健康・スポーツ科学概論(現代システム学域)

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
健康・スポーツ科学概論(現代システム学域)
Introduction to the Health and Sports Sciences
A400030002 2 1 後期授業 健康・スポーツ科学科目 FLCHA1703-J1 月5 B3-202 熊安 貴美江

オフィスアワー

毎週木曜日昼休み(12:10~12:55)

授業目標

この授業ではまず、「健康」とはどういうことかを、その概念や人々の健康観、昨今の健康ブームなどから相対的にとらえることから始め、現代に生きるわたしたちにとっての健康のあり方や、その規定要因について考えてみます。現在もわたしたちの周りにある「健康」言説について、それを批判的に考える視点も獲得します。
そのうえで、自分自身にとって健康に生きるための条件を考え、食事や運動・スポーツ、休養がどのように役立ちうるのかについて、多角的な視点から理解するとともに、グループワークを通して相互に学び合います。
また、それらを実際の生活に役立つ知識として活用できるよう、自分自身の現実の生活に立脚しながら、食や運動実践のあり方について、具体的な方策を各自が立案し、実践を試みます。

教科書

特に指定しません。

参考書

○安部孝・琉子友男編(2020)『これからの健康とスポーツの科学 第5版』(KSスポーツ医科学書)講談社
○福岡大学スポーツ科学部(編集)(2017)『大学生のスポーツと健康生活』大修館書店
○岡田 英孝ほか(2016)『大学生のための「健康」論 健康・運動・スポーツの基礎知識』 道和書院
○大学生の健康・スポーツ科学研究会(2014)『大学生の健康・スポーツ科学 第5版』道和書院
○深代 千之、安部 孝 編著(2019)『スポーツでのばす健康寿命: 科学で解き明かす運動と栄養の効果』東京大学出版会
○山崎 喜比古(監修)、朝倉 隆司(編集)(2017)『新・生き方としての健康科学』 有信堂高文社
○河合美香(編著)(2015)『健康づくり政策への多角的アプローチ』ミネルヴァ書房
○詫摩 佳代(2020)『人類と病-国際政治から見る感染症と健康格差』中央公論新社
○木村 知(2019)『病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ』角川新書
○近藤 尚己 (2016)『健康格差対策の進め方: 効果をもたらす5つの視点』 医学書院
○高尾将幸(2014)『「健康」語りと日本社会 リスクと責任のポリティクス』新評論
…ほか

関連科目

健康・スポーツ科学演習IおよびII(基盤科目)

授業時間外の学習(準備学習等について)

各授業テーマに関連する文献や資料を参照して、授業前後の予習、復習をおこなってください。また食や運動実践に関する具体的な方策の立案に関しては、適宜、関連するテーマの文献資料にあたったうえで、自分自身の生活に立脚した計画を立てるように工夫してください。発表に関しては、グループで選択したテーマに従って、調査、実験などを行い、学生相互に協力しながら準備してください。

授業の概要

「食べる」・「眠る」・「学ぶ」・「働く」・「遊ぶ」・「運動する」・「休む」など、わたしたちの日常はこうした基本生活から成り立っており、これらをいかにコーディネートするかで、健康にかかわるさまざまな身体的、精神的、社会的状態が生み出されていきます。
この授業では、こうした基本生活と健康な状態との関わりを、グループワークを取り入れつつ、自分たちの素朴な生活実感から探り、問題意識を深めます。健康や運動・スポーツに関連するさまざまな研究蓄積から多角的に学び、「健康」言説を批判的に検討しながら、主体的に考える機会を提供します。また、自身の具体的な生活経験とリンクし、等身大の自分の問題としてとらえられるように、食生活改善計画や運動実践計画なども立案し、実際の生活の場で試してみます。
受講者数にもよりますが、関心テーマに添った小グループでの発表を計画しています(受講人数によって変更の可能性あり)。
*基本的に対面授業を予定していますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況により、対面授業をオンライン授業に切り替える場合もあります。

授業計画

第1回:ガイダンス
・授業の目標および概要、成績評価などについて概説します。
第2回~第10回:以下のようなテーマで、各1回から複数回の講義をします。
・「健康」って何だっけ?
・健康格差を考える
・運動・スポーツと健康 
・食生活と健康/運動・スポーツ
・肥満とダイエット
・ストレスと疲労/運動・スポーツ
・性と生殖に関する健康  など
第11回~第15回:学生によるグループ発表(実施の有無、および実施する際の回数は受講人数によって変更する場合があります)
*(発表実施の場合)受講生は、発表資料を最終レポートとして提出

成績評価

受講生は課題として、自分の日常生活に立脚しつつ、食生活や運動の改善計画を立案し実践できること、および健康やスポーツについて各自の関心に基づいたテーマに沿って、グループでまとめ、発表することが求められます(グループ発表が実施できない場合は、別途、最終レポート提出となります)。成績評価に占める割合は、平常点:60%(感想カードやミニレポート)、発表(最終レポート):40%とし、合計60点以上であれば、C(合格)となります。

備考(実務経験の活用を含む)

授業開始前日までにできるだけ受講申請を終えておいてください。