有機化学演習IA

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
有機化学演習IA
Exercises in Organic Chemistry IA
B201440001 1 後期授業 専門科目 BCCHE2609-J2 火1 A5-202,A5-306,A5-307,A5-308 岡村 晴之・他

オフィスアワー

岡村: 金曜5コマ・6A-05
野元: 月曜5コマ・5C-66
前田: 水曜5コマ・5A-08
松井: 水曜5コマ・6C-73
小玉: 月曜5コマ・5C-66
鈴木(祥): 水曜2コマ・6A-12
鈴木(直): 水曜2コマ・5A-05

授業目標

1.有機分子の構造を正しく理解し,Lewis構造式が描ける。
2.アルカンのラジカルによるハロゲン化の反応機構について説明できる。
3.シクロヘキサンの立体配座変換について説明できる。
4.有機化合物の配置と配座を理解し,立体異性体を識別することができる。
5.光学活性物質についてエナンチオマーおよびジアステレオマーの識別ができる。
6.ハロアルカンのSN1およびSN2反応の反応機構を説明することができ,正しい生成物を導くことができる。
7.ハロアルカンのE1およびE2反応の反応機構を説明することができ,正しい生成物を導くことができる。
8.アルコールの合成反応を説明できる。
9.Grignard試薬や有機リチウム試薬とカルボニル化合物との反応を説明できる。
10.アルコールを用いた置換反応や官能基変換について説明できる。
11.1H NMR分光法を用いて簡単なアルカンやハロアルカンの構造同定ができる。

教科書

K.P.C.Vollhardt,N.E.Schore著、大嶌幸一郎ら訳
「現代有機化学(上)第8版」(化学同人)

参考書

・R.T. Morrison, R.N. Boyd著、中西香爾ら訳「有機化学 第6版」(東京化学同人)
・右田俊彦ら著「有機化学演習」(裳華房)
など

関連科目

化学B、有機化学ⅠA

授業時間外の学習(準備学習等について)

本授業は、演習問題を通じて有機化学についての理解を促すものである。よって、受講者はまず、授業前に必ず「自身の力」で解答を作成することが必要である。その際、わからない箇所があってもただ諦めるのではなく、関連科目である化学B、有機化学ⅠAの講義ノート・資料や教科書・参考書を参考にしながら熟考し、わからない部分を明確にすることが大事である。これらの準備を行わなければ、授業の教育効果は大きく薄れることとなるので、予習には十分に時間を費やしてほしい。また、授業後の復習もしっかりと行うことが望まれる。演習問題をもう一度解くことによって自身の理解度を確認し、わからない内容については教科書や参考書をよく読んで知識を定着させることが望まれる。授業中説明がわからなかった内容などについても質問を受け付けるので、理解が不十分なところはそのままにしておかず、早期に克服すること。

授業の概要

有機化学の基礎をより深く理解させることを目指し, 演習形式で有機化学の問題を解く。テキストの章末問題からできるだけ多くの問題を解答し, その解答と解説について互いに議論し, 有機化学の考え方について具体的に学ぶ。本演習では脂肪族化合物を扱い, 化合物の命名から始め, 有機化合物の構造と性質との関係, 有機化合物の合成や反応における基礎的な事項を系統的に演習する。熱力学と動力学, 共鳴の概念, 立体化学の初歩, 電子の動き, などを具体的な例を豊富に示すことによって十分に理解させる。さらには、核磁気共鳴(NMR)分光法を利用した有機化合物の同定について、基本事項を講義し、簡単な有機化合物の構造解析ができるようにする。

授業計画

第1回 有機分子の構造と結合 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第2回 アルカンの化学 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第3回 アルカンの反応 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第4回 シクロアルカン 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第5回 立体異性体の化学 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第6回 第1-5週の応用演習(中間試験を含む) 準備学習等 第1-5週の演習問題を解けるようにする。正解を覚えるのでなく、正解に至る道筋を理解するように努める。
第7回 ハロアルカンの性質 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第8回 ハロアルカンの反応(二分子求核置換反応) 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第9回 ハロアルカンの反応(一分子求核置換反応) 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第10回 ハロアルカンの反応(脱離反応) 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第11回 ヒドロキシ官能基 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第12回 アルコールの反応 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第13回 エーテルの化学 準備学習等 演習問題を解き、不明な点を教科書で調べることで、未習得な事項について整理しておく。
第14回 1H NMR分光法の基礎 準備学習等 教科書を読み、未習得な事項について整理しておく。
第15回 1H NMR分光法による簡単な有機化合物の同定 準備学習等 教科書を読み、未習得な事項について整理しておく。
第16回 期末試験 準備学習等 第7-15週の演習内容について、応用問題に対応できるように学習する。

成績評価

C(合格)となるためには,演習に積極的に参加したうえで、授業で使用する教科書を理解し、基本的な演習問題が解けることが必要である。
達成目標の達成度について評価を、中間試験(40%)、定期試験(40%)、演習(20%)の内容により評価する。また、欠席した場合は減点を課し、出席率が3/4に満たない者は成績評価の対象とならない。

備考(実務経験の活用を含む)

教育目標:応用化学課程(2)