応用言語学特殊講義

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
応用言語学特殊講義
Special Lectures in Applied Linguistics
Q122800001 2 1 前期集中 専門科目 HHSLC6530-J1 割外 オンライン(中百舌鳥キャンパス) 定延 利之

授業目標

本科目では,日本語の話しことばの観察を通して,音声言語をつかさどる基本的な概念と原理を考える力を受講者に獲得させることを目的とする。

具体的には以下の能力を身に付けることを達成目標とする。
[1] 話しことば研究を推進するための基礎的な知識と技法を,受講者が自身で獲得していけるようになる。
[2] コミュニケーション研究,音声研究,そして文法研究を含む統合的な研究枠組みを自ら構想できるようになる。

教科書

使用しない。資料を配付する。

参考書

定延利之(編) 『発話の権利』ひつじ書房,2020年.
定延利之 『コミュニケーションと言語におけるキャラ』三省堂,2020年.
定延利之 『文節の文法』大修館書店,2019年.
定延利之 『コミュニケーションへの言語的接近』ひつじ書房,2016年.
定延利之 『ささやく恋人,りきむレポーター:口の中の文化』岩波書店,2005年.

授業時間外の学習(準備学習等について)

上記の参考書を読むことは予習につながりますが、予習は基本的に難しいので,復習に力を入れてください。

授業の概要

コミュニケーション行動に関する伝統的な考えを批判的に検討するとともに,コミュニケーションの中の日本語の姿を分析する。具体的には,次のような観点から分析をおこなう。
(1) コミュニケーション行動観と伝達・意図
(2) 発話をつかさどる原理
(3) 談話の構成
(4) 文発話の流暢性と非流暢性

授業計画

スケジュールは以下の通りだが受講者の理解度に応じて変更する可能性がある。

第1回 コミュニケーションの中の日本語の文法
【コミュニケーション行動とは】
第2回 伝達に基づくコミュニケーション行動観と発話の権利
第3回 意図に基づくコミュニケーション行動観とキャラ
【発話をつかさどる原理】
第4回 組み合わせの文法ときもちの文法
第5回 発話の権利から見る日本語の場面性
【談話の構成】
第6回 自立性が無い継ぎ穂発話
第7回 名詞発話のイントネーション
第8回 オノマトペ発話
第9回 感動詞発話
第10回 ドリフトイントネーション
第11回 アクセントとイントネーション
【文発話の流暢性と非流暢性】
第12回 こま切れ発話の規則性
第13回 「枝分かれ」説の検証
第14回 並列助詞の偏った分布とアクセント合成
第15回 まとめ

成績評価

単位の取得には,上記(1)~(4)のうち少なくとも1点に関して、[1][2]を達成することが求められる。成績評価に占める割合は,レポート70%,授業参加度30%とする。

備考(実務経験の活用を含む)

以下の日程でおこなう予定です。

9月16日(木) 1~4コマ
9月17日(金) 1~4コマ
9月21日(火) 1~4コマ
9月22日(水) 2~4コマ


オンライン同期
変更がある場合は掲示等でお知らせします。