精神看護学援助特論II

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
精神看護学援助特論II
Nursing Intervention for the Mentally Disordered II
P620400001 2 1 後期授業 専門科目 NNNUR6413-J1 土3 オンライン(羽曳野キャンパス),羽曳野教室(仮) 冨川 順子・他

オフィスアワー

冨川順子:月~金 12:00~13:00

授業目標

1.精神看護専門看護師の精神医療福祉システムの中でのchange agencyとしての役割を果たすために,精神看護専門看護師の役割と,それぞれの方略の特徴について説明できる。
 精神看護専門看護師の日本と海外における現状、直接ケア・コンサルテーション・調整・倫理調整・教育・研究について、どのような機能か説明できる。
2.精神科救急医療、精神科慢性期医療、精神科地域医療と精神科訪問看護、リエゾン精神看護の現状と課題、精神看護専門看護師の活動の特徴と課題について説明できる。

教科書

A B Hamric他、中村美鈴、江川幸二監訳(2017):高度実践看護統合的アプローチ、へるす出版.

参考書

・ 野末 聖香,片平 好重,住吉 亜矢子,樋山 光教,早川 昌子,宇佐美 しおり著:リエゾン精神看護―患者ケアとナース支援のために,医歯薬出版
・ サラ・T・フライ,メガン-ジェーン・ジョンストン著,片田範子,山本あい子訳:看護実践の倫理 意思決定のためのガイド,日本看護協会出版会
・ ヴェレナ・チューディン編,井部俊子監修:境界を超える看護 倫理学へのアプローチ, エルゼビア・ジャパン
・ 南裕子 編集:実践オレムアンダーウッド理論 心をいやす アクティブナーシング,講談社
・ 日本専門看護師協議会監修、宇佐美しおり・野末聖香編集(2009):精神看護スペシャリストに必要な理論と技法、日本看護協会出版会

関連科目

精神看護学特論Ⅰ・Ⅱ、精神看護学援助特論Ⅰ、精神看護学演習ⅠB・ⅡB、精神看護学実習Ⅰ・Ⅱ

授業時間外の学習(準備学習等について)

・ ①~⑪の講義は主に講義とディスカッションで進める。講義前には指示された参考書から基本的知識を学習し,テーマに対する疑問や実践課題を持って臨むこと。
(テーマに関連する具体的な事例を持ち寄り,ディスカッションする準備をすることが望ましい。)
・ ⑫~⑮の講義は,講義に従ってディスカッションを行う。参加前にこれまでの講義で学習した心理療法、とくに認知行動療法、心理教育とSSTについて復習しておくこと。
・ 復習として,演習・実習で活用できるように①~⑦の知識の整理を行っておくこと。

授業の概要

1 現在の日本の精神健康問題,及び精神科医療・精神看護に対するニーズの多様性を理解し,精神科医療・精神看護に期待される役割と課題について考察し,変化に対応する精神看護専門看護師に必要な能力を検討する。
2 精神看護専門看護師が精神医療福祉システムの中でのchange agencyとしての役割を果たすための,直接ケア,チーム医療の中での連携・調整,コンサルテーション,倫理的調整,教育,研究における機能と,それぞれの方略について学習する。

授業計画

1精神医療福祉システムの中でのchange agencyとしての役割を果たすための,精神看護専門看護師の役割と方略、現状と課題について学習する

① 精神看護専門看護師の歴史、精神医療福祉システムの中での役割(change agencyとして)、課題
② 卓越した実践と直接ケアを提供するための方法と介入技法
③ チーム医療や連携を支えるための調整方法
④ コンサルテーションとコーチィング
➄ 倫理調整を行うための原則とモデル
⑥ 精神看護専門看護師としての教育的役割を果たすための方法
⑦ 看護実践への研究成果の活用

2.精神看護専門看護師が活躍する場と活動の特徴について学習する
⑧ 精神科救急と精神看護専門看護師
⑨ 精神科慢性期病棟、退院支援と精神看護専門看護師
⑩ 精神科訪問看護と精神看護専門看護師
⑪ リエゾン精神看護と精神看護専門看護師

【増子高通  集中講義】
3.精神看護専門看護師として必要な心理療法技術の理解を深め、他職種が看護師に期待する役割について学習する
⑫ 心理療法の基礎と看護への適用
⑬ 臨床における認知・行動療法の実際と看護での活用
⑭ 臨床における心理アセスメントの実際と看護での活用
⑮ 臨床における心理相談の実際と看護の役割

成績評価

各講義でのディスカッションへの参加,プレゼンテーション資料と発表で示された、授業目標の達成度で評価する。

合格(C評価)には以下についてできることが必要。
1.精神看護専門看護師の精神医療福祉システムの中でのchange agencyとしての役割を果たすために,精神看護専門看護師の役割と,それぞれの方略の特徴について説明する。
 精神看護専門看護師の日本と海外における現状、直接ケア・コンサルテーション・調整・倫理調整・教育・研究について、どのような機能か説明する。
2.精神科救急医療、精神科慢性期医療、精神科地域医療と精神科訪問看護、リエゾン精神看護の現状と課題、精神看護専門看護師の活動の特徴と課題について説明する。