無機化学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
無機化学特論
Inorganic Chemistry
P321610001 2 1 前期授業 専門科目 SCCHE5205-J1 木1 A5-306 松坂 裕之・他

オフィスアワー

随時(対応可能な時間帯は以下を参照)
http://www.c.s.osakafu-u.ac.jp/~matuzaka/cluster/class/schedule.pdf

授業目標

以下の各項目を学ぶことを基盤として、分子変換場としての遷移金属錯体の機能を理解すること
 (1) 金属-炭素結合の形成の基盤となるオービタル同士の重なり合い
 (2) 中心金属の形式酸化数、電子配置、18電子則
 (3) 代表的な有機金属錯体の合成と構造
 (4) 有機金属錯体の示す素反応パターンとその反応機構
 (5) 有機金属錯体上で進行する触媒的分子変換反応

教科書

The Organometallic Chemistry of the Transition Metals
6th Edition, Robert H. Crabtree (Wiley Interscience)

参考書

小澤・西山 「有機遷移金属化学」 (朝倉書店)
中沢・小坂田編著 「有機金属化学」 (三共出版)
山本明夫 「有機金属化学~基礎と応用 ~」 (掌華房)
中村晃編著 「基礎有機金属化学」 (朝倉書店)
シュライバー 「無機化学(上・下)」 (東京化学同人)
L. S. Hegedus 「遷移金属による有機合成」 村井訳 (東京化学同人)

関連科目

自然科学類・分子科学課程で履修する下記科目:
無機化学1、無機化学2、無機化学3、無機化学演習、有機立体化学、有機化学1、有機化学2、有機化学3、有機化学4、分子構造解析1、分子構造解析2、物理化学1、化学1、化学2

授業時間外の学習(準備学習等について)

教科書の当該個所の予習

授業の概要

多様な構造と性質とを有する有機金属化合物の化学の基礎について、まず「金属-炭素結合の性質と電子配置」に関し、金属-炭素σ結合および金属-炭素π結合の性質とそれらが分子軌道法によりどのように理解できるかについてまとめます。次いで「有機遷移金属化合物の反応性」を基本的な素反応パターンごとに整理し、有機典型元素化合物の反応性と比較しつつ学びます。さらに有機遷移金属化合物を触媒または反応剤として活用した分子変換反応について講述します。

授業計画

第1回 遷移金属錯体化学の基礎(松坂) 準備学習等 Chapter 1
第2回 有機金属錯体の一般的性質(松坂) 準備学習等 Chapter 2
第3回 アルキル錯体および関連する σ 結合錯体(松坂) 準備学習等 Chapter 3
第4回 カルボニル及びホスフィン錯体、配位子置換反応(松坂) 準備学習等 Chapter 4
第5回 π 錯体(松坂) 準備学習等 Chapter 5
第6回 酸化的付加と還元的脱離(松坂) 準備学習等 Chapter 6
第7回 挿入反応と脱離反応(松坂) 準備学習等 Chapter 7
第8回 配位子への求核攻撃と求電子攻撃(松坂) 準備学習等 Chapter 8
第9回 均一系触媒(松坂) 準備学習等 Chapter 9
第10回 有機遷移金属化学における物理化学的手法(竹本) 準備学習等 Chapter 10
第11回 金属-配位子間多重結合(竹本) 準備学習等 Chapter 11
第12回 有機金属錯体の応用(竹本) 準備学習等 Chapter 12
第13回 クラスター錯体と金属ー金属結合(竹本) 準備学習等 Chapter 13
第14回 有機合成化学への応用(竹本) 準備学習等 Chapter 14
第15回 期末試験 準備学習等

成績評価

授業目的(到達目標)の達成度を、期末試験および 課題レポートの内容/提出状況により評価します。単位を修得するためには、授業内容に即した基礎的問題を解くことができることが必要です。