環境化学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
環境化学特論
Special Topics in Environmental Chemistry
Q122080001 2 1 前期授業 専門科目 HSENC6606-J1 金2 A5-206 興津 健二

オフィスアワー

興津健二:金 14:35~16:05

授業目標

持続可能な社会を構築するためには、様々な環境問題に対して科学的な解決や改善を図る必要がある。本授業では、環境やそれに関連するエネルギー・資源問題の解決や改善に関する最近の化学分野の研究について説明できることを⽬標とする。さらに最近の学術論⽂の読解を通じて、環境・エネルギー・資源問題に対する化学的な観点からの理解を深めることを目標とする。
以下の能⼒を⾝につけることを達成⽬標とする。
1.有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態について説明できること。
2.有機汚染物質の分解無害化技術について説明できること。
3.環境・エネルギー・資源問題に対して科学的な解決や改善を図る⽅法や関連知識について説明できること。
4.各種データを適切に収集し、収集したデータを適切に解析できること。

教科書

適宜資料を配布する。

参考書

適時紹介する

授業時間外の学習(準備学習等について)

予習として、講義内容に関連する図書や文献を読んでおくこと。復習として、配付資料中の内容について復習するとともに関連図書や文献を読むことで、講義内容の理解をさらに深めること。また、講義に関連する研究論文の検索を行い、論文の読解を行い研究動向を把握すること。

授業の概要

以下の内容について輪講と講義を行う。授業の後半では、受講者が関連する研究論文を調べ、研究動向の紹介を行う。
・有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態
・有機塩素化合物とダイオキシンの環境動態
・超音波とキャビテーションの物理化学作用
・超音波キャビテーションを利用する環境汚染物質の分解無害化
・環境・エネルギー・資源問題に関連する超音波霧化技術と金属ナノ粒子利用技術
また以下の内容も授業に関連する。
・環境汚染物質の化学分析と分解無害化技術
・環境負荷低減を考慮した化学プロセス
・吸着剤、触媒、ナノ粒子、エネルギー関連材料の合成技術と評価
・無機および有機資源の回収と改質

授業計画

第1回 有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態I 準備学習等 有機化合物の沸点、融点、ヘンリー定数、log Pの定義と求め方について調べておくこと。
第2回 有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態II 準備学習等 有機化合物の沸点、融点、ヘンリー定数、log Pの定義と求め方について調べておくこと。
第3回 有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態III 準備学習等 有機化合物の沸点、融点、ヘンリー定数、log Pの定義と求め方について調べておくこと。
第4回 有機塩素化合物とダイオキシンの環境動態I 準備学習等 有機塩素化合物とダイオキシンの特徴について調べておくこと。
第5回 有機塩素化合物とダイオキシンの環境動態II 準備学習等 有機塩素化合物とダイオキシンの特徴について調べておくこと。
第6回 関連する学術論文の検索と精読I 準備学習等 Scopusの利用法を復習・予習しておくこと。
第7回 関連する学術論文の検索と精読II 準備学習等 Scopusの利用法を復習・予習しておくこと。
第8回 超音波とキャビテーションの物理化学作用 準備学習等 超音波とキャビテーションの定義と応用例について調べておくこと。
第9回 超音波キャビテーションを利用する環境汚染物質の分解無害化I 準備学習等 OHラジカルの特徴、1次反応式、2次反応式、吸着等温式について調べておくこと。
第10回 超音波キャビテーションを利用する環境汚染物質の分解無害化II 準備学習等 OHラジカルの特徴、1次反応式、2次反応式、吸着等温式について調べておくこと。
第11回 環境・エネルギー・資源問題に関連する超音波霧化技術と金属ナノ粒子利用技術I 準備学習等 霧の発生方法と表面張力の求め方について調べておくこと。金属ナノ粒子の合成法、触媒とセンサーの特徴について調べておくこと。
第12回 環境・エネルギー・資源問題に関連する超音波霧化技術と金属ナノ粒子利用技術II 準備学習等 霧の発生方法と表面張力の求め方について調べておくこと。金属ナノ粒子の合成法、触媒とセンサーの特徴について調べておくこと。
第13回 環境・エネルギー・資源問題に関連する超音波霧化技術と金属ナノ粒子利用技術III 準備学習等 霧の発生方法と表面張力の求め方について調べておくこと。金属ナノ粒子の合成法、触媒とセンサーの特徴について調べておくこと。
第14回 研究論文紹介I 準備学習等 超音波キャビテーションを利用する環境汚染物質の分解無害化に関する論文を調べて精読しておくこと。
第15回 研究論文紹介II 準備学習等 超音波霧化技術や金属ナノ粒子利用技術に関する論文を調べて精読しておくこと。
第16回 レポート 準備学習等 レポートを作成し、提出すること。

成績評価

授業⽬標(達成⽬標)の1〜4の達成度で成績評価を⾏う。単位を取得するためには、
・有機汚染物質の物理化学的性質と環境動態について6割以上説明できること。
・有機汚染物質の分解無害化技術について6割以上説明できること。
・環境・エネルギー・資源問題に対して科学的な解決や改善を図る⽅法や関連知識について6割以上説明できること。
・各種データを適切に収集し、収集したデータの6割以上について解析できること。
上記の4点を達成することが求められる。授業中または復習時に⾏う演習問題、研究論⽂紹介、レポートにより総合的に成績を評価する。