精神看護学演習IIB

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
精神看護学演習IIB
Seminar of Psychiatric Nursing II B
P620960001 2 1 後期集中 専門科目 NNNUR6419-J2 割外 オンライン(羽曳野キャンパス),羽曳野教室(仮) 冨川 順子・他

オフィスアワー

冨川 順子:月~金 12:00~13:00

授業目標

1.対象者と看護専門家としての関係を築くために必要な看護理論について説明し、基本傾聴技法を用いて面接を行うことができる。
2.プロセスレコード及びリフレクションについて説明することができ、対象者との関係についてこれらの技法で振り返ることができる。
3.代表的な心理療法である、認知療法、行動療法、心理教育、SSTについて、実際の体験を通した理解について説明できる。
4.精神看護専門看護師として、モデル事例の直接ケアのための看護過程の展開と調整方略の立案を行うことができる。
5.精神看護専門看護師として、モデル事例のコンサルテーションを実際に体験し、その方略について分析と改善点の検討ができる。
6.精神看護専門看護師として、臨床での倫理問題の特定と、調整のための方略について述べることができる。

教科書

・A B Hamric他、中村美鈴、江川幸二監訳(2017):高度実践看護統合的アプローチ、へるす出版.
・クララ・E・ヒル、藤生英行監訳(2014):ヘルピング・スキルー探求・洞察・行動のためのこころの援助法 第2版、金子書房.患者ケアとナース支援のために,医歯薬出版

参考書

講義内で提示する。心理療法については精神看護学特論Ⅱと同じ。
・ 筒井真由美(2020):看護理論家の業績と理論評価,医学書院.
・ 野末 聖香,片平 好重,住吉 亜矢子,樋山 光教,早川 昌子,宇佐美 しおり著:リエゾン精神看護―患者ケアとナース支援のために,医歯薬出版.
・ サラTフライ(2010):看護実践の倫理 倫理的意思決定のためのガイド,日本看護協会出版会.
・ 本間正人,松瀬理保:コーチング入門,日本経済新聞

関連科目

精神看護学特論Ⅰ・Ⅱ、精神看護学援助特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、精神看護学演習ⅠB、精神看護学実習Ⅰ・Ⅱ

授業時間外の学習(準備学習等について)

・精神科医療における治療法(精神看護学特論Ⅱ,精神看護学援助特論Ⅰ・Ⅱ)やチーム医療の中での役割,CNSの役割(精神看護学援助特論Ⅱ)を復習しておく。
・授業計画にある5つのテーマに沿って,1,2,5にはプレゼンテーション、あるいは演習資料の準備をすること。演習には,具体的な手順やスキルの予習をして臨むこと。
・2は演習で実施した面接1場面について、振り返りをして提出すること。
・4は講義内で講師から示される課題あり。

授業の概要

 精神看護学特論Ⅰ・Ⅱ, 精神看護学援助特論Ⅰ・Ⅱで学習した理論やモデル,技法を活用して精神看護専門看護師S役割を展開するための実践力を高める。看護問題解決に向け,効果的な介入方法を検討し,ロールプレイやグループワークを活用し介入・相談のスキルを修得する。さらに,文献検討から卓越した介入方法を検討する。
 また精神科に特徴的な倫理問題について,検討モデルを使った問題解決方法を取得する。

授業計画

1.精神看護の基礎となる信頼関係を築く技術演習
①  対人関係論と援助的(治療的)関係の看護理論
②③ 関係を振り返るための方法:プロセスレコードとリフレクション
④  基本傾聴技法

2.信頼関係を築くためのヘルピングスキル演習【郷良淳子 集中講義12月頃】
⑤   ヘルピングの基礎  
⑥⑦  ヘルピングの各技法についてのロールプレイと振り返り
⑧⑨⑩ ヘルピングスキルを活用した面接をロールプレイでビデオ撮影し,振り返りで自己理解と対象者の心理の理解を深め,介入技法を高める

3.心理療法技術の向上についての演習
⑪   認知療法7カラム法
⑫   行動療法の事例への適用
⑬   心理教育
⑭⑮  アサーショントレーニング(or SST)体験

4.精神看護専門看護師の活動の実際 【木村里美 集中講義10~11月頃】
⑯⑰  リエゾン精神看護専門看護師が扱うコンサルテーションのタイプと介入方法、実際
⑱   リエゾン精神看護専門看護師の病院での役割と役割開発の実際
⑲   精神科医療現場における倫理的問題

5.精神看護専門看護師としての介入の演習
1)直接ケアと調整
⑳㉑㉒㉓ モデル事例への看護過程の展開と、調整方法について介入計画を立てる。

2)コンサルテーション
㉔㉕㉖㉗ 臨床での具体的な相談体験をもとに,コンサルテーション介入のプランの立案と,介入場面のローププレイ演習の撮影,振り返りをしてコンサルテーション方法について分析を行う.

3)倫理調整
㉘㉙㉚ 学部生の倫理カンファレンスにコリーダーとして参加し,ディスカッションされた倫理問題の特定、解決方法について分析を行う。

成績評価

 演習及び演習の課題資料とロールプレイ及びディスカッション、プレゼンテーション資料と発表内で示された、授業目標の達成度で評価する。

合格(C判定)の基準
1.対象者と看護専門家としての関係を築くために必要な看護理論について説明し、基本傾聴技法を用いて面接をする。
2.プロセスレコード及びリフレクションについて説明し、対象者との関係についてこれらの技法で振り返る。
3.代表的な心理療法である、認知療法、行動療法、心理教育、SSTについて、演習内で実際に体験し、演習を通して理解したことについて説明する。
4.モデル事例で直接ケアのための看護過程の展開と調整方略の立案を行う。
5.モデル事例のコンサルテーションを実際に体験し、その方略について分析をして改善点の検討をする。
6.臨床での倫理問題の特定と、調整のための方略について述べる。