生の前で発表する。
第4回〜第9回
「視覚」,「感情・認識」をキーワードに,「見る・見える」を科学的に掘り下げた個人のテーマを決める。テーマについて情報収集し,自分の考えを論理的に構築してレポートにまとめ,パワーポイントのスライドを作成し提出する。また,クラス全員を対象に内容をスライドを使い発表し討論する。
第10回〜第15回
個人で発表したテーマの共通性をもとに,グループ(3〜4名程度)をつくり,内容を掘り下げ再構築を行いグループのテーマを決める。グループワークによりテーマについて情報収集し,グループの考えを論理的に構築してレポートにまとめ,パワーポイントのスライドを作成し提出する。また,クラス全員を対象に内容をスライドを使い発表し討論する。

成績評価

2/3以上の出席が評価の必要条件。授業の到達目標の5項目の達成度について,個人のワードならびにパワーポイントファイルとプレゼンテーション(40%),グループによるパワーポイントファイルとプレゼンテーション(40%),個人の授業への積極的な参加度(20%)の割合で評価する。自分で課題を見つけ,情報収集し,考えを論理的にワードファイルとパワーポイントファイルにまとめて発表し,他の受講者・担当教員と論議する,このプロセスを重要視する。達成度は以下の4段階で評価する。(A)積極的に活動し,活動成果の質も高かった。(B)積極的に活動した。(C)最低限の活動をし,活動成果を提出した。(D)活動を実施しなかった。

備考(実務経験の活用を含む)

対面授業を行う予定である。(新型コロナの感染状況によりオンライン形式に変更する可能性がある。)