生物学A<1組>(応生)

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
生物学A<1組>(応生)
Biology A
A600460004 2 1 前期授業 理系基礎科目 FLBAB1946-J1 金1 B3-201 小林 康一

オフィスアワー

木曜12時30分~13時30分(ただし、在室時はいつでもウェルカムです)。また、eメールでの質問や相談は常時受け付けます。

授業目標

 近年、生物学に関連する科学・技術はすばらしい発展を遂げています。バイオテクノロジー、遺伝子組換え、ゲノム編集、再生医療、生物多様性、地球温暖化などのような、社会に注目されている話題を見たり聞いたりしない日は無いといっていいでしょう。生物学は、生物の一員である人間の社会や、あらゆる生物をはぐくむ地球の環境問題とも密接な関わりをもつ科学分野です。生物学では、物理学や化学の硬質な法則性、演繹性に加えて、生物学の柔らかい多様性、偶有性を学ぶことで、「生命」の多面的な理解に繋がる思考法ともいうべき洞察力を身につけることを目指します。
 本講義では、生物のミクロな分子レベルの(物質的)側面から、個体を構成する細胞・組織・器官が協調しながら機能していることを学び、生物に関する基礎知識と生命の概念を習得することを目標とします。
 後期の生物学Bとともに受講することで、大学で学ぶべき生物学の基本事項を一通り学習し、幅広い科学的知識を理解できる「科学リテラシー」を身につけることを望みます。

教科書

「理工系のための生物学」 坂本順司著 裳華房 2011年第2版 ¥2700 (生物学B 共通)
プリントやWEB資料も活用します。

参考書

「キャンベル生物学 原書11版」  池内 昌彦、伊藤 元己、箸本 春樹、道上 達男 監訳 丸善出版
適宜、論文やWEB資料も活用します。

授業時間外の学習(準備学習等について)

 授業計画にもとづいて、あらかじめ教科書の相当部分を読んで予習しておくことが、講義時の理解を容易にしてくれます。講義資料をWebに掲載するので、それにも目を通しておいてください。授業後は、その日のうちに一通り復習し、教科書や講義資料の内容を確認してください。授業や予習、復習中に疑問に思った点はそのままにせず、授業中や授業後に質問したり、参考書やインターネットで調べ、必ず自分の中で解決してください。さらに、興味を持った部分を自らすすんで調べ、まとめることで、単なる知識の暗記に終わることのない基盤となります。

授業の概要

 生物学Aでは、生命とはなにか、から始まり、生体構成物質の物理化学的特性、分子・細胞レベルでの生物の統一性、遺伝情報の複製と発現機構について講義します。また、生物の系統と進化、多様性について解説します。適宜、生物学の歴史、人や社会と生物学との関わり、関連する最近の話題や知見などを紹介し、生物学の面白さや奥深さを実感してもらいたいと思います。
 後期の生物学B(田中)では、生物の発生の仕組みや個体を構成する細胞・組織・器官が協調しながら機能していることを学び、生物に関する基礎知識と生命の概念を習得していきます。

授業計画

第1回 生命とはなにか?、生体物質:糖 準備学習等 教科書の1.1-1.2をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第2回 生体物質:脂質とタンパク質 準備学習等 教科書の1.3-1.4をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第3回 細胞と細胞内小器官 準備学習等 教科書の2.1-1.3をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第4回 細胞骨格と細胞周期 準備学習等 教科書の2.4-2.5をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第5回 代謝と酵素:解糖系から酸化的リン酸化までを例に 準備学習等 教科書の3.1-3.3, 3.5をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第6回 光合成 準備学習等 教科書の3.4をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第7回 遺伝と遺伝子と核酸 準備学習等 教科書の1.5と4.1をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第8回 DNAの複製と修復 準備学習等 教科書の4.2をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第9回 転写と翻訳 準備学習等 教科書の4.3-4.4をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第10回 遺伝子の発現調節 準備学習等 教科書の4.3転写調節と4.5をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第11回 生物の系統と進化 準備学習等 教科書の9.1-9.4をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第12回 進化のメカニズム 準備学習等 教科書の9.1-9.4, 12.2をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第13回 多様性:細菌と動物 準備学習等 教科書の9.5をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第14回 多様性:植物と原生生物 準備学習等 教科書の9.5をよく読み、WEB資料に目を通しておいてください。
第15回 ウイルス 準備学習等 WEB資料に目を通しておいてください。

成績評価

講義で扱った生物学における各項目への理解度によって成績評価を行います。
講義中または講義後に、授業支援システムを用いて、前回の講義内容に関する小テストを行います。成績評価は、小テストの結果と期末試験により行います。
合格(C以上)となるためには、生物学の基本を成す重要概念に関して最低限6割程度の内容をしっかりと説明できることが必要です。