精神看護学演習IA

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
精神看護学演習IA
Seminar of Psychiatric Nursing IA
P620920001 2 1 前期集中 専門科目 NNNUR6416-J2 割外 羽曳野教室(仮) 冨川 順子・他

オフィスアワー

冨川順子:木 13時~15時

授業目標

精神看護に関する文献レビューを通して,研究テーマと研究方法について学習する。
専門知識を基盤とす精神看護に必要なアセスメント力をつける。

(達成目標)
1.精神看護学特論Ⅰおよび精神看護学援助特論Ⅰで学習した理論や知識を使って,具体的な精神障害者の看護アセスメントができる。
2.質的・量的研究方法を使った看護研究について,文献レビューの視点を使って評価できる。

参考書

・ 野村総一郎,樋口輝彦,尾崎紀夫,朝田隆著:標準精神医学 第5版,医学書院
・ 中根 允文,岡崎 祐士,藤原 妙子,中根 秀之,針間 博彦訳:ICD-10 精神および行動の障害 DCR研究用診断基準(新訂版),医学書院
・ 南裕子 編集:実践オレムアンダーウッド理論 心をいやす アクティブナーシング,講談社
・ 日本専門看護師協議会監修、宇佐美しおり・野末聖香編集(2009):精神看護スペシャリストに必要な理論と技法、日本看護協会出版会
・ 末松弘行,河野友信,吾郷晋浩著:心身医学を学ぶ人のために,医学書院

授業時間外の学習(準備学習等について)

・1~12の講義はプレゼンテーションとディスカッションで進める。各疾患の事例に対するアセスメントの実際についてプレゼンテーションの準備を行うこと。さらに,ディスカッションに積極的に参加できるように,基本的知識は各自で事前に復習して臨むこと。
・13~17は具体的な事例のアセスメントをプレゼンテーションし,ディスカッションする準備を行うこと。
・18~30は文献レビューのディスカッションとする。担当プレゼンテーション1週間前にはレビューする文献を参加者に配布すること。初回時に配布したレビューの視点と留意点を踏まえてプレゼンテーションの準備をすること。参加者は配布された文献を精読し,評価・疑問点を整理して講義に臨むこと。
・講義後は,自分に不足していた視点を確認し,次の講義にはそれを補って臨むこと。

授業の概要

精神看護学に関する先行文献のレビューの演習を通して,精神看護学における現在の研究テーマや範囲,研究の方向性,課題について検討する。精神疾患の特性や診断基準の学習,精神分析理論と看護への適用,精神看護のアセスメントの基盤となる理論と方法などについて学習し,それらを統合して事例のアセスメントについて演習する。

授業計画

1    DSM-Ⅴ,ICDと看護アセスメントの関連
2-10 DSM-Ⅴの診断基準・心理検査・臨床検査を活用してアセスメントを行う
      急性期・慢性期の統合失調症,双極性気分障害,パーソナリティー障害など
11   精神症状・精神状態のアセスメントの視点 
12   セルフケア理論を使ったアセスメントの視点
13-17 事例を用いて,DSM-Ⅴ,あるいはICDの新d難枠組みとセルフケア理論の視点からのアセスメント演習
18   量的研究方法による看護研究について量的文献レビューの視点を用いてレビューを行う
19   質的研究方法による看護研究について質的文献レビューの視点を用いてレビューを行う
20-24 キーワードによる複数の量的,質的研究を用いて,文献レビューを行う
25-30   精神看護学における研究のテーマや研究方法を概観し,精神看護における研究課題について検討する

成績評価

 各講義でのディスカッションへの参加,プレゼンテーションの資料と発表,課題レポートで示された授業目標の達成度で評価する。

合格(C判定)の基準
1.DSMーⅤに基づいた診断、精神機能と自我機能のアセスメント、精神分析的なアセスメント、精神機能の発達の視点からのアセスメント、ストレスと危機の影響の精神機能へのアセスメントをする。
2.セルフケア理論に基づいた看護過程で、モデル事例のアセスメントを統合してセルフケア不足の査定を行い、必要な看護ケアについて記述する。
3.質的・量的研究方法を使った看護研究について,文献レビューの視点を使って評価する。