医療と社会

科目名
Course Title
配当年次 開講期間
Term
曜日-コマ 単位数
Credit
担当教員
Instructor
科目識別 講義コード
医療と社会 1 前期 水2 2 進藤 雄三 選択 10447

授業目標

  医療は医療者と患者間の個人的営為であるとともに、すぐれて社会的な営為である。医療が社会的営為であるからこそ、社会医学の祖ウィルヒョウは「医学は本質的に社会科学である」と宣言した。医療を社会学的にみるというのはどういうことをいうのか。医療社会学と呼ばれる領域で扱われる主題を通して、医療の社会性についての理解を深める。

授業の概要

1)医療と社会 :医療と社会の関係、および医療人文―社会科学との関連を概説する。
2) 健康・病気・医療 :<健康ー病気ー医療>の相互関連を、概念的・歴史的に概説する。
3) 医学・医療I :医学・医療とは何かを近代以降の歴史に依拠して説明する。
4) 医学・医療II :医学・医療の現代的展開を解説する。
5) 病人役割と病気行動:「病人」というカテゴリーと病気行動概念を説明する。
6) 医療専門職I  :医師という職業の特性を専門職論の観点から解説する。
7) 医療専門職II :コメディカルを中心に医療関連職種を専門職論から分析する。
8) 医師−患者関係 :医師−患者関係について解説する。
9) 医療施設 :病院組織について説明する。
10) 医療システム :社会保障における医療システムについて概説する。
11) 医療倫理 :生命倫理における諸論議を概説する。
12)性と医療 :性差(ジェンダー)と医療の関連を解説する。
13)医療化と健康主義 :医療化と呼ばれる現象と健康主義との関連を説明する。
14)障害・老化・死 :医療における障害・老化・死の問題を社会学的に考察する。
15)21世紀医療の課題 : 医療崩壊/医療危機とは何を意味し、どう対処すべきか考察する。

テキスト

進藤雄三・黒田浩一郎 編「医療社会学を学ぶ人のために」、世界思想社、1999、2003

参考書

1)中川輝彦・黒田浩一郎 編「よくわかる医療社会学」世界思想社、2010.
2) 進藤雄三「医療の社会学」世界思想社、1990.
3) 森田洋司・進藤雄三編「医療化のポリティクス」学文社、2006
4) P.コンラッド/J.W.シュナイダー著「逸脱と医療化」(進藤雄三監訳)ミネルヴァ書房、2003
5) N.クリスタキス著「死の予告ーー医療における予言と予後」(進藤雄三監訳)ミネルヴァ書房、2006

関連科目

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試験・成績

出席およびレポート/試験によって行う。

備考