ソフトウェア工学

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
ソフトウェア工学
B100130001 2 3 前期授業 専門科目 AKOEN3206-J1 水3 A5-大 森 直樹

オフィスアワー

<前期>水曜日 14:35-16:05

授業目標

社会的ニーズを分析して新たな問題を自ら見つけだし,モデル化・定式化するとともに,得られた結果をシステムやソフトウェアの要求仕様の形で表現し,解決するデザイン能力を養う。
以下の能力を身に着けることを達成目標とする。
1.ソフトウェアとは何か,どのような特徴があるかを理解する。 
2.良いソフトウェアとはどのようなものかを把握する。 
3.オブジェクト指向などの概念を理解し,ソフトウェアのモデル化ができる。 
4.UMLなどのツールを用いてソフトウェアの分析,設計,実装,テストができる。

教科書

「ソフトウェア工学」 松本啓之亮 著,森北出版

参考書

「情報システム設計・開発技術」 河村一樹 著,近代科学社
「知能システム工学入門」 松本啓之亮,黄瀬浩一,森直樹 共著,コロナ社

関連科目

プログラミング入門,プログラミング言語概論,データ構造とアルゴリズム

授業時間外の学習(準備学習等について)

各回の授業計画に記載するので,そちらを参照する。

授業の概要

情報システムを多人数で開発し,運用・保守するための技術や管理の方法を習得する。このため,情報システムの概要,ソフトウェアのモデル化,ソフトウェア設計・管理,データベース,プログラム検証とテストなどにつき講述する。またソフトウェアを効率的に設計開発する手法および支援ツールの必要性と有効性につき理解する。

1.情報システムの概要 2.ソフトウェアのライフサイクル 3.ソフトウェア要求分析
4.要求分析モデル   5.ペトリネットモデル  6.オブジェクト指向モデル
7.統一モデリング言語UML(1):静的構造 8.統一モデリング言語UML(2):動的振舞い
9.オブジェクト指向分析 10.ソフトウェア設計・管理 11.データベースと情報検索
12.関係データベース 13. ソフトウェア検証 14.ソフトウェアテストと品質
15.ソフトウェア開発環境

注)各内容について実習を行う。

授業計画

第1回 情報システムの概要(ソフトウェアとは,特徴,良いソフトウェア) 準備学習等 教科書第1章1.1~1.3を読んでソフトウェアについてまとめておく。
第2回 ソフトウェアのライフサイクル(ウォータフォールモデル,スパイラルモデルなど) 準備学習等 教科書第1章1.4~1.6を読み,p.19の演習問題を解いておく。
第3回 ソフトウェア要求分析(図式的な要求モデル) 準備学習等 教科書第2章2.1~2.2を読んでおく。
第4回 要求分析モデル(データフロー図,コントロールフロー図,状態遷移図) 準備学習等 教科書第2章2.3~2.5を読んでおく。
第5回 ペトリネットモデル(定義,可到達性,可到達グラフ) 準備学習等 教科書第2章2.6~2.8を読み,p.45~p.46の演習問題を解いておく。
第6回 オブジェクト指向モデル(オブジェクト,データ抽象化,関係,継承,多相性) 準備学習等 教科書第3章3.1~3.2を読んでおく。
第7回 統一モデリング言語UML(1):静的構造(クラス図,オブジェクト図,配置図など) 準備学習等 教科書第3章3.3(p.53~p.55)を読んでおく。
第8回 統一モデリング言語UML(2):動的振舞い(動的振舞い:ユースケース図,シーケンス図など) 準備学習等 教科書第3章3.3(p.55~p.60)を読んでおく。
第9回 オブジェクト指向分析(動的な振舞いに着目する分析手順) 準備学習等 教科書第3章3.4を読み,p.76の演習問題を解いておく。
第10回 ソフトウェア設計・管理(分割統合,段階的詳細化,抽象化,構造化定理) 準備学習等 教科書第4章4.1~4.4を読んでおく。
第11回 データベースと情報検索(階層モデル,網モデル,E-Rモデル,検索手法) 準備学習等 教科書第4章4.5~4.6(p.94~p.95)を読んでおく。
第12回 関係データベース(従属性制約,正規表現,正規化) 準備学習等 教科書第4章4.6(p.95~)を読み,p.101の演習問題を解いておく。
第13回 ソフトウェア検証(停止性,部分正当性,論理的検証法,形式手法) 準備学習等 教科書第5章5.1~5.2を読んでおく。
第14回 ソフトウェアテストと品質(品質特性,動的テスト,テストケース設計) 準備学習等 教科書第5章5.4~5.5を読み,p.128の演習問題を解いておく。
第15回 ソフトウェア開発環境(分析設計ツール,テストツール,統合開発ツール) 準備学習等 教科書第6章6.1~6.2を読んでおく。
第16回 試験 準備学習等

成績評価

授業目標(達成目標)の1~4の達成度で成績評価を行う。合格となるためには1,2の項目について概略の説明ができ,3,4の項目について基本的な例題に対して解答できることが必要である。成績評価する手段として期末試験と小テストを用いる。成績評価に占める割合は,期末試験(80%),小テスト(20%)とする。