文化社会学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
文化社会学特論
Special Topics in Cultural Sociology
Q120840001 2 1 前期授業 専門科目 HSSOC6618-J1 木5 オンライン(中百舌鳥キャンパス),A15-226(研究室) 秋庭 裕

オフィスアワー

火曜12時15分から45分であるが他曜日・他時間帯も可、いずれの場合も要メール連絡。

授業目標

社会学における質的研究と記述的理解を宗教社会学を中心に習得する。
フィールドワークによるファーストハンドのデータの収集と、その処理、さらには論文作成に習熟する。今年度はとくに日本の新宗教研究をベースに考えていく。

教科書

フリック『質的研究入門』2002春秋社。秋庭裕・川端亮『霊能のリアリティへ』2004新曜社。

参考書

適宜指示する

関連科目

文化社会学特論B

授業時間外の学習(準備学習等について)

参加者各人の問題関心との接点を探りながら授業をすすめるが、各人の積極的コミットメントが不可欠である。
また、講義とともに参加者の報告を課すので、とくに報告者は参照すべき文献を入念に点検し準備すること。

授業の概要

近年、質的なデータを扱う研究方法がますます注目を集めている。この講義では、まずフィールドワークによるデータ収集法を検討する。フィールドワークの有効性を最大限発揮させることのできる研究デザインと実査のノウハウを検討する。
次に、インタビューからナラティブへの展開を考察しよう。これまた近年、物語論は大流行の観があるが、本講義ではとくに「行為論的物語論」という観点から検討する。ここで物語研究におけるコンピュータ・コーディングの利用についても紹介し、リクール流の理論的な物語論の経験的研究への応用の試みを提示してみたい。
そして、記述の問題である。ギアーツの言う「濃密な記述」、あるいは、エーコ流の「開かれた記述」は、いかに達成されるのかということ検討しよう。われわれの研究分野の最終的な出力が、今日なお「論文」というディスクールでの生産物である限り、「優れた」文章表現に接近するには何が必要なのであろうか。一筋縄では達成できないこの目標を考えていきたい。

授業計画

第1回 オリエンテーション:15回の概要紹介。 準備学習等
第2回 質的研究とは何か 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備。
第3回 理論からテクストへ 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第4回 何がテクストか? 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第5回 研究デザイン 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第6回 調査デザイン 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第7回 フィールドへの参入 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第8回 サンプリング 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第9回 口頭データ 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第10回 インタビューの世界 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第11回 データとしてのナラティブ 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第12回 テクストから理論へ 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第13回 コード化とカテゴリー化 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第14回 質的データの計量的分析 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備
第15回 質的研究の記述的理解 準備学習等 予習と復習
課題は前回授業で提示。
発表者は、その準備

成績評価

「授業内容に関する知識の修得、拡大・深化のレベルを、日頃の学習姿勢、発表内容ならびにレポートなどから判断して、次の5段階で評価する。特段に優れたレベルである(A+)、優れたレベルである(A)、 ふつうのレベルである(B)、ふつうには及ばないレベルである(C)、この科目で求めるレベルに達していない(D)。 」
授業で取り上げた学説・先行研究・調査分析法を概説できることが、成績評価の最低基準となる。