ヘルスケアシステム

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
ヘルスケアシステム
Health and Medical Care Information Systems
B100390001 2 2 前期授業 専門科目 AKHCI2232-J1 火5 B1-6 真嶋 由貴惠
桝田 聖子

オフィスアワー

火・金 12:10~12:55,その他はメールでアポイントをとること.

授業目標

本科目では,以下の能力を身につけることを達成目標とし,この到達度によって評価を行う.

1)我が国における情報化施策の経緯と現状について知り,効果的でかつ質の保証された高度なヘルスケア(保健・医療・福祉)サービスを提供するための情報通信技術の必要性および活用方法について理解できる。
2)現在のヘルスケアに関する利用者のニーズや,抱えている課題(対象者のプライバシーならびに個人情報保護,健康データの一元化と二次利用方法等)に対して,情報化技術の発展を踏まえ,具体的な解決方法や今後の展望について創造できる。
3)ヘルスケア分野で稼働する情報システムの企画立案,開発・運用保守を行うためにヘルスケアシステムに関する実務的な基礎知識や基礎技術力を習得できる。

教科書

・『新版 医療情報 第6版 医療情報システム編』 編集:日本医療情報学会医療情報技師育成部会 篠原出版新社,2020

参考書

・『新版 医療情報 第6版 情報処理技術編』 編集:日本医療情報学会医療情報技師育成部会 篠原出版新社,2019 
・『新版 医療情報 第6版 医学・医療編』 編集:日本医療情報学会医療情報技師育成部会 篠原出版新社,2019
・医療情報技師能力検定試験過去問題・解答集 2019:南江堂
・『医療情報サブノート 第4版』:日本医療情報学会医療情報技師育成部会 篠原出版新社,2017

関連科目

ヘルスケアサービス

授業時間外の学習(準備学習等について)

・授業はアクティブ・ラーニングを主体とし,テーマに関する事前学習と討議を中心に行う.その上で,知識の確認テスト,プレゼンテーションおよびディスカッション等によって構成する.
・「医療と情報システム」に関する最新のトピックについて,毎回授業の最初に発表を行う.
・授業内容については,教科書や参考書の該当部分を事前に読み,議論ができるまで予習しておくこと.指示のあった動画教材については事前に閲覧しておくこと.
・復習を行い,ヘルスケアシステムについて理解を深めること.

授業の概要

・ヘルスケアに関するサービスやシステムを検討・構築する上での課題や必要な情報システムに関する基本的な知識を学ぶ.
・授業はアクティブ・ラーニングを主体とし,テーマに関する事前学習と討議を中心に行う.その上で,知識の確認テスト,プレゼンテーションおよびディスカッション等によって構成する.

授業計画

以下の項目を中心に予習し,それらに基づいて将来のヘルスケアシステムについて議論・検討する.

・ヘルスケアシステムの特性
・ヘルスケアシステムの設計条件と安全管理
・ヘルスケア情報倫理,医療記録の電子化の変遷
・ヘルスケアシステムの構成と機能・ハードウェアとネットワークの要件
・ヘルスケアシステムの導入と運用(組織体制・組織間調整,設計から稼働までの手順,仕様書,契約,運用管理,評価と改善,運用管理規定)
・医療・福祉・保健を支えるヘルスケアシステム
・ヘルスケア情報の標準化・ヘルスケア支援のための情報分析・評価
・ヘルスケアシステムの将来
・グループワーク (現状分析・企画立案,開発・運用・保守案作成)など

成績評価

以下の項目の合計点60%以上を合格とする.

小・中テスト:40%
課題(授業ポートフォリオ,Homework):20%
グループワークへの参加度(アクティブ度):30%
最終レポート:10%
「あったらいいな!こんなヘルスケアシステム」

欠席は1コマにつき-8,遅刻早退は-4の減点を全体得点から行う.

備考(実務経験の活用を含む)

・授業内容は,医療情報技師能力検定試験(医療情報システム編)を基準に構成している.
・授業スケジュールは進捗に応じて,前後することもある.
・質問はオフィスアワー以外でも受け付ける.その場合は,メールでアポイントをとること.
・授業を欠席した場合は,欠席届を提出すること.

*1【アクティブ・ラーニング】
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり,学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称.学修者が能動的に学修することによって,認知的,倫理的,社会的能力,教養,知識,経験を含めた汎用的能力の育成を図る.発見学習,問題解決学習,体験学習,調査学習等が含まれるが,教室内でのグループ・ディスカッション,ディベート,グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である.
*2【反転授業】
授業と宿題の役割を「反転」させる授業形態のことを指す.通常は授業中に学生へ講義を行い知識を伝達し,授業外で既習内容の復習を行い,学んだ知識の定着を促す.これに対し,反転授業では自宅で教科書の他,講義ビデオなどのデジタル教材を使って学び,授業に先立って知識の習得を済ませる.そして教室では 講義の代わりに,学んだ知識の確認やディスカッション,問題解決学習などの協同学習により,学んだ知識を「使うことで学ぶ」活動を行う.このような授業形 態を導入することで,学生の学習意欲を向上させて知識の定着を促し,落ちこぼれを防ぐなどの効果が期待されている.

本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。