創薬フィージビリティ研究実習

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
創薬フィージビリティ研究実習
Practice in Feasibility Study on Drug Discovery
B301050001 1 5 前期前半 専門科目 CVANS4620-J4 割外 りんくう-第3実習室 髙野 桂・他

授業目標

製薬企業や食品企業などにおける創薬の初期段階では、フィージビリティ研究として、新規に創製された未知化合物を一般薬理試験・毒性試験で評価し、その主作用(有効性)と副作用(毒性)を予測することで、go or not goを判断する。その化合物取り扱い等の一般的知識・技術を習得するための実習科目である。本実習では、既知の医薬品をブラインドして「未知検体」として扱い、その薬理または毒性作用を、これまでの実習で習得した薬理学的・毒性学的手法を用いて同定することで、創薬初期段階における化合物のスクリーニングフローを理解し、習熟することを目的とする。
具体的には、以下の能力を身につけることを達成目標とする。
1.溶解などの化合物の一般的取り扱いが出来ること。
2.マウス一般行動の正常と異常、変化を見極められること。
3.自律神経系、消化器系、循環器系等の各組織の正常と異常、変化を見極められること。

教科書

特に指定しない。プリントを配布する。

関連科目

実験動物学実習、獣医生化学実習、獣医生理学実習、獣医薬理学実習、毒性学実習、創薬学概論

授業時間外の学習(準備学習等について)

本実習では、「未知検体」を用いて、その薬理または毒性作用を各回の実験で同定していく。そのため、実験で得られた結果から「未知検体」を予測し、その同定に関わる情報収集や、レポート作成等の復習が必要である。また、発表を行う前には、発表に必要な情報の収集と資料の作成が必要である。

授業の概要

未知検体の評価について、その基本である化合物の取扱、調製法、物性評価法、マウス一般行動に及ぼす影響、自律神経系に及ぼす影響、消化器系に及ぼす影響、循環器系に及ぼす影響などについて実習する。

授業計画

(オムニバス方式/全7回)
1. 概要説明
2. 未知検体の評価①:化合物の取扱、調製法、物性評価法(溶解性など)
3. 未知検体の評価②:マウス一般行動に及ぼす影響(Irwinの多元観察方法、LD50、不安様行動など)
4. 未知検体の評価③:自律神経系に及ぼす影響(疼痛反応に対する鎮痛効果)
5. 未知検体の評価④:消化器系に及ぼす影響(腸管運動の測定)
6. 未知検体の評価⑤:循環器系に及ぼす影響(血圧、心拍、血液パラメーターの測定)
7. 総括(発表形式)

成績評価

実習科目であるため、各回の実習において実際に自ら手を動かし実験を行うことが重要である。成績評価はレポートおよび総括の発表内容で行う。それにより授業目標の達成度を評価するものとする。C(合格)となるためには実験の実施とレポートおよび総括の発表が必要である。
実習科目のため、成績評価の対象となるには、授業回数の5分の4以上に出席していることが必要である。