日本社会文化史特論2B

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
日本社会文化史特論2B
Special Topics in the Social and Cultural History of Japan 2B
Q120950001 2 1 後期授業 専門科目 水4 A6-309(研究室) 山東 功

オフィスアワー

月曜5限(16:05~17:45)

授業目標

多文化共生に関わる基本事項について、その概要を把握するとともに、現代日本における多文化共生をめぐる諸問題について検討できる視点を養う。具体的には、以下の能力を身に付けることを目標とする。
1. 多文化共生の特質とその課題について理解し、説明できるようになる。
2. ブラジル日系移民社会成立の歴史的経緯について理解し、説明できるようになる。
3. ボリビア、パラグアイ日系移民社会の概要について理解し、説明できるようになる。
4. 在日南米日系人社会の概要について理解し、説明できるようになる。

教科書

テキストは用いず、プリントを配布する。

関連科目

日本文化特論A

授業時間外の学習(準備学習等について)

日系移民社会のみならず、世界各国における移民社会や文化の諸相についても、相応の関心を持っておくことが望ましい。

授業の概要

「多文化共生社会について―南米日系移民社会日本語論―」
 今日、グローバル化が大きく叫ばれる一方、エスノセントリズム(自民族中心主義)的な主張も極めて目立つようになってきた。こうした中、多様性への理解を進め、コンフリクトの解消を目指す「多文化共生」への理解や考察は、ますます重要なものになってくると思われる。本講では、そうした多文化共生を考察するための具体的事例として南米日系移民社会を取り上げ、その概要について解説を行う。特に、1908年以降、本格的な移住が行われたブラジルを中心に、ボリビア、パラグアイ等における、南米日系社会におけるポルトガル語・スペイン語と日本語との接触の実態と、それに関連する多文化共生をめぐる今日的課題について講述する。

授業計画

第1回 講義概要・ガイダンス 準備学習等
第2回 多文化共生とは何か 準備学習等
第3回 「人種」「民族」をめぐって 準備学習等
第4回 日系移民社会の諸相 北米・南米・満洲・南洋 準備学習等
第5回 南米日系移民社会史 準備学習等
第6回 戦前のブラジル日系移民社会と教育 準備学習等
第7回 移民社会における戦争認識 準備学習等
第8回 定住化と日本語 バイリンガルへの模索 準備学習等
第9回 日系移民社会の言語生活 準備学習等
第10回 日系移民社会と文学 準備学習等
第11回 ボリビア日系移民社会と沖縄 準備学習等
第12回 パラグアイの日系移民社会 準備学習等
第13回 入管法の改正と南米日系人 準備学習等
第14回 在日南米日系人社会と日本語教育 準備学習等
第15回 まとめ 準備学習等

成績評価

授業目標(達成目標)の達成度で評価する。成績評価には学期末提出のレポートと、各回(10回実施)の小課題の結果を用い、学期末提出レポートを6割、小課題を4割の割合で評価する。学期末提出のレポートについては、⑴根拠に基づき論理的な説明がされているか、⑵形式・表記が適切で読みやすい文章となっているか、また、小課題については、(1)講義に関する基本的な内容が理解できているか、(2)自らの考えが適切に示されているか、を中心に、それぞれ4段階(A,B,C,D)で評価する。