グループ・アプローチ特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
グループ・アプローチ特論
Group Psychotherapy
Q122360001 2 1 後期授業 専門科目 HSSPE6723-J1 木2 A15-311 髙橋 幸治

オフィスアワー

水曜13時から14時

授業目標

臨床心理学の技法に、グループへのアプローチ法がある。治療を目的とした心理療法的グループアプローチや自己理解や対人関係での新たな気づきをねらった自己啓発的グループアプローチ、特定の職種対象の組織研修的グループアプローチ等である。本講義では、まず様々なグループアプローチを概観し、その歴史的背景や内容の理解を深めるとともに、イメージに注目したグループアプローチを実際に体験するという実習を内容に含んでいる。実習を通して、グループ力動やイメージの特性について体験的理解を深める。特に、自分自身の表現過程に向き合い、新たな発見をしたり、他者の表現からの影響を受けたり、グループでの交互の作用を経た表現に直面することで、人の力や不思議さ、イメージの発展可能性などを味わうこと、さらにそれらが心理臨床に生かされるような体験となることを目標のかなたに考えている。
具体的には、以下を達成目標とする。
1、グループ力動について、体験にもとづく理解、および考察をすることができる。
2、イメージの特性について、体験にもとづく理解、および考察をすることができる。
3、イメージを用いたグループアプローチの創造性、発展性、危険性について、主観と客観を交えて考察することができる。

教科書

特に指定せず

参考書

「心理臨床における個と集団」岡田康伸、河合俊雄、桑原知子編、創元社
「ファンタジーグループ入門」樋口和彦、岡田康伸、創元社
「イメージによるグループワークの実際」樋口和彦、岡田康伸、至文堂

授業時間外の学習(準備学習等について)

実習で体験したことで、疑問や考えが浮かんだり、連想することが出てきたら、それを大切にし、次の授業時間で発言や質問として話題に出すようにする。その後、時間をかけて振り返り、自身や他者、グループに生じたことについて主観と客観を交えた考察を行う。

授業の概要

1ガイダンス
2グループアプローチの歴史、概観
3二者関係でのイメージによるやりとり
4三者関係でのイメージによるやりとり
5グループごろごろ
6グループプレイセラピー
7グループ箱庭(1)
8グループ箱庭(2)
9グループ箱庭(3)
10前半部のまとめ、後半部についてのミーティング
11~14ファンタジーグループ体験
15まとめ

成績評価

授業目標(達成目標)の1~3の達成度で成績評価を行う。単位取得のためには、
1、グループ力動について、体験にもとづく理解、および考察をすることができる。
2、イメージの特性について、体験にもとづく理解、および考察をすることができる。
3、イメージを用いたグループアプローチの創造性、発展性、危険性について、主観と客観を交えて考察することができる。
上記の3点の達成度の総合点が60%以上であることが求められる。成績評価には、授業内実習についての活動・態度(80%)、まとめレポート(20%)を用いる。

備考(実務経験の活用を含む)

臨床心理学分野以外のものは受講不可