慢性看護学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
慢性看護学特論
Theory and Concept of Chronic Illness Patient Care
P620480001 2 1 前期授業 専門科目 NNNUR6512-J1 水4 B402 籏持 知恵子

オフィスアワー


籏持教授:木曜日12:00~13:00A-403研究室

授業目標

 慢性病者とその家族の反応や療養行動特性、慢性病が当事者とその家族の生活に及ぼす影響を心理的・社会的に探求するとともに、その対象理解や看護に必要な概念・理論を理解し、実践や研究への適用を検討することを目的とする。

具体的には以下の能力を身につけることを達成目標とする。

1.慢性病者への看護に必要な主な理論や概念について説明でき、実践と研究への適用可能性について述べることができる。
2.慢性病者と家族の反応や療養行動特性と、慢性病が当事者や家族の生活に及ぼす影響を心理的・社会的側面から説明できる。

教科書

特に指定しない

参考書

1)Pierre Woog ed.(1992):The Chronic Illness Trajectory Framework-The Corbinand Strauss Nursing Model-,黒江ゆり子他訳(1995)慢性疾患の病みの軌跡,医学書院.
2)Strauss A.Landothers(1984):Chronic Illness and The Quality of Life,C.V.Mosby,南裕子監訳(1987) 慢性疾患を生きる,医学書院
3)Pamala D. Larsen: Chronic Illness –Impact and Intervention Tenth Edition, Jones & Bartlett Learning, 2019.
4)野川道子編,看護実践にいかす中範囲理論 第2版,メジカルフレンド,2017.
その他オリエンテーション時に授業中に紹介する。

授業時間外の学習(準備学習等について)

オリエンテーション時に配付された資料に掲載されている各回の授業目的にそった方法で進めるため、参考文献を読み、必要事項を各自まとめておく。

授業の概要

 文献や国内外の研究論文を通して、慢性疾患を病む人の看護に必要な概念・理論を理解し、実践と研究への適用を検討する。また慢性疾患を病む人と家族の反応や療養行動特性、生活に及ぼす影響を社会的心理的に探求する。主にプレゼンテーションと討議によりすすめる。

授業計画

第1回 慢性疾患の定義、概念 準備学習等 参考文献などを読み、慢性疾患の定義や患者の体験や家族の反応、生きる上での問題点、必要なヘルスケアなどについてまとめておく。
第2回 慢性疾患の病みの軌跡理論①理論的背景 準備学習等 病みの軌跡理論の概要についてまとめておく。
第3回 慢性疾患の病みの軌跡理論②事例による理解 準備学習等 病みの軌跡理論の枠組みの観点から実践事例を分析し、まとめておく。
第4回 慢性疾患を生きる:慢性疾患患者の反応と身体、精神、社会的問題 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第5回 慢性疾患から派生する障害の構造 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第6回 QOL論:概念、慢性疾患とQOL 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第7回 コンプライアンス、アドヒアレンス 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第8回 セルフケア、セルフマネージメント 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第9回 ヘルス ビリーフ モデル/ヘルスローカルオブコントロール 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第10回 トランスセオリティカルモデル 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第11回 セルフ エフィカシー 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第12回 モデリング 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第13回 エンパワーメント 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第14回 スティグマ 準備学習等 配付されたオリエンテーション資料にある目的、方法、参考文献を読み、必要事項をまとめておく。
第15回 慢性疾患看護の発展に向けての課題と展望 準備学習等 興味のあるテーマで文献レビューを行い、現在の明らかになっている知見と今後の課題についてまとめておく。

成績評価

1.慢性疾患を病む人々への看護に必要な理論や概念について、論理的に、事例を通して説明できる。
2.慢性疾患を病む人々と家族の反応や療養行動特性、生活に及ぼす影響を説明できる。              

上記の2点を達成することが求められる。成績を評価する手段としてプレゼンテーションおよび討議(50%)、レポート(50%)による課題達成状況により評価する。
レポート:自己のサブスペシャリティ領域における興味のあるテーマ(理論や概念)を1つあげ、最近の研究について文献をレビューする。