生物学実験(工学域)

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
生物学実験(工学域)
Fundamental Experiments of Biology
A600480001 2 1 後期授業 理系基礎科目 FLBAB1948-J3 月4,月5 B3-生物学実験室 加藤 幹男・他

オフィスアワー

随時(ただし、講義、会議、出張等の場合を除く)。

授業目標

生物学は目覚ましい発展を続けており、その理解には化学や物理学の知識をも必要としています。しかしながら、観察や実験なくして「生き物」の真の姿に触れることはできません。「生物学実験」は生物学が実験を母体として組み立てられた実証科学であることを理解するためのものであるとともに、生物学I/II(A/B)の講義内容を理解するための実験科目です。
 本実験科目では、安全に関する事項、生物試料の取り扱い方、生物を扱う際の基本的な倫理、顕微鏡操作法、各種実験器具の操作法、観察結果の記録・分析やレポートの書き方、グループ共同作業を行う場合の基本的マナーといった生物学実験実施上の基礎的な技術・知識を身に付けることを目的とします。さらに、微生物、植物、動物を対象とし、且つ、細胞、組織、器官レベルでの実験によって、生命の一様性と多様性の理解を深めます。これらの実験を通じて、さまざまな専門的生物実験への対応ができる能力を身に着けることを目標とします。
授業概要については「授業科目ガイド」も参照してください。 

初回に班分けをするので、受講希望者は必ず出席してください。

【注意】後期授業開始は9月27日ですが、この回は、オンライン講義資料にて「生物学実験における安全・倫理教育」を提供します。受講申請後、すぐに授業支援システムから視聴して、確認テストを受けてください(非同期型の提供ですので、都合の良い時に視聴できます)。対面の実験は、10月4日から開始します。

教科書

特に指定しません。各実験テーマ毎に、テキストを配布します。

参考書

各実験テーマ毎に、資料を配布または提示します。

関連科目

「生物学A」または「生物学B」が、必要先行科目です。これらの科目を「生物学実験」を受講する前に(あるいは平行して)履修しておかなければ、生物学が実験を母体として組み立てられている実証科学であることを理解するための「生物学実験」の履修が困難となる場合があります。

授業時間外の学習(準備学習等について)

事前学習:各回の実験テーマで配布される資料とともに、各実験に関する本や文献をよく読み、何のためにその実験を行なうのか、実験を成功させるために何が特に大切かを各自考えておいてください。

実験授業中:実験中は実験経過や観察結果をノートにこまめに記録するとともに、データの検討や反省点に関し共同実験者とよく議論し、次の実習に生かせるようにしてください。


実験後学習:テーマに関する本、文献を調べ、自分の将来にも役立つようなレポート作成を心がけてください。実験テーマごとに、実験を通じた生命現象に関する知識を深化させるように課題を課しています。これについて、参考資料などで学習し、しっかりとしたレポートを作成することが大切です。

授業の概要

生物学に関係する基礎的テーマを選定し、実施します。生物学に関する実験に必要とされる基礎的技術を習得すると共に、実験結果のまとめ方やレポートの作成方法などについても学びます。光学顕微鏡の操作技術の習得に基づく細胞・組織レベルでの構造観察、解剖学実験に基づく組織・器官レベルでの形態観察、染色体を指標とした細胞分裂の解析、生化学実験、飼育・交配技術の習得に基づく遺伝現象の実験的解明、試料調製や無菌操作技術の習得に基づく微生物実験、パソコンによる生体機能計測法、動物実験による個体の統合的理解に関係する実験項目などを準備しています。

授業計画

生物学に関係する基礎的テーマを選定し、実施します。
第1回目に、オリエンテーションと安全講習を実施します。
第2回目以降
 (1)生物学に関する実験に必要とされる基礎的技術を習得
 (2)実験結果のまとめ方やレポートの作成方法など
 (3)光学顕微鏡の操作技術の習得に基づく細胞・組織レベルでの構造観察(植物・動物)
 (4)解剖学実験に基づく組織・器官レベルでの形態観察(植物・動物)
 (5)染色体を指標とした細胞分裂の解析
 (6)発生:細胞分裂
 (7)生化学実験
 (8)飼育・交配技術の習得に基づく遺伝現象の実験的解明
 (9)試料調製や無菌操作技術の習得に基づく微生物実験
 (10)パソコンによる生体機能計測法
 (11)動物実験による個体の統合的理解に関係する実験
 (12)分子生物学実験

 などの項目を準備しています。
 実験に際しては、グループ編成を行いますのでグループごとに実験項目が異なる場合があります。実験テーマについては、あらかじめ指示します。生物材料調達の関係や天候の関係で、多少実験内容や実験順番が変わることがありますが、主な実験項目は以上の通りです。

#初回に班分けをするので、受講希望者は初回オリエンテーションに必ず出席してください。
授業実施方法(トピックの順番、オンライン授業など)が変更になる場合は、授業支援システムから連絡いたします。

成績評価

成績は、実験における取組み態度6割(出席は必須)、レポート点4割、の配分で評価しますが、担当教員により多少割合が異なることがあります。実験技術の習得および、観察・実験に基づく生命現象の理解が到達目標ですので、実験を行い、実験結果をまとめ課題とともにレポート提出をすることで、各実験テーマが完結します。これらの達成度で評価いたします。生物学A/Bが先行必要科目となっていますので、当然のことながら、実験内容および課題となる生物学に関する基礎知識の習得は単位習得にとっての重要な前提要件です。

備考(実務経験の活用を含む)

生物学実験を受講する場合には、生物学Aを履修しておいてください。講義と実験はセットです。生物に関する知識を身につけたうえで生物学実験を履修し、効果を上げるようにしてください。


実験実習は一斉に開始します。また、実験開始に際しては、各回の実験テーマに特有の安全指導を行なう場合があります。集団での共同実験、合同実験を行う性質上、所定の開始時刻に遅れないようにしてください。なお、実験室への飲食物の持ち込みは禁止です。

実験に際しての必要なものを以下に記しておきます。
・白衣(または汚れてもいい服装)
・履物は運動靴(滑らないもの)が望ましい(サンダルや高いヒール、下駄などは不可)。
・実験ノート
なお、実験に以下のものが必要となる場合があります。あらかじめ指示しますので、その際には持参して下さい。
・USBメモリースティック(フラッシュメモリ)
・防護眼鏡(化学実験用あるいは相当するもの)