看護学研究法

科目名
Course Title
授業コード 単位数 配当年次 開講期間
Term
科目分類 ナンバリング
コード
曜日
コマ
教室 担当教員氏名
Instructor
看護学研究法
Nursing Research
P620020001 2 1 前期授業 専門科目 NNNUR5102-J1 月4 B403 籏持 知恵子・他

オフィスアワー

月曜日・木曜日 12:00~13:00

授業目標

看護における研究の意義と特徴を理解し,研究に必要な知識や方法論の概要について理解するための科目であり、研究論文をクリティークし、研究計画を立案する基礎的視点を習得することを目的とする。

具体的には以下の能力を身につけることを達成目標とする。
1)研究における理論・概念枠組みの重要性、研究デザインと方法、研究結果を実践に活用するためのクリティークの観点について理解を深め、説明できる。
2)文献検索を方法を理解し、自己の興味のあるテーマで実際に文献検索ができる。
3)量的研究方法としては、実験・準実験研究および非実験研究デザインの原則、標本抽出法、データ収集法、測定用具(信頼性と妥当性)等について、実際の研究論文において確認し、説明できる。
4)質的研究方法としては、データ収集方法および分析方法を中心に、その妥当性の吟味について説明できる。
5)研究計画書に含む内容を説明できる。

教科書

①D.F.ポーリット,C.T.ベック(近藤潤子監訳):看護研究-原理と方法(第2版),医学書院,2010.
②ホロウェイ,ウィラー(野口美和子監訳):ナースのための質的研究入門(第2版),医学書院,2006.

参考書

・南裕子,野嶋佐由美編,看護における研究第2版、看護協会出版会,2017.
・小笠原知枝・松木光子編:これからの看護研究 -基礎と応用-(第3版),ヌーベルヒロカワ,2013.
・グレッグ美鈴・麻原きよみ・横山美江 編著:よくわかる質的研究の進め方・まとめ方 看護研究のエキスパートを目指して(第2版),医歯薬出版株式会社,2016.
・山川みやえ、牧本清子 編著:研究手法別のチェックシートで学ぶ よくわかる看護研究論文のクリティーク, 日本看護協会出版会,2020.
・その他、講義の中で適宜紹介する。

授業時間外の学習(準備学習等について)

授業時間だけでは、講義の内容を理解し研究計画書を立案することはできません。
事前に教科書①「看護研究-原理と方法」、②「ナースのための質的研究入門」、その他参考文献の該当部分を読み講義に出席して下さい。
また、一部の授業は、院生の担当者を決め資料の事前指導を行い講義時間に院生によるプレゼンテーション・質疑応答を行います。また、文献検索演習はオンデマンドでの動画視聴を行い各自が演習に取り組む予定です。

〈課題と提出期限〉
授業概要の授業内容欄に*印のついている講義は、資料をグループで作成し、授業の2週間前までに事前指導を受けて修正して下さい。修正した資料を用いて、担当授業時にプレゼンテーションを行います。

授業計画

第1回 オリエンテーション
看護研究の意義と目的
(担当:籏持)
準備学習等 教科書①1章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第2回 研究のプロセス
(担当:田中)
準備学習等 教科書①3章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第3回 概念枠組みと仮説設定
(担当:田中)
準備学習等 教科書①6章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第4回 コンピューターを用いた文献検索演習(1)
(担当:籏持・都筑)
準備学習等 事前に文献検索の動画を視聴しておく    
ID・PWの準備電子ジャーナルにアクセスする
第5回 コンピューターを用いた文献検索演習(2)
(担当:籏持・都筑)
準備学習等 事前に文献検索の動画を視聴しておく    
ID・PWの準備電子ジャーナルにアクセスする
第6回 量的研究デザインとその概要(1)
  関連性探索型研究(非実験研究)
(担当:籏持)
準備学習等 教科書①8章、10章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第7回 量的研究デザインとその概要(2)
  実験・準実験研究
(担当:田中)
準備学習等 教科書①8章、10章教科書①8章、10章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第8回 看護研究における測定とデータ収集
  データ収集法と測定用具の信頼性と妥当性
(担当:籏持)
準備学習等 教科書①14章~18章を教科書を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第9回 看護研究におけるデータ収集と分析方法
  標本抽出法、記述統計、推計統計
(担当:籏持)
準備学習等 教科書①13章、19章、20章を教科書を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第10回 看護研究論文のクリティーク
(担当:都筑)
準備学習等 教科書①5章、26章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第11回 質的研究の特徴と進め方
(担当:長畑)
準備学習等 教科書②1章、2章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第12回 質的研究へのアプローチ(研究方法)
(担当:長畑)
準備学習等 教科書②9章、10章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第13回 質的研究のデータ分析の方法と実際(1)
(担当:長畑・都筑)
準備学習等 教科書①23章、教科書②5章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第14回 質的研究のデータ分析の方法と実際(2)
(担当:長畑・都筑)
準備学習等 教科書①23章、教科書②15章を読み、まとめ、疑問点等を整理しておく。
第15回 研究計画書
(担当:田中・籏持・長畑・都筑)
準備学習等 教科書①25章その他、オリエンテーション時に提示した参考文献の研究計画書作成に関する内容を読み、研究計画書の構成についてまとめ、研究計画書を作成して授業に臨む。

成績評価

授業回数の2/3への出席が評価の前提となる。
成績を評価する手段はレポート(研究計画書)にて行う。
Cとなるためには現段階で興味のある課題について、研究計画書に必要な構成要素を含み、文献検討をふまえた上で、内容に一貫性のある研究計画書を作成することが求められる。