バイオビジネス論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
バイオビジネス論
Biobusiness
B301230001 2 4 前期授業 専門科目 CAOAG3104-J1 割外 オンライン(中百舌鳥キャンパス) 廣瀨 芳彦・他

オフィスアワー

集中講義開講日の休憩時間

授業目標

前半は、基礎科目で習得したバイオテクノロジー関連の知識・技術がどのようなかたちでビジネスに活用されているかを実用例や社会的なトピックスを挙げながら講義を中心に解説する(廣瀬)。
後半は、研究成果を社会実装するために欠かせない知的財産権とその戦略について、事例を交えながら講義を中心に解説し、演習・議論により知識の深堀を図る(秋元)。
この講義によって,バイオテクノロジーの産業の現状を理解するとともに,大学で修得した知識・技術を社会で活用するための思考法を養成することを目標とする。具体的には以下の知識を習得することを達成目標とする。
1.バイオ関連ビジネスの市場について理解すること。
2.バイオビジネスの現状を分野別に解説できること。
3.バイオビジネス構築の過程について理解すること。
4.知的財産権の取得の目的、ビジネスにおける権利活用について理解すること。
5.発明の種類と食品用途発明について理解すること。
6.内閣府バイオ戦略から見る、国内バイオの方向性を理解する。

教科書

なし(スライドおよびプリントを併用する)

参考書

なし

授業時間外の学習(準備学習等について)

本講義は集中形式で行うので、事前にシラバスを読んで授業内容を理解しておくこと。1日に3〜5回分の講義を行う予定であるので、各授業日毎に疑問点等を整理して、復習すること。

授業の概要

本学類の卒業生の多くが携わると思われるバイオビジネスはこれから飛躍的に発展する分野の一つであることは間違いない。本講義では将来にわたって実社会に於いて役立つバイオビジネス全般に関して概説する。

授業計画

第1回 バイオテクノロジーの実用化とその市場(廣瀬)
・これまでのバイオ技術の進展と実用化に至るまでの変移・課題を振り返る
・バイオビジネス市場の全体像を理解する
・SDGsに向けたバイオテクノロジーの役割
準備学習等
第2回 バイオ関連事業 (製薬・医療分野)(廣瀬)
・製薬業界におけるバイオ製品の動向を紹介
・バイオ技術の進展に伴う医療の変革を学ぶ
・新しい医療の在り方、医療制度改革
準備学習等
第3回 バイオ関連事業(食品分野)(廣瀬)
・遺伝子改変技術がもたらした市場の変化
・ゲノム編集技術の浸透
準備学習等
第4回 バイオ関連事業(環境・エネルギー・工業分野)(廣瀬)
・バイオエコノミー・バイオマス・バイオプラスチック分野の現状課題と技術戦略
準備学習等
第5回 生物機能を利用した物質生産(廣瀬)
・日本が得意とする微生物、酵素を利用した物質生産について学ぶ
・ファインケミストリーでの物質生産
準備学習等
第6回 産業用酵素のビジネス概要(廣瀬)
・産業用酵素の歴史とビジネス用途、その市場
・酵素のレギュレーションと国別の解釈
準備学習等
第7回 バイオ関連ビジネスの概要と将来への展望(廣瀬)
・遺伝子改変(ゲノム編集も含む)技術がもたらす市場
・医療におけるバイオテクノロジーへの期待
準備学習等
第8回 知的財産と知的財産権、特許制度(秋元)
・知的財産権取得の目的とは何かを実例を交えながら紹介し、制度を理解する
準備学習等
第9回 バイオビジネスと知的財産権(秋元)
・微生物発酵油脂の開発における海外企業との係争を通じて、知的財産権の効力について学ぶ
準備学習等
第10回 特許要件、出願手続きと審査、海外での権利取得(秋元)  
・特許を認められる要件を学ぶ
準備学習等
第11回 権利行使、侵害訴訟1(秋元)
・間接侵害、特許権の消尽 
・切り餅事件 
・トマトジュース事件
準備学習等
第12回 権利行使、侵害訴訟2(秋元)
・セサミン基本・サブ特許の概要
・セサミン特許による警告・裁判の事例を交えて、権利行使の実際の実務を理解する
技術契約
・技術契約の必要性を理解する
準備学習等
第13回 発明の種類と用途発明(秋元)
・医薬と食品の法律上の位置づけの海外との違い
・食品用途発明とその表現方を学ぶ
準備学習等
第14回 内閣府バイオ戦略・知的財産推進計画について、事例を交えて紹介し、我が国が生き残る戦略について理解する(秋元) 準備学習等
第15回 講義のまとめ 準備学習等

成績評価

平常点(30点)とレポート(70点)で成績評価する

備考(実務経験の活用を含む)

担当講師の都合により、前半と後半の日程が入れ替わることがあります