ため池って何だろう?<初年次ゼミナール>

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
ため池って何だろう?<初年次ゼミナール>
First Year Seminar
A110010046 2 1 前期授業 初年次ゼミナール FLCFE1101-J2 水1 B2-202 工藤 庸介

オフィスアワー

火:15:00~16:00

授業目標

本授業では、ため池を題材として、課題設定-情報収集・整理-考察という一連のプロセスを体験し、そのまとめ方と発表の仕方の基本を身につけることを目標とします。授業を通して、大学で求められる能動的な学びのあり方を習得すると同時に、他者とのコミュニケーションの中で自らの思考を高めることの重要性にも気づくことを目指します。
具体的には、以下の能力を身に付けることを達成目標とします。
1. 「ため池」をめぐる諸問題について、多様な視点を積極的に取り入れることができるようにする。
2. 知識・情報の収集を積極的にできるようにする。
3. 収集した知識・情報を活用して、積極的に他者と意見交換を行い、具体的な論点を適切に抽出することができるようにする。
4. 自分の考えを自分で再検討し、論理的に考察できるようにする。
5. 収集した情報や自分の考えを、聞き手にわかりやすく表現・発表できるようにする。

教科書

アカデミックライティング入門 レポートの書き方

参考書

必要に応じて授業中に適宜指示する。

授業時間外の学習(準備学習等について)

PCを利用した情報検索・収集、発表準備など、授業時の指示にしたがって学習すること。

授業の概要

ため池とは、農業、特に稲作のために必要な水を貯めることを目的とした、人工の構造物です。「農は国の大本なり」という言葉の通り、わが国の国土や地域の成り立ちには、農業の歴史が深く関係しています。つまり、農業を根幹で支えるため池について考えることは、地域について考えることになります。

そこで本授業では、「ため池」というキーワードから出発して、地域の歴史、土地利用、生活環境や自然環境、これからの農業のあり方など、多様な問題について自らテーマを設定し、自ら調べ、考え、他者と議論することを学びます。そのために、受講生は4~5人ずつのグループに分かれ、グループ毎にテーマを選び、情報収集し、グループワークを行い、議論を繰り返しながら、グループとしての発表資料を作成し、プレゼンテーションに至る一連のプロセスを体験します。

授業計画

第1回 授業ガイダンス/自己紹介 準備学習等
第2回 図書館ツアー/ため池の基礎知識 準備学習等
第3回 レポート作成とプレゼンテーションの基礎 準備学習等
第4回 プレゼンテーション①(身近にあるため池の紹介) 準備学習等 自分の生活圏内にあるため池を一つ紹介できるように準備すること。
第5回 見学会(狭山池博物館) 準備学習等 狭山池博物館の展示内容などについて、事前に調べておくこと。
第6回 ため池に関係する諸問題 準備学習等
第7回 課題設定・グループ分け 準備学習等 第6回の授業内容を復習し、興味のある事項をピックアップしておくこと。
第8回 グループ討論①(役割分担/資料の調べ方) 準備学習等 与えられた課題について、自分なりに調べておくこと。
第9回 グループ討論②(情報収集の経過報告) 準備学習等 各自の役割に応じて、情報収集を進め、議論の材料となる資料を作成すること。
第10回 グループ討論③(中間報告の準備) 準備学習等 第9回での議論を踏まえ、グループの方向性に沿った情報収集を進めること。
第11回 プレゼンテーション②(中間報告) 準備学習等 各自の役割に応じて、プレゼンテーションのための資料を作成すること。
第12回 グループ討論④(発表内容の再検討) 準備学習等 第11回での議論を踏まえ、修正や再検討が必要な事項を整理しておくこと。
第13回 グループ討論⑤(成果報告の準備) 準備学習等 各自の担当分について、仕上げておくこと。
第14回 プレゼンテーション③(成果報告) 準備学習等 各自の役割に応じて、レジュメとスライドを作成すること。
第15回 総括 準備学習等 第14回のプレゼンテーションを通して得られた知見や、反省すべき点などについて整理しておくこと。

成績評価

授業目標(達成目標1~5)の達成度で評価を行います。
授業への積極的な参加度(出席・グループ討論・発表会での積極的な発言など)30%、グループでのプレゼンテーション(レジュメを含む)40%、個人レポート20%、個人プレゼンテーション10%を総合して成績評価を行います。
C(合格)となるためには、12回(全体の5分の4)以上の出席を前提とします。

備考(実務経験の活用を含む)

各種の資料作成においては、PCの活用を求める。
授業計画は、全体の進捗状況をみて変更することがある。
第5回で予定している見学会に際しては、交通費を各自が負担する必要がある(南海高野線 白鷺駅~大阪狭山市駅 210円(片道))。入館料は無料。