地域言語文化学特論C

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
地域言語文化学特論C
Special Topics in Regional Languages and Cultures C
Q122700002 2 1 後期授業 専門科目 HHSLC6519-J1 水4 A15-130 森田 耕平

オフィスアワー

木曜4コマほか(その他の曜日・時間帯もメールで相談可。事前連絡をお願いします)

授業目標

この授業では、現代日本語の記述的研究を行うにあたって必要となる、次のような基礎的能力を身に着けることを目標とする。

(1)文献が批判的に読解できる    
(2)基礎概念・用語が正確に理解できる
(3)実例を適切に収集・整理できる  
(4)帰納的な分析を通じた記述ができる

教科書

第1回の授業で指示する。

参考書

下記を中心に、授業内で適宜紹介する。

奥田靖雄(1989)「なかどめ―動詞の第二なかどめのばあい」言語学研究会(編)『ことばの科学2』pp.11-47,むぎ書房.
言語学研究会(編)(1983)『日本語文法・連語論(資料編)』むぎ書房.
工藤真由美(1995)『アスペクト・テンス体系とテクスト―現代日本語の時間の表現』ひつじ書房.
―――――(2014)『現代日本語ムード・テンス・アスペクト論』ひつじ書房.
鈴木重幸(1972)『日本語文法・形態論』むぎ書房.

授業時間外の学習(準備学習等について)

(1)購読文献の必要箇所を読む
(2)基礎概念・用語を確認する
(3)データを収集・整理する
(4)発表レジュメを作成する

授業の概要

・この授業は、現代日本語の記述的研究(特に,実例に基づく帰納的分析)を行うにあたって必要となる,基礎的な能力を身に着けることを目標とした授業である。

<授業の進め方、受講者に求めること>
・講義および演習形式で進める。
・講義では、基礎概念を解説しつつ、理解を深める議論を行う。
・演習では、各受講者の担当範囲を定め、文献の読解とデータの収集・整理に基づく発表を行う。
・発表では、発表者が理解や疑問を提示するとともに、他の受講者も文献や発表の内容に関して積極的に意見を提示し、議論を行う。


<扱う内容>
・現代日本語の文法に関する、基本的な概念を扱った記述的研究を購読文献とする。
 (おおよその領域については、上記「参考書」と下記「キーワード」を参照してください)

<キーワード>
・品詞 >動詞、形容詞、名詞
・文の成分 >述語、主語、補語、修飾語、状況語
・述語の意味的なタイプ >運動、状態、存在、特性、関係、質
・動詞述語の文法的カテゴリー >ムード、テンス、アスペクト、極性、ヴォイス
・動詞の分類 >運動動詞、状態動詞、存在動詞、特性・関係動詞
        主体動作客体変化動詞、主体変化動詞、主体変化動詞
・動詞の活用 >終止形、連体形、連用形、条件形
・名詞の格 >を格、に格、で格

授業計画

第1回  :ガイダンス
第2~ 4回:講義(基礎概念の解説と議論、データ収集・発表方法の確認)
第5~15回:演習(文献の読解とデータの収集・整理に基づく発表と議論)
第16回  :まとめ、レポート課題の提示

成績評価

・授業目標の(1)~(4)について、5段階(特に優れている(A+)、優れている(A)、ふつう(B)、ふつうには及ばない(C)、この授業の要求に達していない(D))で評価する。

・評価の対象と内訳は以下の①~③とする。
 ①授業への参加度(15回、30%)
 ②発表      (2回、40%)
 ③レポート    (1回、30%)

備考(実務経験の活用を含む)

・日本語を母語としない受講者(留学生)の受講も歓迎する。
・発表は、受講人数に応じてグループまたは個人で行う。