| 科目名 Course Title |
配当年次 | 開講期間 Term |
曜日-コマ | 単位数 Credit |
担当教員 Instructor |
科目識別 | 講義コード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 異文化理解 | 1 | 前期 | 火2 | 2 | 宮脇 幸生 | 選択 | 10426 |
近年グローバル化が進行する一方で、異なる文化間の対立が、世界のあちこちで大きな紛争をまねいている、といわれています。異なる文化に住む人々は、相互に理解をすることができないのでしょうか?
「異文化理解」では、比較社会学や文化人類学という方法を用いて、社会のあり方を見て行きます。比較社会学や文化人類学は、さまざまな社会の文化を比較します。それによって、私たちの文化や社会の特徴を、逆に浮き立たせようとするのです。ここでは私たちの(日本)文化の自明性も、異文化の理解を通してゆさぶられることになります。そうすることで、その底にある人間社会の共通性を見出そうとするのです。
この半期の授業は、全体で3部構成となっています。第1部では、狩猟採集社会から始まり、農耕社会、牧畜社会など、世界の周辺的な地域に存在する民族の文化について学びます。これらの社会を通して、産業化された社会とは異なった社会の仕組みと、その中での人々の生き方を見ていくことにします。
第2部では、これらの社会のあり方から、社会を構成する原理を抽出し、それをわれわれの生きる産業化された社会に適用してみることにします。贈与と交換、結婚・近親相姦の禁忌・援助交際、ダブルバインドと摂食障害など、比較文化の知見によって鍛えられた分析枠組みで、現代日本社会を分析するのです。
第3部では、従来文化人類学が扱ってきた周辺的な社会と、日本を含む世界の政治・経済的な中核社会の関係について考えることにします。アフリカの女性性器切除(女子割礼)と、西欧フェミニズムとのかかわりなど、具体的な例をとりあげて考察します。
なし
授業中に指定する
比較社会学B、社会調査論
出席、および小テスト