小児看護学特論

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
小児看護学特論
Child and Family Health Nursing
P620330001 2 1 前期授業 専門科目 NNNUR6324-J1 水5 B403 楢木野 裕美

オフィスアワー

楢木野裕美:事前連絡(naragino@nursing.osakafu-u.ac.jp)をして下さい

授業目標

 現代のわが国の少子高齢化および多様化する社会は、子どもたちにとって「自己肯定感・
有能感」を育てにくい環境にある。小児期の成長発達を理解するとともに、小児を取り巻く
社会環境の変化と現状、現代の家族関係や家族発達の特徴、および社会環境に起因する
健康問題を明らかにする。また子どもの権利条約の理念に基づいた健康生活について発達
的観点から考究し、人格形成に必要な健康課題とその評価について探求する。
達成目標は以下である。
1.各理論家の発達理論について説明できること
2.現代社会における子どもの育ちについて説明できること
3.健康な子どもの育ちをサポートする大人のかかわりについて報告できること

教科書

特に指定しない

参考書

鯨岡峻.関係発達論の展開、ミネルヴァ書房2005.

関連科目

小児看護学援助特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

授業時間外の学習(準備学習等について)

授業時のテーマに沿った研究論文等を参考にして、主体的に授業での発表・討議に臨んでください。
またテーマに関連した最新のトピックスについても情報収集してください。

授業の概要

1.世界および日本の子ども観の変遷、発達理論の研究史 
2.発達理論の概要(1):フロイト(自我) 
3.発達理論の概要(2):エリクソン(心理社会的理論)
4.発達理論の概要(3):ピアジェ(認知発達理論)
5.発達理論の概要(4):ヴィゴツキー(社会文化的認知理論)
6.発達理論の概要(5):ボウルビー(愛着理論)
7.発達理論の総括
8.成長発達の過程と関連因子:乳児・幼児期
9.成長発達の過程と関連因子:学童・思春期            
10.親子関係と原初的コミュニケーション(1)  
11.親子関係と原初的コミュニケーション(2) 
12.生涯発達の視点から捉えた子どもと親の健康の意義
13.現代社会における子どもの生育環境と健康問題
14.子どもの成長発達とQOL
15.まとめ:子どもと家族の総合的理解と健康に関する今後の課題

成績評価

達成目標の達成度で成績評価する。単位を取得するためには、各理論家の発達理論を概説できること、特に関心のある発達理論について、小児看護への応用を報告できること、現代社会の状況を踏まえた子どもの育ちについて先行研究を概説し討議できることを求める。成績評価の手段として、プレゼンテーション、他の受講生との討議の参加度、レポートを用いる。成績評価に占める割合は、プレゼンテーション40%、討議の参加度20%、レポート40%とする。合わせて60点以上を合格とする。