環境心理学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
環境心理学特論
Special Topics in Environmental Psychology
Q122050001 2 1 前期授業 専門科目 HSSPE6602-J1 水2 A15-432(言語情報共同研究室) 飛田 国人

オフィスアワー

水曜日12:10-12:55

授業目標

本講義では、ヒトの生理指標を基にした環境の心理学的研究法を理解することを目標とする。具体的には、以下の能力を身につけることを達成目標とする。

1. 生理指標(心拍、眼球運動、体温、脳活動)について説明できること
2. 生理指標(心拍、眼球運動、体温、脳活動)を用いた環境の心理学研究法について説明できること

教科書

宮田 洋 (監修)『新 生理心理学〈1巻〉生理心理学の基礎』北大路書房
ISBN-13: 978-4762821141

参考書

宮田 洋 (監修)『新 生理心理学 2~3巻』北大路書房

関連科目

認知心理学特論、発達心理学特論、人間情報システム特論

授業時間外の学習(準備学習等について)

シラバスに毎回の授業内容に対応する教科書の節番号を記載しているので、予習として教科書の該当部分を読み、わからない点をまとめておくこと。さらに、各回の講義は担当学生が主体となって進めるため、各学生は担当する内容について教科書以外の参考書なども調べて、担当回までにわかりやすい配布資料を作成すること。

授業の概要

建築・都市環境や睡眠環境だけでなく、水中環境、無重力環境など、ヒトが身体を暴露する環境は幅広い。ヒトの心理・行動を理解する上で、人体生理と環境の関係を明らかにすることは不可欠である。以前は大きく持ち運びが困難であった生理測定機器もずいぶんと小型化され、これまでは測定することができなかった環境で使用することが可能となっている。本講義では、ヒトの生理機序と生理指標を基にした環境の心理学的研究について論じる。講義は担当学生が事前に調べた内容を、他者に説明する形式をとる。学生は担当回までにレジュメを作成することが求められる。

授業計画

第1回 イントロダクション 準備学習等 次のキーワードについて事前に調べる:
環境心理学
第2回 心拍の基礎知識 準備学習等 教科書9章
第3回 心拍の計測と処理 準備学習等 教科書9章
第4回 眼球運動の基礎知識 準備学習等 教科書15、16章
第5回 眼球運動の計測と処理 準備学習等 教科書15、16章
第6回 体温調節の基礎知識 準備学習等 教科書13章
第7回 体温の計測と処理 準備学習等 教科書13章
第8回 近赤外光による脳機能測定の基礎知識 準備学習等 西牧謙吾『脳科学と障害のある子どもの教育に関する研究; 第5章 NIRSによる脳機能測定』Webで検索すれば閲覧可能
第9回 近赤外光による脳機能測定の計測 準備学習等 西牧謙吾『脳科学と障害のある子どもの教育に関する研究; 第5章 NIRSによる脳機能測定』Webで検索すれば閲覧可能
第10回 近赤外光による脳機能測定データの処理 準備学習等 西牧謙吾『脳科学と障害のある子どもの教育に関する研究; 第5章 NIRSによる脳機能測定』Webで検索すれば閲覧可能
第11回 脳波の基礎知識 準備学習等 教科書6、7章
第12回 脳波の計測と処理 準備学習等 教科書6、7章
第13回 光環境の基礎知識 準備学習等 次のキーワードについて事前に調べる:
光束、照度、輝度
第14回 光環境の計測 準備学習等 次のキーワードについて事前に調べる:
緑被率、天空率、形態係数
第15回 音環境の基礎知識 準備学習等 次のキーワードについて事前に調べる:
ラウドネスレベル、騒音レベル、遮音等級

成績評価

授業目標(達成目標)の1〜2の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、

1. 2つの生理指標について、環境の心理学的研究法を適切に説明できる
2. 生理指標を用いた研究の内容を適切に理解できること

上記2点を達成することが求められる。成績を評価する手段として、(1)授業内での発言等の授業への参加態度、(2)担当回の配布資料、(3)担当回の説明と質疑応答、(4)レポートを用いる。成績評価に占める割合は(1)授業内での発言等の授業への参加態度20%、(2)担当回の配布資料30%、(3)担当回の説明と質疑応答30%、(4)レポート20%とする。